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パソコンの保守とは?保証との違い、メリットまでわかりやすく解説!

パソコンの一般家庭や企業への普及に伴い、保守という言葉も徐々に一般的になってきましたが、まだまだ聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。パソコン保守のサービスを契約しておくと、故障やトラブルなど困った時にさまざまな対応をしてもらえます。 

本記事ではパソコンの保守について、保証との違いやメリット・デメリットも含めて解説していきます。 

目次

パソコンの保守とは 

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パソコンの保守とはパソコン導入後のトラブル対応をはじめとした管理・運用、そしてリサイクルなど全般の作業のことを意味しますパソコンの販売業者が実施する保守は、パソコンのトラブル対応、特にハードウェアの故障についての内容のみであることが一般的です。 

パソコンのセンドバック保守について詳しく知りたい方はセンドバック保守とは?オンサイト保守との違いついても解説の記事をご覧ください。 

パソコンの保守における作業内容は大きく下記の3つに分かれます。 

パソコンの管理・運用 

  • パソコンの資産管理 
  • OSやアプリケーションのアップデート 
  • ウイルス対策ソフトのデータ更新 
  • WebブラウザやOSなどの設定チェック
  • パソコンのデータバックアップ

故障などのトラブル対応 

  • CPUやメモリ、ハードディスクなどの故障パーツ交換 
  • ブルースクリーンなどの異常状態解消
  • データ消失時のデータリストア

パソコンの廃棄 

  • 不要PCのデータ消去 
  • 必要に応じたリサイクルの対応

保守はパソコンだけではなく、システムに対して実施する場合もあります。 

システムの保守とは 

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保守には、パソコン単体の保守のほかにシステム全体を保守するようなサービスも存在します。システムには各種サーバーやネットワーク機器など、さまざまな機種を使用していることが一般的です。 

システムに使用されている機器それぞれに対して保守の対応をしていくことになります。 

サーバーの管理・運用 

  • サーバーの資産管理 
  • OSやアプリケーションのアップデート 
  • ウイルス対策ソフトのデータ更新 
  • WebブラウザやOSなどの設定チェック 
  • サーバーのデータバックアップ

ネットワーク機器の管理・運用 

  • ネットワーク機器の資産管理 
  • ファームウェアのアップデート 
  • 設定チェック
  • 設定データバックアップ

故障などのトラブル対応 

  • CPUやメモリ、ハードディスクなどの故障パーツ交換 
  • エラーログ発生の原因への対処
  • データ消失時のデータリストア

機器の廃棄 

  • 不要サーバーやネットワーク機器のデータ消去 
  • 必要に応じたリサイクルの対応

今回はパソコンの保守について主に言及していきます。 

ドスパラプラスにおける「保守」の意味

ドスパラプラスにも保守サービスと銘打ったサービスが存在しますが、ドスパラプラスで提供しているサービスは一般的に「保守」と定義されているものの中から「修理」の部分に特化してサービスをご提供しています。

当社ブランド『THIRDWAVE Pro』のサーバーおよびワークステーションを対象としたサービスメニューで、製品出荷後の障害発生時にメール・電話で受け付け、フィールドエンジニアを現地に派遣し、障害ハードウェアの交換、修理をいたします。受付時間帯、駆けつけ目標時間により3タイプのサービスをご用意しております。

詳しくは「法人様向け、サーバー/ワークステーション オンサイト保守」ページをご覧ください。

パソコンの保守と保証の違い・言葉の定義

保証は主に「メーカーの製品保証」を指す 

保証は、主にメーカーの製品保証を指しており、購入時のハードウェア性能を保証」するという意味合いで使用されることが一般的です。 

製品の一部としてついているもので、期間はメーカーや対象商品によって異なります。保証期間内の故障は無償で修理され、原則として製品本体のみが対象となります 。

故障を特定するための調査作業、修理依頼するためのメーカー運搬費などの費用は自分で負担しなければなりません。 

保守の必要性 

パソコンやサーバーを安定稼働させるために保守は必須です。パソコンやサーバー、ソフトウェアの保守サービスを契約しておけば、ハードウェアの点検・修理やソフトウェアのトラブル・質問において専門のスタッフに対応してもらえます。 

