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ヘッドセットとヘッドホンの違いやメリット・デメリットを解説

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この記事では、ヘッドセットとヘッドホンの違いやそれぞれのメリットとデメリット、おすすめ製品などをご紹介します。ヘッドセットはマイクが内蔵されており、通話が可能な点が大きな特長ですが、ヘッドホンは高音質の音楽再生に特化しているため、価格を抑えつつ迫力のあるサウンドを味わえます。ノイズキャンセリングやマルチペアリングなど、製品を選ぶ際によく目にする用語についてもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ヘッドホンとは

ヘッドホンは音声を聞くことに特化しており、音楽を聴く際や動画の視聴、ゲームのプレイ時に活用できます。ヘッドホンは音声を聞く目的で作られているため、マイク機能はついていません。そのため、ヘッドホンをPCと接続し、通話を行いたい場合は専用のPCマイク(外部サイト)を用意する必要があります。

ヘッドホンの価格によって音質にも差が生じることがあるため、高音質の音声を聞く目的で低価格帯のヘッドホンを検討している場合は、注意が必要です。

ヘッドホンでは、製品それぞれで得意とする音域が異なるため、聞こえ方も製品によって異なります。使用用途や頻繁に聴く音楽に合わせて適切なヘッドホンを選ぶことで、「低い音が聞こえづらい」などの不便さを避けられるでしょう。

ヘッドセットとは

ヘッドセットとは、マイク機能がついたヘッドホンを指します。音声を聞きながら通話をする際は、ヘッドセットがあれば別途マイクを用意する必要がなくなります。ヘッドセットではゲームや動画の音声を正確に聞き取りつつ通話の音声も途切れずに聞こえるよう工夫が施されている製品や、片耳タイプ・骨伝導タイプといった周囲の音声も聞き取りやすい製品など、さまざまな種類があります。

ゲームのプレイ目的でヘッドホンまたはヘッドセットを購入しようとしている場合は、ゲーミングヘッドセットがおすすめです。ゲーミングヘッドセットは、製品によってはヘッドホンよりもゲーム内の音声も細かく聞き取れる場合があるため、通話をしながらもゲームの細かい音声の変化を聞き逃さず、快適にプレイできます。

ヘッドセットとヘッドホンの違い

h2_ ヘッドセットとヘッドホンの違い.jpegヘッドセットとヘッドホンでは、機能や使用シーンにおいていくつか相違点があります。ヘッドセットとヘッドホンの違いについて詳しくは、次のとおりです。

機能の違い

ヘッドセットは、音声を聞くだけでなく、マイクを備えていることから通話も可能です。製品によっては、マイクを取り外してヘッドホンとして使用することも可能なものもあるため、移動中に音楽のみ聴きたい場合はマイクを外し、Web会議や通話を行う際にマイクをつけるといった活用方法が実現できます。

一方でヘッドホンは音声を聞くことに特化しているため、通話などそのほかの機能は備わっていません。1つの製品における機能数の多さにおいては、ヘッドセットのほうが多く、幅広い場面で活用できるといえます。

使用シーンの違い

ヘッドセットは主にWeb会議やオンラインゲームでの通話、ゲーム配信、コールセンターなどでの電話対応といった通話を必要とするシーンで用いられ、ビジネスにおけるさまざまな場面で活用されています。

一方でヘッドホンはゲーム内の音声に集中してゲームをプレイしたいときや音楽や動画を視聴するときなど、音声の聞き取りに特化したシーンで用いられます。反対に、騒音が気になる作業を行っている際の防音対策として、ノイズキャンセリング機能に優れたヘッドホンを使用することもあります。ノイズキャンセリングについては、後ほど詳しく解説します。

音質の違い

ヘッドセットでは、音声を聞き取るヘッドホンの機能に加えてマイク機能が備わっているため、同価格帯のヘッドセットとヘッドホンの中でより高音質の製品を求める場合、ヘッドホンのほうが音質に優れていることがあります。

価格や得意とする音域によっても異なるものの、ヘッドホンでは音質を高める以外にも音声を立体的に再生することも可能です。ゲームをプレイする際により世界観に没入したい場合や、音楽や動画編集を行う際にわずかな音の違いまで聞き取る必要のある場合などにはヘッドホンの使用がおすすめです。

