Windows Server コアライセンス
Windows Server コアライセンスとは
サーバーライセンスは「物理コア数」に応じたライセンス体系になります。
前提としてWindows Server OSは物理コア数と同数のライセンスが必要となります。
ベースライセンスは16コアもしくは24コアから選択し、
不足分は追加コアライセンスをご購入いただくことでWindows Serverのコアライセンス要件を満たすことができます。
現在弊社で取り扱っているベースライセンス・追加コアライセンスは以下の通りです。
ベースライセンス
1. Windows Server OS各バージョン 16コアライセンス付帯 DSP版
2. Windows Server OS各バージョン 24コアライセンス付帯 DSP版
追加コアライセンス
a. 追加ライセンス(4Core)
b. 追加ライセンス(8Core)
c. 追加ライセンス(12Core)
d. 追加ライセンス(16Core)
e. 追加ライセンス(32Core)
コアライセンス取得の考え方
①物理コアの総数を満たすライセンスが必要
ライセンスの数量はサーバーに搭載しているCPUの物理コア数分のライセンスが必要となります。
例:CPUの総物理コア数が24コアであれば、24コア分のコアライセンスが必要となります。
この場合、24コアライセンス付帯のベースライセンスを選択頂く事でコアライセンス要件を満たします。
②1台当たり、最低16コアライセンスが必要
CPUの総物理コア数が16コア未満だった場合、16コアライセンス付帯のベースライセンスを選択頂く事でコアライセンス要件を満たします。
①,②の条件を満たすよう、ベースライセンスと追加コアライセンスを組み合わせてご購入下さい。
物理コアの計算方法と必要コアライセンスの算出の考え方
総物理コア数の計算方法は以下となります。
PCに搭載されているCPUの数 × 搭載されているCPU1基に実装されているコア数 = PCの総物理コア数
① CPU数が1基の場合
物理コア数が16コア以内
Window Server OS標準付帯の16コアライセンスで包括
例:Silver 4309Y(8コア) 1基 の場合
CPU 1基 × CPU1基のコア数8コア = 総物理コア数8コア となり、必要となるコアライセンスは 以下となります。
1.Windows Server OS各バージョン 16コアライセンス付帯 DSP版
物理コア数が16コア以上
Window Server OS標準付帯の24コアライセンスで包括、もしくは総コア数分以上のライセンスになるよう追加コアライセンスが必要となります。
例1:Gold 6354 (18コア)1基 の場合
CPU 1基 × CPU1基のコア数18コア = 総物理コア数18コアとなり、必要となるコアライセンスは 以下となります。
1.Windows Server OS各バージョン 16コアライセンス付帯 DSP版 + a.追加ライセンス(4Core)
※2.Windows Server OS各バージョン 24コアライセンス付帯 DSP版でもライセンス的に問題ありませんが上記組み合わせの方がコスト安になります。
例2:Gold 6342 (24コア)1基 の場合
CPU 1基 × CPU1基のコア数24コア = 総物理コア数24コアとなり、必要となるコアライセンスは 以下となります。
2.Windows Server OS各バージョン 24コアライセンス付帯 DSP版
② CPU数が2基の場合
総物理コア数が16コア以内
Window Server OS標準付帯の16コアライセンスで包括
例:Silver 4309Y(8コア) 2基 の場合
CPU 2基 × CPU1基のコア数8コア = 総物理コア数16コアとなり、必要となるコアライセンスは 以下となります。
1.Windows Server OS各バージョン 16コアライセンス付帯 DSP版
総物理コア数が17コア以上24コア未満
Window Server OS標準付帯の24コアライセンスで包括、もしくは総コア数分以上のライセンスになるよう追加コアライセンスが必要となります。
例:Silver 4310T (10コア) 2基 の場合
CPU 2基 × CPU1基のコア数10コア = 総物理コア数20コアとなり、必要となるコアライセンスは 以下となります。
1.Windows Server OS各バージョン 16コアライセンス付帯 DSP版 + a.追加ライセンス(4Core)
