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動画制作にビジネスプロフェッショナル向け高性能PCを活用
制作のスピードと質が向上し
Instagramのフォロワーが約2.2倍に増加

SLS TOKYO

動画制作にビジネスプロフェッショナル向け高性能PCを活用
制作のスピードと質が向上し
Instagramのフォロワーが約2.2倍に増加

SLS TOKYO

課 題

・従来利用していたPCでは処理性能が足りず、編集に多大な時間がかかっていた
・SLS TOKYOを盛り上げるため、SNSで訴求力のある動画を頻繁に発信する必要があった

ソリューション

・NVIDIA GeForce RTX 4090を搭載したビジネスプロフェッショナルPCで迅速な動画編集を実現
・質の高い動画を矢継ぎ早に掲載可能に。SNSのフォロワーが約2.2倍に急増

2024年東京で開催されたプロストリートスケートボード大会「SLS TOKYO 2024」を盛り上げるため、SLS TOKYO実行委員会は定期的にSNSで動画を配信していた。大会直前に新たにサードウェーブのビジネスプロフェッショナル向け高性能PCを導入。これまでと比較しスピーディーでストレスのない制作により動画品質が向上し、フォロワー数が飛躍的に激増した。

インタビュー参加者

  • 株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ クリエイティブプロデュース本部 クリエイティブプロデュース オフィス3ルーム1 アシスタント・マネージャー 三上 慶吾氏
  • ディレクター、シネマトグラファー、エディター 樋口 皓大氏

SLS TOKYOの認知度向上に欠かせない動画制作

──最初にSLS TOKYOについて教えてください。

三上 慶吾氏(以下、三上氏) STREET LEAGUE SKATEBOARDING(以降SLS)は、ストリートスケートボーディング初のプロ組織として、2010年に設立されました。世界最高峰のスケーターが競うプロストリートスケートボード大会として世界各国で認知されています。2023年、2024年のワールドツアーは東京でも開催され、2024年は11月23日に、有明アリーナで大会が行われました。運営はSLS TOKYO実行委員会が担い、当社はその立ち上げから主幹事を務めています。日本でのローカライズやPRを、クリエイティブの側面から担当しています。そのなかで私は、クリエイティブ全般のプロデュースや進行管理を行っています。

樋口 皓大氏(以下、樋口氏) 私はPRを行う上で重要となる、Instagram(SLS TOKYOアカウント)に掲載する動画を主に制作しています。

三上氏 スケートボードの世界におけるカルチャーとして、スケーターは動画を制作することが前提となっています。スケートボード自体が、ステア※1やレール※2などストリートにあるいろいろな障害物を解釈してトリックを決めるため、スケーターはクリエイティブな視点を持っている人が多いです。スケーターはその動画を個々のInstagramなどのSNSに掲載し、フォロワーを増やしスポンサーの獲得などにつなげています。そのため動画制作は、スケーターにとって最も重要な要素のひとつであるため、SLS TOKYOの認知を広げ盛り上げていくには、動画制作とSNSでの拡散が欠かせません。

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SLS TOKYOの認知を広げていくために、動画制作とSNSでの拡散の重要性を語る三上 慶吾氏

※1 トリックやジャンプを行うための階段

※2 グラインドやトリックを行うための鉄の棒やパイプ

──動画を制作するにあたってどのような工夫をされていますか。

三上氏 SLSは世界ではよく知られているのですが、日本での認知度はまだまだ低いのが実情です。2年前初上陸の頃は知る人ぞ知るといった大会だったため、まず認知度向上が課題でした。そこで、コアなスケーターに加え、スケートボードを知らない一般の人や、興味はあるけれどスケートボードをやったことがない人たちに対し、SLSやスケートボードとは何かを伝えることを心がけています。そのため、コア層向けだけでなく、ライト層に魅力が伝わるコンテンツも制作しています。例えばファッションやフードといったライフスタイルにつながるようなものです。コア層向けとしては、ショップの紹介などがあります。ショップのオーナーが持つ哲学や地域のコミュニティ、リアルなスケートシーンなどをインタビューで掘り下げ、コア層にも刺さる情報やストーリーをコンテンツ化しています。