デザインの違い

ヘッドセットとヘッドホンにおけるデザインの違いは、マイクの有無です。

その中でも、ヘッドセットとヘッドホンには用途別に適したさまざまなデザインが用意されています。

ヘッドセットでは、周囲の音を完全に遮断しないよう設計された片耳タイプや骨伝導タイプの製品があり、オフィスでのWeb会議やテレワークなどの場面で役立ちます。ヘッドホンでは、オープンエアー型とクローズド型があり、それぞれで音声の聞こえ方が異なります。オープンエアー型は周囲への音漏れが生じる恐れがあり、クローズド型は周囲の音が聞こえづらくなる恐れがあります。オープンエアー型は屋内でのゲームプレイや動画視聴に、クローズド型は集中して作業に取り組みたいときなどに使用するのがおすすめです。

ヘッドセットのメリットとデメリット

ヘッドセットには、次のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

ヘッドセットのメリットは、高音質の音声を聞き取りながらも、マイク機能によって通話ができる点です。Web会議やオンラインゲームでの通話では、マイクの性能がよかったとしても、ヘッドホン側の音質が悪いと、相手が話した内容を正確に聞き取ることができません。そのため、同価格帯のヘッドホンに比べて高額になるケースはあるものの、高音質の製品も数多くあります。また、先述した片耳タイプや骨伝導タイプなど、用途や利用シーンに合わせて幅広いデザインの製品がそろっている点も強みといえます。

デメリット

ヘッドセットのデメリットは、音質を重視する場合、ヘッドホンよりも高額になる点です。ヘッドセットにはマイク機能が搭載されているため、ヘッドホン以外にもマイク分のコストがかかってしまいます。そのため、同じレベルの性能を持つヘッドセットとヘッドホンではヘッドセットのほうが高額になる傾向があるものの、最近ではゲーム音域に特化した製品など、価格を抑えつつ特定の用途において高音質の音楽を聴くことができる製品も展開されています。

ヘッドホンのメリットとデメリット

ヘッドホンには、次のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

ヘッドホンのメリットは、ヘッドセットに比べて金額を抑えつつ高音質の製品を選べる点や、重低音や中音域など自分が求める音域に合わせて最適な製品を選びやすい点です。高価格帯の製品になるほどヘッドホンの性能は高くなり、幅広い音域の音楽を高音質で聴くことができるようになりますが、音楽を聴くことに特化したヘッドホンでは、ある程度低価格帯の製品でも迫力のある音楽を楽しめるため、予算を抑えて高音質の音楽を聴きたいという方にもおすすめです

デメリット

ヘッドホンのデメリットは、Web会議やオンラインゲームでの通話を行う際には、別途マイクを購入する必要がある点です。ヘッドホンにはマイク機能が搭載されていないため、音楽を聴くことのみを目的として利用する分には不便な点はないものの、Web会議など通話を必要とする作業にもヘッドホンを用いる場合は、ヘッドホンの費用に加えてマイクの購入費用も考慮する必要があります。ただし、ヘッドホンとマイクを分けて使用することで、それぞれが十分に性能を生かせるため、快適な通話環境を実現できる可能性があります。

ヘッドセットやヘッドホンを利用する際の注意点

h2_ ヘッドセットやヘッドホンを利用する際の注意点.jpegヘッドセットやヘッドホンを使用する際には、次のような点に注意することが大切です。

長時間の利用は避ける

Web会議での通話やゲームのプレイなどの作業が長時間にわたり、ヘッドセットやヘッドホンをつけたままにしてしまうケースも多く見られます。しかし、このような長時間の使用は耳への負担も大きくなり、最悪の場合難聴に陥る恐れもあります。長時間の使用だけでなく、大音量で音声を聞いている場合は、さらに難聴のリスクを高めます。

適度にヘッドセットやヘッドホンを耳から外したり、音楽を停止したりして休憩することで難聴のリスクは低減できるため、「〇時間ごとに耳を休ませる」など決めておくとよいでしょう。