総物理コア数が24コア以上
Window Server OS標準付帯の24コアライセンスで包括、もしくは総コア数分以上のライセンスになるよう追加コアライセンスが必要となります。
例:Gold 5320 (26コア) 2基 の場合
CPU 2基 × CPU1基のコア数26コア = 総物理コア数52コアとなり、必要となるコアライセンスは 以下となります。
1.Windows Server OS各バージョン 24コアライセンス付帯 DSP版 + c.追加ライセンス(12Core) + d.追加ライセンス(16Core)
参考:intel Xeon Silver 4310 x2(12コア x2)の構成ではライセンスは24コア分が必要となります。
CPUに実装されているコア数は下記にて調べることが可能です。
その他、CPUのコア数は下記にて調べることが可能です。
インテル製品の仕様情報 (外部リンク)
コアライセンス早見表
下記、早見表は弊社で取り扱っているCPUのコア数となります。
※早見表はX4620で使用するCPUのみとなります。
Intel Xeon Silver | 2CPUコア数 | ベースライセンス | 必要追加コアライセンス数 | 追加コアライセンス組合わせ例 |
Silver 4309Y(8コア) | 16 | 16 | 0 | - |
Silver 4310 (12コア) | 24 | 24 | 0 | - |
Silver 4310T (10コア) | 20 | 16 | 4コア | 4コア |
Silver 4314 (16コア) | 32 | 24 | 8コア | 8コア |
Silver 4316 (20コア) | 40 | 24 | 16コア | 16コア |
Intel Xeon Gold
|
2CPUコア数 | ベースライセンス | 必要追加コアライセンス数 | 追加コアライセンス組合わせ例 |
Gold 5315Y (8コア) | 16 | 16 | 0 | - |
Gold 5317 (12コア) | 24 | 24 | 0 | - |
Gold 5318N (24コア) | 48 | 24 | 24コア | 8コア+16コア |
Gold 5318S (24コア) | 48 | 24 | 24コア | 8コア+16コア |
Gold 5318Y (24コア) | 48 | 24 | 24コア | 8コア+16コア |
Gold 5320 (26コア) | 52 | 24 | 28コア | 12コア+16コア |
Gold 5320T (20コア) | 40 | 24 | 16コア | 16コア |
Gold 6326 (16コア) | 32 | 24 | 8コア | 8コア |
Gold 6330 (28コア) | 56 | 24 | 32コア | 32コア |
Gold 6330N (28コア) | 56 | 24 | 32コア | 32コア |
Gold 6334 (8コア) | 16 | 16 | 0 | - |
Gold 6336Y (24コア) | 48 | 24 | 24コア | 8コア+16コア |
Gold 6338 (32コア) | 64 | 24 | 40コア | 8コア+32コア |
Gold 6338N (32コア) | 64 | 24 | 40コア | 8コア+32コア |
Gold 6338T (24コア) | 48 | 24 | 24コア | 8コア+16コア |
Gold 6342 (24コア) | 48 | 24 | 24コア | 8コア+16コア |
Gold 6346 (16コア) | 32 | 24 | 8コア | 8コア |
Gold 6348 (28コア) | 56 | 24 | 32コア | 32コア |
Gold 6354 (18コア) | 36 | 24 | 12コア | 12コア |
Intel Xeon Platinum | 2CPUコア数 | ベースライセンス | 必要追加コアライセンス数 | 追加コアライセンス組合わせ例 |
Platinum 8352M (32コア) | 64 | 24 | 40コア | 8コア+32コア |
Platinum 8352S (32コア) | 64 | 24 | 40コア | 8コア+32コア |
Platinum 8352V (36コア) | 72 | 24 | 48コア | 16コア+32コア |
Platinum 8352Y (32コア) | 64 | 24 | 40コア | 8コア+32コア |