ブリッジインターナショナルは、インサイドセールスのアウトソーシングサービスを提供している。インサイドセールスの拠点は複数あり、多くのインサイドセールス・レップが業務を行っている。現在、社内のPCは約650台、そのうち約550台がインサイドセールスの拠点で利用されている。

同社は従来、PCを3年レンタルで調達していたが、課題があった。PCはしばしば2年目頃から調子が悪くなり始める。しかし、レンタル期間が終了するまでは使い続ける必要があり、それが社員のストレスとなっていた。そのため2年レンタルに変更することを検討したが、コストが約1.5倍になってしまう。また、同社は右肩上がりに成長を続けており、毎月のように新入社員が入社する。そのたびにシステム管理部門ではPCのセットアップが必要だ。

特に問題なのが、新卒が入社する4月。2023年の入社が約40名で、その分のPCを新たに調達するのに加えて、レンタル期間が終了したPCの入れ替え作業もあり負担になっていた。同社の柿沼氏は、「インサイドセールスではお客様の情報を扱うため、PCに強固なセキュリティー設定を施しています。そのため1台のセットアップに1時間程度かかり、管理スタッフはこの時期、他の作業が何もできないような状態でした」と語る。

導入した機種は、法人向けWindows 11搭載の14インチノートパソコン「THIRDWAVE　BizPro14」である。ドスパラプラス側でPC本体とACアダプター、LANアダプターなどをキッティングして送付している。従来の機種は厚みがあり重いノートPCだった。コロナ禍で在宅勤務をする際、PCを自宅に持ち帰る必要があったが、その持ち運びが大変と不評だった。

「THRDWAVE BizPro14」は、軽量薄型のスタイリッシュな筐体で持ち運びも容易。最新機種が利用できるので、処理性能も格段に上がり、社員の評判も上々だ。