周囲の状況を確認しながら利用する

Web会議やオンラインゲームで通話をしている際は、通話先やゲーム内の音声に集中し、周囲の状況に気づかないことも多いです。例えば、テレワークで屋外で通話をしていた場合、自身のPC画面や個人情報、業務内容などを第三者からのぞかれてしまったり、通話内容を盗み聞きされてしまったりする恐れがあります。企業の機密情報や個人情報に関わる作業をしているときや、これらに関する会話をする際は周囲の状況にも気を配りながら作業を進めることが大切です。

ヘッドセットやヘッドホンの関連用語

ここでは、ヘッドセットやヘッドホンを使用する際や、製品を選ぶ際によく見かける「マルチペアリング」「ノイズキャンセリング」などの用語についてご紹介します。

マルチペアリング

マルチペアリングとは、ヘッドセットやキーボード、マウスなどのBluetooth機器(子機)が、複数のPCやスマートフォンなどのデバイス(親機)との接続情報を記憶できる機能を指します。一度ペアリングを行えば、次回接続する際に自動的に接続できるため、ペアリングにかかる手間をなくせます。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングとは、周囲の雑音を打ち消して低減させることで、ヘッドセットやヘッドホンから流れる音声を聞こえやすくする機能を指します。ノイズキャンセリングでは、周囲の雑音の音波と逆の音波を発することで互いを打ち消しながら音声を流すことで、周囲の雑音を消しつつ必要な音声のみを鮮明に聞くことができます。

NFC

NFC(Near Field Communication)とは、近距離無線通信を指します。NFC対応のデバイス同士を近づけることで通信でき、ヘッドセットやスマートフォンなどの機器以外にも交通系ICカードやクレジットカードなど、さまざまな製品に活用されている技術です。NFC対応のヘッドセットやヘッドホンは、同じくNFC対応のデバイスに近づけるだけで、素早く接続できます。

リモコン機能

リモコン機能が搭載されているヘッドセットやヘッドホンでは、ケーブルにリモコンが付属しており、音量調節やマイクのオン・オフ、ミュートのオン・オフなどの操作が行えます。製品によってリモコンで操作できる機能は多岐にわたるため、複数製品を比較しながら、自身の使用環境に適したものを選ぶとよいでしょう。

防水・防滴対応

防水・防滴対応の製品の場合、水や水滴によって本体がぬれた場合も故障を防げます。防水に関する保護等級は「IPX」という規格で細かく分類されており、IPX0からIPX8まで定められています。なお、最高ランクのIPX8では「潜水状態での使用に対して保護する」と認められた製品に付与されます。

一般的に「防水・防滴対応」と判断してよいものは「あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても有害な影響を及ぼしてはならない」の基準をクリアした「IPX5」以上の製品であると考えられています。

おすすめのヘッドセット製品

ここでは、おすすめのヘッドセット製品をご紹介します。

Logicool USB Headset H390

Logicool USB Headset H390は、シンプルなデザインと、ノイズキャンセリングマイクによるクリアな音声が特長のヘッドセットです。マイク未使用時はマイクブームを収納可能なため、ヘッドホンとしても活用できます。

Razer BlackShark V2 X White

Razer BlackShark V2 X Whiteはeスポーツでの使用に適したヘッドセットで、高音・中音・低音をそれぞれカスタムチューニングすることによって再現できた音域の広さが特長です。密閉型のイヤーカップによって周囲の雑音を的確に遮断し、ゲームプレイなどの作業に集中しやすく設計されています。

Corsair HS55 STEREO CA-9011261-AP

Corsair HS55 STEREO CA-9011261-APは形状記憶フォームのレザークッション付きイヤーパッドとカスタム調整された50mmのネオジムオーディオドライバーを強みとした、軽量構造のヘッドセットです。長時間使い続けることへの耳の負担も考慮した設計によって、快適に作業へ取り組めるでしょう。

Logicool Wireless Gaming Combo G304SE-G435SE

Logicool Wireless Gaming Combo G304SE-G435SEは、マウスがセットになったヘッドセットです。PCや周辺機器をそろえ、個々のスペックにもこだわると費用が高額になるケースもありますが、Logicool Wireless Gaming Combo G304SE-G435SEではヘッドセットとマウスを個別に購入するよりも低価格で購入できます。

