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法人パソコンの買い替え時にやること・注意すべきポイント
自分に合ったパソコンに買い替えたら、必ず行うのがデータ移行と古いパソコンの処分です。機密データが含まれる法人パソコンは、取り扱いに注意する必要があります。法人パソコンの買い替えで注意するポイントをご紹介します。
「法人パソコンの正しい買い替え頻度とは?おすすめや注意点もご紹介」では、適正な買い替え時期や法人の買い替え平均期間、新しいパソコンの選定基準などを細かくご紹介しています。合わせてご覧ください。
当然ですが、新しく購入した法人パソコンは何もデータが入っていません。パソコンを買い替える前と同様に使うためには、最低でも以下のデータは新しいパソコンに移行しておきたいものです。
- ユーザフォルダ…Windows内のCドライブに格納されているデータ
- メールデータ…Outlookを使っている場合データ移行が必要
- デスクトップのデータ
- その他ダウンロードデータや写真、動画データ
パソコン買い替え時のデータ移行は滅多に行わないことなので、戸惑うことも多いものです。作業前に流れを把握して、イメージしておきましょう。
- 古いパソコンのデータを整理して、移行すべきデータを洗い出す
- 古いパソコンデータのバックアップを行う
- 新しいパソコンに②のデータを移行させる
①古いパソコンのデータを整理して、
移行すべきデータを洗い出す
①はパソコンを買い替える前でも行えます。移行すべきデータは前述した通りですが、他にも年賀状ソフトなどを使っていれば、そのデータも移行する必要があります。
②古いパソコンのデータのバックアップを行う
そして、法人パソコンのデータ移行で気を付けたいのが、②のデータバックアップです。法人パソコンの中には、取引先の情報や会社の売上など機密情報が多く含まれています。そのため「バックアップ先」に注意しなくてはいけません。
③新しいパソコンに②のデータを移行させる
③で新しいパソコンインターネット環境を整えたら、②のデータを移していきます。Windowsには「バックアップと復元」というメニューがあり、案内に沿って復元することが可能です。
バックアップには以下のような方法があります。それぞれの特徴を知って、最適なものを選びましょう。
USBにバックアップする
USBは手軽に使えますが、容量が少なくパソコンの全データをバックアップできない場合、複数回バックアップ→データ移行を繰り返す必要があります。セキュリティ上USBが使えない企業の場合は、DVDやBlu-rayなど他の媒体を検討しなくてはいけません。移行後はUSB内のデータを完全に消去しましょう。
外付けHDDにバックアップする
USBより容量が大きく、多くの企業がデータ移行時に利用しています。社内に外付けHDDが1つあれば、他の人がデータ移行する時にも活用できます。
オンラインストレージへのアップロード
インターネットがあれば利用できるため、個人パソコンでよく使われるバックアップ先です。しかし、機密情報が多い法人パソコンの場合はセキュリティ上おすすめできません。パソコン内全てのデータをバックアップするには、容量が足りないケースもあります。
法人パソコンを処分するなら、以下の方法があります。
- ・メーカーへ返送する
- ・パソコンの処理業者に処分をお願いする
- ・リサイクルショップに売る
もしメーカーが引き取ってくれるなら、お任せするのが最も簡単な方法でしょう。新しいパソコンを購入する際に確認しておくと安心です。法人パソコンを対象とした廃棄サービスもあるので、費用がかかっても良い場合はお願いするのも1つでしょう。