──実際に滑っているシーンだけではないのですね。

三上氏 SLSの大会情報や過去のベストトリックなどは人気が高いため、それらはもちろん出しますが、日本でまだまだ知名度がないSLSを盛り上げるために、スケートやそのカルチャー自体に興味を持ってもらうところからコミュニケーションを始めています。
他にも観戦ガイドや用語集などを用意し、初めて観戦する人でも楽しめるよう情報を提供しています。

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SLS TOKYOの動画制作にあたり、どのような工夫をしたかを語る樋口 皓大氏

膨大なデータから1本の動画を約1週間で制作

──動画制作において重視しているポイントを教えてください。

三上氏 例えばショップコンテンツでは、話を聞いてみないと分らないことが多いため、事前に決めすぎないことを心がけています。インタビューしながら話を深掘りし、それに関連する新たな情報や被写体を探ったり、過去の素材を借りたりします。リアルなスケーターに興味を持ってもらえるよう、現場の雰囲気を大事にしながら作ってきました。私自身もスケーターなので、会話は弾みます。

それぞれのコミュニティごとに考え方が違うし、スケーター一人ひとりの哲学も違います。みんなそれぞれこだわりを持っているので、同じような動画はひとつとしてありません。それだけに素材が膨大になります。撮影は一眼レフやスマートフォンなどで行い、過去のデータでは画面比率が4:3の動画などもあり、いろんなフォーマットの素材を集めます。それを全部樋口さんに渡し、まとめてもらっています。より内容が伝わりやすいよう大枠の設計図はこちらで作りますが、細かくは決めません。

──その膨大なデータをどのように動画にまとめているのですか。

樋口氏 私は取材に同行しないので、何が起きているかは素材を観るしかありません。そのため、一旦全部の素材を観ます。初めて動画を観る人がどんなショップか分かるように、最初は店の外観や店内の様子から入ります。ただお店によって色がまったく違うので、その色を極力消さないように、BGMなども合うものを選ぶようにしています。

公開スケジュールが決まっているため、素材をもらってから1週間以内で仕上げます。取材のサイクルが短いので、速く仕上げないと次の動画制作が始まってしまうのです。

──スケートコンテンツのこだわりポイントはどんなところですか。

三上氏 スケーターが得意とするトリックを披露してもらって紹介するコンテンツでは、スケーターを追いかけて併走しながら撮影します。その際重要になってくるのがレンズです。スタートからフィニッシュまできれいに収めたいのですが、普通のレンズでは見切れてしまうことが多いので、広角やフィッシュアイ(魚眼)レンズを使って撮影します。スケーターが中央に来ると迫力のある映像になるのも、フィッシュアイの良い点です。

アングルを決めながら併走しますが、スケーターとぶつかってはいけない、しかしできるだけ接近して迫力と疾走感のある映像を撮りたい。機材や障害物を気にしながら撮影するのは大変ですが、私自身もスケートボードが好きなのでやりがいがあります。

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スケートボード動画作成について熱く語る三上氏

制作効率が大幅にアップし、ストレスも軽減

──動画を制作する上で、従来課題はあったのでしょうか。

樋口氏 動画編集ソフトのAdobe Premiere ProやDaVinch Resolve、アニメーションを挿入する際はAfter Effects、その他Adobe Illustrator、Adobe Photoshopなど多くのソフトウエアを同時に使用するため、使っているうちにキャッシュが溜まってしまい、動作が重くなります。その度に再起動するため、時間のロスになっていました。また、作った動画を書き出すために別のソフトに読み込ませる際、10本くらい平行して処理したいのですが、フリーズしてしまうため1本ずつしかできずかなりの待ち時間が生じていました。ノートPCだったので、どうしても発熱しやすく性能の限界を感じていました。

──その課題を解決するため、サードウェーブのビジネスプロフェッショナル向け高性能PCを利用し始めたのですね。

三上氏 動画編集とスケートボードは親和性が高いこともあり、サードウェーブ様にSLS TOKYOのOfficial Partnerになっていただき、機材を提供してもらいました。プロスケーターで著名なユーチューバーの岩澤史文氏とルイス・モラ氏に、それぞれサードウェーブ様のノートPCを、私たちにはデスクトップのraytrek 4CZ49+を用意していただきました。私たちが使うことで、サードウェーブ様のPCがスケーターズPCとして広まっていけばいいと思っています。

