サードウェーブの
高性能ノートPCを活用し
建設業界のデジタル変革を牽引
株式会社M&Ftecnica
サードウェーブの
高性能ノートPCを活用し
建設業界のデジタル変革を牽引
株式会社M&Ftecnica
課 題
・ 現場に持ち出すことが多いので軽量大画面のノートPCが必要
・ 重いデータでも安定して扱えるPCが欲しい
ソリューション
・ サードウェーブの15インチのワイドモニター搭載ノートPCを採用
・ 故障が少なく、迅速なサポートを提供
性能と価格のバランスが良く、各人の業務に合わせて選べるところを評価しました。
建築業界のデジタル変革に取り組む株式会社M&Ftecnica(以下、M&Ftecnica)は、BIM活用に最適なPCとして様々なメーカーの製品を試した結果、サードウェーブを選定した。価格と性能のバランスが良く使いやすいラインナップが揃っているため、各人の業務にフィットするPCを容易に導入可能に。故障も少なく安定稼働に貢献している。
BIM活用に最適なPCを求め様々なメーカーのPCを試す
M&Ftecnicaは、1999年から施工図作成のアウトソーシングサービスを手がけてきた。新たにBIM(Building Information Modeling)が登場すると、今後はBIMが従来のCADに代わって主流となると判断し、取り組み始めた。その後、取り組みの中で培ったBIM活用のノウハウを盛り込み、データ連携をしやすく、かつ日本の現場に合わせた形で活用するため、オートデスク社のBIMソフトウェアであるRevitのアドオンソフト「MFTools」を開発。MFToolsはBIMデータの利用促進やパーツデータを製造工程など周辺業務でも活用できるようにする機能に特徴がある。さらにBIMに精通した技術者の人材派遣や、企業向けのBIM活用研修/導入コンサルティングなど、幅広くBIM活用を支援するサービスを提供している。
同社はBIMに取り組み初めてから、BIM活用に最適なPCを求め様々なメーカーのPCを試してきた。当初は失敗もあったと、代表取締役社長の守屋氏は次のように語る。「当初必要と言われた高スペックのPCをそのまま使っていました。しかし実際のCPUやメモリーなどの稼働状況をチェックすると、それほどの性能がなくても十分に動くことが分かり、改めて適正なスペックと価格のPCを探し始めました」。その中で声をかけたのがサードウェーブである。
作業時間を1/6に短縮、高性能とコスト効率を両立
同社が重視したPC選定のポイントは、コストパフォーマンスが高いことと故障が少なく安定して稼働することである。また生産設計チームの小林氏は、「BIMの操作には大きな画面が必要ですが、現場に持って行くことも多いので軽量かつ大画面のノートPCを希望しました」と語っている。これらのニーズにマッチしたのがサードウェーブのノートPCである。「性能と価格のバランスが良く、使いやすいラインナップが揃っているので各人の業務に合わせて選べるところを評価しました」(守屋氏)。
2021年1月から使い始め、現在まで断続的に24台のPCを導入。BIMのエンジニアを中心に、オフィス業務でも利用している。小林氏が利用しているのは、インテル Core i7搭載のTHIRDWAVE DX-A7である。ビジネスPCにカテゴライズされる製品ながら、32Gのメモリーを搭載し、「業務に支障なく使えています」と小林氏は語る。一方より重いBIMデータを扱う酒井氏が使っているのは、インテルCore i7 HシリーズとNVIDIA GeForce RTX 3060搭載のraytrek R5-AA6である。酒井氏は、「以前使っていたPCは、データオープンまで30分くらいかかっていました。今は5分程度に短縮し、助かっています」と語る。
性能を評価し企業研修用に12台を追加導入
2023年には企業研修用としてTHIRDWAVE DX-A7を12台導入した。以前は研修先企業のPCにソフトウェアをインストールしていたが、スペックが足らず動かないといった問題が発生していた。守屋氏は、「以前からソフトウェアをインストールしたPCを渡したいと思っていましたが、先行投資が必要なので踏み切れませんでした。昨年国交省がBIM活用に補助金を出すと発表したため需要が増えると考え、投資を決断しました。実際に上手く回るようになり、研修が倍近くに増えています」と語る。
安定稼働で故障が少なくサポートの早さに評価
サードウェーブから複数の機種を合計24台導入した同社だが、これまで問題が起きたのは1台のバッテリーエラーのみ。それもサポートに電話をして、すぐに交換できた。「それ以外には故障も、初期不良もありません。信頼性に満足しています」(守屋氏)。
建設業界は人手不足が続き、様々なプロジェクトに影響が出ている状況だ。屋外の作業が多く過酷な建築現場は、効率化が待ったなしの状況にある。デジタル化によって現場作業が効率化できれば、建築業界のみならず社会全体にとっても非常に有用だ。同社は、建築のデジタル化に、これからも本気で取り組んでいく。
導入機器(後継機のご紹介)
お客様紹介
株式会社M&Ftecnica
「建築デジタル、マジで、やる。」をミッションに掲げ、建設業界のデジタル変革を牽引すべく、BIMのアウトソーシングサービス、新規開発、人材派遣、教育・研修など多彩なサービスを提供している
守屋 正規 氏
代表取締役社長 COO
酒井 泰介 氏
生産設計チーム
小林 徹也 氏
生産設計チーム
守屋氏はPCを自作した経験もあり、PCの目利き。酒井氏はBIMのモデルを作り込む業務を、小林氏はパーツデータを製造工程などで活用するための業務を主に行っている。
設立 | 2018年(創業:1999年) |
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所在地 | 東京都江東区南砂2-36-11 |
担当者名 | 守屋 正規 氏 代表取締役社長 COO 酒井 泰介 氏 生産設計チーム 小林 徹也 氏 生産設計チーム |
企業HP | https://m-and-f.jp/ |
「建築デジタル、マジで、やる。」をミッションに掲げ、建設業界のデジタル変革を牽引すべく、BIMのアウトソーシングサービス、新規開発、人材派遣、教育・研修など多彩なサービスを提供している
守屋 正規 氏
代表取締役社長 COO
酒井 泰介 氏
生産設計チーム
小林 徹也 氏
生産設計チーム
守屋氏はPCを自作した経験もあり、PCの目利き。酒井氏はBIMのモデルを作り込む業務を、小林氏はパーツデータを製造工程などで活用するための業務を主に行っている。