DaVinci Resolve検証結果

概要
当社ワークステーション、THIRDWAVE Pro WS X2612に対し、各種GPUを実装した際のパフォーマンスを評価。
A. 評価対象のGPU製品
- NVIDIA® RTX™ A6000
- NVIDIA® RTX™ A5000
- NVIDIA® RTX™ A4000
- NVIDIA® GeForce RTX 3060Ti
- NVIDIA® GeForce RTX 3060 12G
B. DeckLink 4K Extreme 12Gインタフェースカードの動作評価
DeckLinkの出⼒を問題なく運⽤できることを確認


検証対象製品
検証結果


2160p59.94
XAVCならびにBRAW環境において、単⼀、ならびに3本の映像ストリームの再生を行い、再⽣速度を評価。
全ての機種についてカク付きなく再⽣を確認(初動で安定するまでに、速度がゆっくり上がっていくが、安定するとコンスタントに59.94をキープ)。
ノイズ除去機能について「時間的ノイズ除去」という前後のフレームを参照・解析する処理を評価。
解析範囲を広めに取り(5フレーム)、かつ画質優先モードというより⾼負荷な条件にて検証いずれのコーデックにおいても実速再⽣を維持を確認。
4320p59.94
タイムライン解像度を4320p 59.94、素材を12K BRAW環境において、単⼀、ならびに3本の映像ストリームの再生を行い、再⽣速度を評価。
単⼀ストリーム
RTX Aシリーズ:の機種についてカク付きなく再⽣できることを確認。
3060系:フレームレートこそ59.94を⽰すが、⽬視で動きにカク付きを感じるという結果。
複数ストリーム
すべての機種についてフレームレートこそ59.94を⽰しますが、⽬視で動きにカク付きを確認。
ノイズ除去
3060シリーズの機種について12K BRAW 1ストリームであっても時間的ノイズ除去(解析範囲1フレーム)で10fps程度。
A5000については12K BRAW 1ストリームであっても時間的ノイズ除去(解析範囲1フレーム)で18fps程度、A4000について27fps程度との結果となった。
8K編集/4K編集、軽微なカラーコレクションはA シリーズではストレスなく利⽤が可能であると推察。