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液晶モニターおすすめ11選!種類や選び方、おすすめメーカーも解説
この記事では、液晶モニターのおすすめ11選を紹介します。
液晶モニターの種類や選び方、おすすめメーカーもあわせてお伝えするので、液晶モニターの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
目次
液晶モニターとは?
液晶モニターは、PCの操作画面を表示するディスプレイの一種で、液晶の性質を利用して表示色をコントロールします。
高い解像度と広い視野角が特徴で、ビジネスやゲーミングなど、さまざまなシーンで採用されています。
サイズのラインナップも豊富なので、作業スペースや用途に応じた選定が可能です。
液晶モニターの種類
液晶モニターは、形状やパネル方式、光沢の有無などでさまざまな種類に分類されます。
以下でそれぞれの特徴を解説するので、製品を選定する際の参考にしてください。
形状
液晶モニターの形状には、主に「スクエア型」と「ワイド型」の2種類があります。
スクエア型の画面比率は4:3や5:4が一般的ですが、ワイド型は16:9が主流で、スクエア型よりも横幅が広いのが特徴です。
見やすさの観点から、現在はスクエア型よりもワイド型が主流となっています。
また、液晶モニターには、ディスプレイが内側に曲がっている湾曲モニターもあります。
湾曲モニターは、高い没入感と視野角の広さが特徴で、ゲーミング用途で採用の多いタイプです。
湾曲モニターに関しては「湾曲モニターのメリットは?デメリットとおすすめの湾曲モニター4選も解説」で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
光沢の有無
液晶モニターは、光沢の有無で「光沢モデル」と「非光沢モデル」の2種類に分類されます。
光沢モデルは、画面にツヤがあり、ゲームや動画の高画質なグラフィックを楽しむのに適しています。
非光沢モデルは、ディスプレイの表面がマットになっているため光が反射しにくく、自分の顔や背景の映り込みが抑えられるのが特徴です。
どちらもメリットとデメリットがあるので、用途や好みにあわせて選定しましょう。
パネル方式
液晶モニターのパネル方式は、主に「IPS」「TN」「VA」の3種類に分けられます。
「IPS」は、3つの中で最も視野角の広い方式で、色変化も少なく、上下左右どの角度からも安定した高解像度のグラフィックを体感できるため、高級テレビや医療機器などで採用されています。
「TN」は、PCや携帯電話などで採用されている普及率の高い方式で、ほかの方式と比べて安価で購入できるのが特徴です。
応答速度も速いのでゲーミングモニターに採用される傾向にありますが、色変化が大きいため、複数人で同じモニターを見る際には不向きです。
「VA」は、電源が切れている際にバックライトの光を完全に遮断し、深みのある黒を表現できるのが特徴で、高いコントラストを実現できます。
ただし、TNと同様に、IPSと比べて視野角が狭く、色変化が大きいのがデメリットです。
ゲーミングモニターと一般的なモニターの違い
ゲーミングモニターは、一般的なモニターと比べてスペックが高いのが特徴です。
具体的には、滑らかな映像を投影するためにリフレッシュレートが高めに設定されています。
一般的な用途で使用するモニターは、リフレッシュレートは60Hz程度ですが、ゲーミングモニターでは144Hzが主流です。
また、画面の切り替わり速度を表す「反応速度」も高く、FPSを楽しむなら1ms以下、そのほかのゲームなら5ms以下がおすすめです。
液晶モニターのメリット
液晶モニターのメリットは、大画面で仕事やゲーム、動画視聴を行える点です。
ノートPCの場合、画面サイズが小さいディスプレイ一つで仕事をしなければなりませんが、別途液晶モニターを用意することでデュアルモニターを実現でき、作業効率を上げられます。
また、大きいサイズの液晶モニターを使えば、ゲームや動画でより迫力のある映像を楽しめます。
グラフィックデザインなどの細かい作業を行うケースでも、大きいモニターのほうが見落としがなく、確認作業しやすい点がメリットです。
液晶モニターの選び方
液晶モニターの選び方を解説します。
液晶モニターは、画面サイズや解像度、用途などのさまざまな観点から選定できるので、選び方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
画面サイズ
液晶モニターの画面サイズは、17インチ未満の小型サイズから30インチ以上の大型サイズまで幅広いラインナップがあります。
24〜27インチのサイズが一般的ですが、画面サイズが合っていないと、目に疲れがたまったり、作業効率が落ちたりする可能性があるので、用途や自分の使いやすいサイズの大きさを選びましょう。
解像度
液晶モニターの解像度には、主に以下の種類があります。
- HD(1280×720)
- フルHD(1920×1080)
- WQHD(2560×1440)
- 4K(3840×2160)
- 8K(7680×4320)
一般的なビジネスシーンやゲーミング用途で液晶モニターを使用する場合は、フルHD解像度以上のモニターがおすすめです。
より高解像度の映像を楽しみたいなら、WQHDや4K解像度のモニターがおすすめですが、高解像度な分価格は高めなので、予算や用途に合ったものを選定しましょう。
接続方法
液晶モニターに使われている接続端子には「HDMI」や「DVI」「DisplayPort」などがあります。
PCやゲーム機などの接続する機器によって必要な接続端子は異なるので、購入前に必要な端子が搭載されているかを確認しましょう。