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サードウェーブから提供したraytrek 4CZ49+

──実際に新しいraytrek 4CZ49+を使ってみていかがでしたか。

樋口氏 例えばDaVinch Resolveでノイズリダクションをするときの処理やプレビュースピードが全く違いました。お陰で書き出し時間なども非常に速くなり助かりました。これまで1本ずつしかできなかった読み込みが、まとめて一気にできるようにもなりました。スタートすれば後は進行状況を確認したりする必要がないので、平行して別の作業ができるようになり、大幅に効率がアップし、ストレスも減りましたね。シルバーの外観もかっこよく、表面の素材感も秀逸で、テンションが上がり気に入っています。

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実際に動画を作成している様子

制作スピードアップに伴い動画の質も向上。フォロワー数増加に貢献

三上氏 使い始めたのは202410月頃でした。大会が1123日に迫っており、コンテンツ量も多くなる一番苦しい時期で、制作スピードがアップしたのは助かりました。編集が速く上がってくるようになったので、以前よりも念入りにチェックやフィードバックができるようになり、動画の質も上がったと感じています。大会目前だったため、動画品質の効果だけではないとは思いますが、最後の1カ月でフォロワー数が約2,000人に伸びました。その追い上げもあって、2023年に0からスタートし、2023年の大会終了時点で約2,000人だったフォロワー数が、2024年は9,000人まで伸びました。

エンゲージメントも高かったです。通常インスタグラムの動画は1分以下ですが、私たちの動画は5分から長いと20分くらいのものもあります。それでも最後まで観てくれる方が多く、海外を含めコメントも入るようになりました。特に地域で活動するスケートコミュニティーに関する動画を作った際は、スケーター以外の人たちからも大きな反響があり、とても嬉しかったですね。

──今後のチャレンジについて教えてください。

三上氏 SLSについては、2025年の予定がまだ決まっていないためなんとも言えませんが、もし東京での開催が決まり当社が主幹事になれば、今休眠しているアカウントに火を入れて、再度プロモーションを開始します。そうなれば海外の大会にも取材に行って、動画の制作が始まります。英語は苦手ですが、スケーターだと言えば言葉がわからなくてもコミュニケーションがとれてしまうのも、スケートボードの世界の魅力です。お互いリスペクトしあう優しさがあります。

このようなすばらしいカルチャーを持った創造性の高いスケーターたちに向けて、被写体を100台以上のカメラで撮影して、3Dデータとして再構築するボリュメトリックキャプチャなどの映像技術も使いながら、新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。そのときにサードウェーブ様のPCを使って制作できれば、より優れた映像体験を表現できるのではないかと期待しています。

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作成した動画の反響と今後のSLS TOKYOについて語る三上氏

導入機器紹介

※印がついている項目はカスタマイズスペックです。

CPUにインテル Core i9-14900KF、グラフィックスにNVIDIA GeForce RTX 4090 24GB GDDR6Xを搭載したビジネスプロフェッショナル向け高性能デスクトップPC。最新規格かつ高品質の各種パーツによる設計が、高い安定性を実現。水冷クーラー(240mm)により冷却性能も高い。

お客様紹介

SLS TOKYO

世界各国で開催されるSTREET LEAGUE SKATEBOARDING (SLS) は、世界最高峰のプロストリートスケーターが競う大会である。各会場異なったオリジナルコース設計で、スケーターたちが最大級の賞金をかけて競う。2023年、2024年と2年連続で東京でも開催された。


設立 2023年
企業HP https://www.streetleague.jp/

世界各国で開催されるSTREET LEAGUE SKATEBOARDING (SLS) は、世界最高峰のプロストリートスケーターが競う大会である。各会場異なったオリジナルコース設計で、スケーターたちが最大級の賞金をかけて競う。2023年、2024年と2年連続で東京でも開催された。




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