Corsair HS55 Wireless CA-9011280-AP

Corsair HS55 Wireless CA-9011280-APは最長24時間のバッテリー寿命を持ち、15分間の充電で6時間使用可能なヘッドセットです。Dolby Audio 7.1サラウンドサウンドやカスタム調整された50mmネオジムオーディオドライバーにより、臨場感あふれるサウンドを聞くことができます。

Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED G-PHS-005WLBK

Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED G-PHS-005WLBKは、50mmのPRO-Gグラフェンドライバーを搭載し、細かな音声を正確に聞き取ることができるヘッドセットです。前機種と比較し25gの軽量化を実現しながら、回転式イヤーカップなど装着のしやすさやヘッドセットのかけ心地も向上しています。また、フル充電状態で約50時間の連続使用が可能なバッテリーが搭載されている点も特長です。

ヘッドセットとヘッドホンに関するFAQ

出力がステレオにならないことがある

ヘッドセットやヘッドホンを使用している際に、出力がステレオにならず、音質が悪く感じる場合があります。このとき、PCのオーディオ設定にある「モノラル オーディオ」がオンになっている場合があります。

Windows 11での設定変更手順は、次のとおりです。

  1. スタートボタンをクリックする
  2. 「設定」をクリックする
  3. 左上の三本線のメニュー(ナビゲーション)をクリックする
  4. 「アクセシビリティ」をクリックする
  5. 「オーディオ」をクリックし、「モノラル オーディオ」がオフになっているか確認する

参照:Windows を聞きやすくする|Microsoft(外部サイト)

なお、「モノラル オーディオ」がオフになっている場合は、サウンドドライバーを再インストールすることで、正常に音楽を再生できる可能性があるため、こちらもお試しください。

Windows 11での再インストール手順は、次のとおりです。

  1. スタートボタンを右クリックし、「デバイス マネージャー」をクリックする
  2. 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」左側の「>」をクリックする
  3. 不具合が生じているデバイスを右クリックする
  4. 「デバイスのアンインストール」をクリックする
  5. デバイスの名称が正しいか、「このデバイスのドライバーを削除しようとしました。」にチェックが入っていないかの2点を確認し、「アンインストール」をクリックする
  6. ドライバーが消えていることが確認できたら、タスクバーのスタートボタンをクリックし、電源マークをクリックする
  7. 「再起動」をクリックする
  8. PCを再起動する

参照:サウンドドライバーを再インストールする方法(外部サイト)

ヘッドセットがヘッドホンとして認識されることがある

ヘッドセットを使用しているときに、PCにヘッドホンとして認識され、マイク機能が使用できないケースがあるため、注意が必要です。このときに考えられる原因はさまざまで、ヘッドセットの接続の仕方やオーディオドライバー、Windowsのシステム設定などがあげられます。

  • ヘッドセットのプラグとPCのジャックを接続し直す
  • プラグに汚れがないか確認する
  • ヘッドセットのプラグ規格とPCのジャック規格が合っているか確認する

上記の対処法でも解決しない場合は、接続しているマイクのデバイス情報を再度登録しましょう。

  1. ヘッドセットをPCに接続する
  2. スタートボタンをクリックする
  3. 「設定」をクリックする
  4. 左上の三本線のメニュー(ナビゲーション)から「システム」をクリックする
  5. 「サウンド」をクリックする
  6. 「入力」からヘッドセットが接続されているか確認する

Bluetooth接続の場合は「デバイスの追加」からペアリングする

参照:デバイスでマイクをセットアップしてテストする|Microsoft(外部サイト)

まとめ

この記事では、ヘッドセットとヘッドホンの違いやそれぞれのメリットとデメリット、おすすめ製品などをご紹介しました。ヘッドセットはマイク機能が付属するため、Web会議などの通話を行う場面で活用できます。一方でヘッドホンは、ヘッドセットと比べて価格を抑えつつ高音質で迫力のあるサウンドを聞くことができます。それぞれの強みや弱みを考慮したうえで、用途や使用環境に合わせて適切な製品を選ぶとよいでしょう。

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