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法人パソコンの正しい買い替え頻度とは?おすすめや注意点もご紹介
「会社のパソコンを買い替えたいけれど、選び方がよくわからない」
「法人パソコンは何年で買い替えるべきなの?」
「自分に合ったパソコンを選んで効率よく仕事したい」
とお悩みの方へ。
情報システム部などがいない中小企業は、パソコンの買い替えや諸々の手続きも自分がしなくてはいけません。しかし、パソコンに詳しくないと選び方や買い替えのタイミングはよくわからないものです。
この記事では法人パソコンの買い替えを検討している人に向けて、買い替えの時期やタイミング、注意点、業務別におすすめのパソコンの選定基準をご紹介します。
目次
法人ならではの「踏み切れなさ」が見え隠れ? 3. 法人パソコンは、なぜ「3年」で買い替える必要があるのか? 3-1. HDDの寿命 3-2. 劣化したパソコンはコストがかかる 3-3. パソコンや環境は年々進化している 4. 用途別おすすめの法人向けパソコン 4-1. 営業職におすすめしたい3つの選定基準 4-2. 一般事務職におすすめしたい3つの選定基準 4-3. Webデザイナー職におすすめしたい3つの選定基準 5. 法人パソコンの買い替え時にやること・注意するポイント 6. パソコンの一斉入れ替えならドスパラプラスにおまかせ
家庭用のパソコンと違い、会社で使うパソコンは1日8〜10時間と長時間使います。そのため、法人パソコンの買い替え時期は購入から3年がベストタイミングです。
インテル社の調査結果によると、パソコンは購入後3年目からコストが上がるということがわかっています。
詳しくはのちほどご紹介しますが、「もったいない」「まだ使える」と古くなったパソコンを使い続けると、逆にコストがかかってしまうのです。今使っている会社のパソコンがすでに購入から3年経過していたら、そろそろ買い替えのタイミングとなります。
パソコンを買い替えるベストタイミングが3年と聞くと、「思っていたより短いな」と思う方が多いのではないでしょうか。
2018年にマイクロソフトが行った調査では、法人パソコンの買い替えにかかる平均年数は「5.4年」という結果が出ています。この調査はアジア圏を対象としていますが、企業の85%が4年以上前のパソコンを使っていることがわかりました。
しかし、調査結果では「パソコンの買い替えを検討している」と回答した企業は66%と半数以上でした。「パソコンを買い替える基準がないし、あっても基準を守れていない」と回答した企業は60%にのぼりました。
上記の調査結果を見ると、「そろそろパソコンを買い替えようかな…」「でもまだ使える気がして、買い替えに踏み切れない」と悩んでいる企業様の気持ちが浮き彫りになりますね。
なぜ法人パソコンの買い替え時期のベストタイミングが3年なのでしょうか。その期間には、ビジネス用途のパソコンの寿命だけではなく、コストやIT環境など複数の要因が関係しているからです。
「3年」という期間を裏付ける理由について、3つの観点からご紹介します。
「買い替えるのがもったいない」とパソコンの買い替えを躊躇する人は多いですが、実は古いパソコンをそのまま使うほうが“もったいない”結果になってしまいます。
その理由は大きく分けると以下2つがあります。
度重なる修理に時間と費用かかる
契約プランによって違いますが、法人パソコンには個人パソコンより長めの保証が付いているケースが多く、一般的には3年程度となっています。そして、パソコンが壊れた場合メーカーに発送して修理してもらう必要があります。
その間使えるパソコンを探すのも大変ですし、修理代も発生してしまいます。この部分は古いパソコンを使う大きなデメリットです。
パソコンのパフォーマンス低下により
作業効率が下がる
そして、「パソコンの動作が遅くて仕事が進まない」という経験はないでしょうか? 修理費など金銭的な側面以外にも、パフォーマンスの低下したパソコンは作業効率そのものを低下させます。
先ほどご紹介したマイクロソフトの調査によると、4年以上前のパソコンを使い続けることは年間で349,983円ものコストアップにつながるというデータさえあります。古いパソコンの維持におよそ35万円ものコストを払うなら、性能の良い最新パソコンを購入するほうが結果的に安上がりになるのです。
パソコンが進化しているといっても、一般の人が使いこなせないような機能が搭載されるわけではありません。処理速度や省電力性がアップするなど、家電と同じようにより一層コストパフォーマンスがアップするように進化しているのです。
「Wi-Fi6と5G」
次世代のモバイル通信規格として注目されている「5G」が2020年からサービス開始されています。 「Wi-Fi6」は「5G」と同様に高速で大容量のデーターを送受信できます。「Wi-Fi6」と「5G」はそれぞれが補完し合う関係で例えばオフィスや商業施設などそのエリアにたくさんの人が集まって通信を行う場合には「Wi-Fi6」が適しており、屋外や長距離の通信には「5G」が適しています。
「Wi-Fi6」は「IEEE 802.11ax」という通信規格です。「Wi-Fi6」を使用する場合は「Wi-Fi6」に対応したWi-Fiルーターとパソコンが必要となります。
法人パソコンを買い替えるときは、自分の仕事に合ったものを選ぶことが大切です。
会社員と言っても、デスクワークが中心の人もいれば外回りが中心の人もいます。ただ高性能なパソコンを選ぶのではなく、自分のメインとする業務に合わせて選ぶことでより高いパフォーマンスを目指すことができます。
今回は外回りが多い営業職、デスクワーク中心の事務職、高い処理能力が求められるプログラマー職に分けて、おすすめの法人パソコンを3種類ご紹介します。
Webデザイン職には、以下のような特徴を持つパソコンをおすすめします。
- CPU(処理能力)はさほど重要じゃない
- ストレージは大容量に
- グラフィックボードはなくてもいいが、あると安心
CPU・メモリは動画編集ほどの高い能力は必要ではありません(【推奨】CPU:Core i5、メモリ:16GB)。しかし、デザイン素材をローカル保存しながら使用することが多いので、ストレージ容量は十分確保しておいたほうがいいでしょう。WebデザインはインテルUHDグラフィックスなど内蔵されているGPUで十分というむきもありますが、Photoshopなどデザイン系ソフトの一部機能であるなしで差が出る場合がありますので、搭載しておいた方が、いざというときに安心です。おすすめPCは以下です。
法人パソコンの買い替え時にやること・注意するポイント
自分に合ったパソコンに買い替えたら、必ず行うのがデータ移行と古いパソコンの処分です。機密データが含まれる法人パソコンは、取り扱いに注意する必要があります。以下の記事では、法人パソコンの買い替えで注意するポイントをご紹介しています。
パソコンの一斉入れ替えならドスパラプラスにおまかせ
法人向けパソコンの買い替えのベストタイミングは3年。古くなったパソコンを使い続けて、かえってコストがかかるということにならないように、正しい知識を身に着けて、最適なビジネスライフを過ごしましょう。
パソコンの一斉入れ替えならドスパラプラスにご相談ください。法人のお客様のご要望に沿って、複数台でご用意できるモデルや合わせてご購入いただける周辺機器やソフトウェアをご紹介いたします。