インターネットを活用したシステム全体の24時間監視や、顧客専用ホームページによる運用ノウハウの提供などを実施しているところもあります。 

保守を業務委託した方が良い場合 

保守の作業は、煩雑で面倒なことも多くあります。ここでは保守を業務委託したほうがいいケースをお伝えしていきます。 

保守の対応人員が不足している 

保守の担当者を社内で割り当てられない場合は、保守スキルを持つ人材を新たに採用する必要があります。ただし自社のニーズに合致する人材を採用するには相応の費用と時間がかかります。 

その点、業務委託をすれば採用のために割く時間や費用を節約し、最新技術に則った保守をプロに対応してもらえます。 

ほかの社員は自社のコア業務に集中できることも大きな魅力です。 

社内に保守のノウハウがない 

社内に保守のノウハウを持つ人材がいない場合は、一から人員を育成することになります。人員の育成をしていくには相応の時間がかかります。また育成できたとしても、最新の情報を常に取り入れ続け日々の対応をしていくのは難易度が高いでしょう。 

業務委託をすれば、常に最新の情報をキャッチアップし続けるプロに保守サービスを提供してもらえます。 

保守を自社で実施した方が良い場合 

いずれ保守を自社で実施するつもりがあるのであれば、手間はかかっても最初から保守を自社で実施した方が良いでしょう。 

保守を契約すると大抵の場合は作業結果しか共有されず、保守のノウハウは自社に蓄積されません。長い目で見ると、コストを要しても自社でノウハウを蓄積していくほうが良いでしょう 

保守を業務委託した時のメリット 

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本項では、業務委託する場合のメリットをお伝えしていきます。 

自社のコア業務に社員を割ける 

コア業務とは、自社の事業としている業務のうち、競争優位性を生み出す業務のことです。保守はコア業務にあたらないという企業は多いでしょう。 

そこで保守を業務委託することで、保守業務への人員割り当てや、保守ができる人員の育成などをする手間が省け、その分コア業務へ自社の人員を割り当てられるようになります。 

業務委託をうまく使えば、自社の業績を伸ばしやすくなり、ひいては事業の発展に繋がるでしょう。 

常に最新技術を用いた保守が実施できる 

保守を業務委託すると、保守のプロが最新技術を用いた保守を実施します。 

特にITの分野は日進月歩で最新技術が登場しており、それは保守の分野においても例外ではありません。自社で最新技術を用いた保守を実施するには、常に保守の最新情報をキャッチアップし続ける人材の準備が必要になるでしょう。 

このように自社では容易ではない対応も、業務委託をすれば可能になるのです。 

保守を業務委託した時のデメリット 

保守を業務委託してしまうと、ノウハウは社内に残っていきません。一般的に保守の業者が実施する対応については、詳細な内容は公開されずに結果だけ通知されます。 

保守を業務委託したままでは社内での人材育成が困難なため、もし将来的に自社で保守を実施していく予定があるならば、簡単に業務委託をすることは避けるべきでしょう。手間がかかっても人材育成を考慮していく必要があるためです。 

まとめ 

パソコンの保守は、トラブル対応をはじめ、管理・運用、そしてリサイクルなど全般の作業です。保証はメーカー製品保証を指すだけであり、保守とは全く概念が異なります。 

自社に人員が不足している場合は保守を業務委託するとメリットがありますが、ノウハウは共有されないことが多いため、いずれ保守を自社で実施するつもりならば、業務委託はしないほうがベターです。パソコン保守の内容を把握して効率の良い対応をしていきましょう。ドスパラプラスでお取り扱いのある製品の保守を含む修理サービスの一覧はこちらをご覧ください。 

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