映像制作会社で大容量化する
データ管理をより安心安全に
3Uラック型NAS採用で海外拠点との送受信にも期待
株式会社コロッサス
映像制作会社で大容量化する
データ管理をより安心安全に
3Uラック型NAS採用で海外拠点との送受信にも期待
株式会社コロッサス
課 題
専任のIT担当者がいないため、導入や運用が容易なNASが必要
ソリューション
初期設定も操作も直感的で管理負担を感じることなく運用できる。
映像制作会社のコロッサスは、ストレージリソース増強に際し、かねてから取引があり信頼していたドスパラに相談。同社の要望に応じてドスパラが提案したのが、Synology(シノロジー)社のNASである。リーズナブルで導入が容易、ITの専門家でなくても直感的に操作しやすいことで、唯一無二の制作データをより一層、安心安全に管理できるようになった。
【導入の背景】
社内ストレージ容量が不足。香港とのデータ送受信にも不満
コロッサスは、ゲームや映画、プロジェクションマッピングなどに使用するハイエンドのCGムービーを制作している。元々映像データは大容量になりがちだが、近年4K対応などのため、データ容量は増加の一途を辿っており、社内のストレージリソースが不足し始めていた。また、複数名で使用しているとき、データを削除するとサーバからの応答が悪くなるという問題も生じていた。
そこで、新たなストレージとしてNASの導入を検討。以前から取引があり、信頼関係ができていたドスパラに相談した。
【導入のポイント】
ドスパラに薦められSynologyのNASを選択
コロッサスの要望を聞いたドスパラが薦めたのが、Synology RackStation RS4017xs+であった。Synology社のNASは、独自OS「DiskStation Manager」で動作するNASで、導入のしやすさとGUIベースの優れた操作性、多彩な機能などが評価され、ヨーロッパではマーケットシェアはNo.1を誇る※。
大野氏は、「使い慣れたWindowsインターフェイスではなかったので、ちょっと不安はありました。ただ、私は本来デザイナーです。コンピューターに多少詳しいということで管理を担当しているだけで、ITの専門家ではありません。しかし、専門家であるドスパラが薦めるならと選択しました。もちろん、事前にスペックを調べたり価格の比較はしましたし、今回もSynologyの製品をすでに導入している映像会社に話を聞いたりして確認しました」と語る。
実際に使い始めたのは2017年7月から。導入はスムーズに進んだと大野氏はいう。「アクセス権限設定のところでちょっと迷いましたが、ドスパラにメールで問い合わせたところすぐに回答があり、思った以上に簡単でした。問い合わせたのはそのくらいで、あとは問題なくすぐに使い始めることができました」と評価している。
※「GFK Study 05.2014」による。
【導入効果】
標準機能で削除ミスも簡単に復元可能
Synology製NASを導入することで、複数名での同時使用時の問題が解決した。さらにDiskStation ManagerのGUIの操作性に関して大野氏は、「スマホを触っているみたいです。ダブルクリック不要で使いやすい」という。特に便利に感じているのが標準で装備されている「ゴミ箱」機能。「間違って削除しても元に戻せるので安心です。従来のシステム構成では、別途バックアップ用のソフトが必要で、10万円ほどする製品を使用していました」(大野氏)。なお、同社では日曜夜に自動的にゴミ箱内のファイルを削除し、野放図にデータが膨張することを防いでいる。
また、同社は香港にある拠点から、1TBのデータ送受信を行うこともあり、大容量ファイル転送機能「Presto」が標準装備となっていることから、今後「香港とのデータ送受信に、ぜひ活用したい」と期待は高い。また、更新したデータを前の世代のデータに戻せる「Snapshot」にも興味を持っている。
最後に大野氏はドスパラに対して、「当社のシステム環境がわかっているので、詳しく説明しなくても通じるし、信頼もしています。IT製品は新しいものがどんどん出てくるので、その時々で的確な提案を期待しています」と語った。
※文中記載の組織名・所属・役職等はすべて2018年時点(インタビュー時)のものです。
お客様紹介
株式会社コロッサス
大野 洋一 氏
プロダクション スーパーバイザー
設立 | 2007年 |
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所在地 | 東京都新宿区高田馬場4丁目9−12 日新西北ビル 2F |
担当者名 | 大野 洋一 氏 |
企業HP | http://cls-studio.co.jp/ |