用途
液晶モニターを選ぶ際は、用途から逆算して選定するのも重要です。
例えば、ゲーミング用の液晶モニターを探している場合は、リフレッシュレートや反応速度の高いモニターがおすすめです。
ゲームのグラフィックを楽しむのであれば、WQHDや4K対応の液晶モニターが適しているでしょう。
一方で、ビジネスシーンでの利用を検討している場合は、フルHD程度の解像度で十分ですが、画面が小さ過ぎると作業がしづらいため、サイズを重視して選定しましょう。
テレワーク用で導入するのであれば、自分の部屋の作業スペースを考慮した選定が重要です。
パネル方式の種類
前述のとおり、パネル方式は「IPS」「TN」「VA」の3種類に分けられます。
ゲーミングには、応答速度の速いTNパネルがおすすめです。
複数人で1つのモニターを確認することの多いビジネスシーンには、視野角が広く、色変化が少ないIPSパネルが適しているでしょう。
映画や動画の視聴には、高いコントラストを実現できるVAパネルがおすすめです。
液晶モニターのおすすめメーカー
液晶モニターのおすすめメーカーを紹介します。
製品を選定する際の一つの判断材料として参考にしてください。
ASUS(エイスース)
ASUS(エイスース)(外部サイト)は、台湾に本社を置くPCおよびPCパーツメーカーです。
液晶モニターは、17インチから35インチ以上まで幅広いラインナップがあり、クリエイター向けやゲーマー向けなど、さまざまなユーザーに対応したシリーズがそろっています。
液晶モニターを選ぶなら、まずはチェックしておきたいメーカーの一つです。
ViewSonic(ビューソニック)
ViewSonic(ビューソニック)(外部サイト)は、アメリカのコンピュータ周辺機器メーカーです。
日本法人のビューソニックジャパンは、個人・企業向けの液晶モニターを中心に、プロジェクターやサイネージを展開しています。
液晶モニターは、ゲーミング用からビジネス用、家庭用、エンターテインメント用など、豊富なシリーズがそろっているのが特徴です。
公式サイトでは、リフレッシュレートや応答速度、接続端子などでも製品を検索できるので、気軽に利用してみてください。
BenQ(ベンキュー)
BenQ(ベンキュー)(外部サイト)は、台湾の電気製品メーカーです。
液晶モニターをはじめ、プロジェクターや電子黒板、照明などを販売しています。
BenQの液晶モニターには、BenQ独自のアイケア技術で目の疲れを低減する設計のモデルや、高さ・角度・向きの調整機能を備えたモデルなど、機能性に優れた製品があります。
エントリーモデルの比較的リーズナブルなモデルもそろっているので、価格を抑えたい方にもおすすめです。
Acer(エイサー)
Acer(エイサー)(外部サイト)は、台湾に本社を構えるパソコン関連機器メーカーです。
普段使いに最適なスタンダードモデルから、Acerの最先端テクノロジーを搭載した高性能ゲーミングモデルや、裸眼3D立体視を可能にするモデルまで幅広く取り扱っています。
万が一に備えたい方におすすめの5年間の製品保証付きのモニターもあり、さまざまなユーザーのニーズを満たします。
I-O DATA(アイ・オー・データ)
I-O DATA(アイ・オー・データ)(外部サイト)は、石川県の精密機器メーカーです。
個人向けに限らず、法人向けや文教向けのスクエア型・ワイド型のモデルを取り扱っています。
広視野角のゲーミング用モニターや4K対応モニターもそろっているので、動画や映画、ゲームなどのエンターテインメントを楽しみたい方にもおすすめです。
PHILIPS(フィリップス)
PHILIPS(フィリップス)(外部サイト)は、オランダに本社を置く電気機器メーカーです。
ヘルスケア製品や医療関連機器を中心に、液晶モニターやヘッドホンなども製造しています。
液晶モニターは、フルHDの4倍にあたる3840×2160解像度に対応した4K2Kモニターや、滑らかで安定した画面描写を実現する「AMD FreeSync™ テクノロジー」に対応した製品を販売しています。
法人向けにも展開があるので、詳しくはI-O DATA製とあわせてこちらのページからご確認ください。
17インチ未満の液晶モニターおすすめ2選
以降では、液晶モニターの画面サイズごとに、おすすめ製品を紹介します。
まずは、17インチ未満の小型な液晶モニターを紹介するので、限られた作業スペースで使用したい方は、参考にしてください。
ASUS ZenScreen MB16ACV
ディスプレイを指先で操作できるマルチタッチモニターです。
付属のタッチペンを使用すれば、画面に直接文字を書けるため、1対1のプレゼンテーションや教育シーンでの使用に適しています。
横置きだけでなく、縦置きにも対応しているので、縦に長く記述するMicrosoft Excelの表計算やプログラミングといった作業も効率的に行えます
製品名 | ASUS ZenScreen MB16ACV | ViewSonic TD1655 |
モニターサイズ | 15.6(ワイド)インチ | 15.6(ワイド)インチ |
パネル方式 | IPS | IPS |
最大解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
応答速度 | 5ms(GTG) | 6.5ms(GTG) |
リフレッシュレート | - | 75Hz ※接続端子により異なります |
入力端子 | USB Type-C×1 | Mini HDMI×1 USB3.1 Type-C×2 |
外形寸法 | 357.9×224.8×10.5mm | 355×223×16mm |
重量 | 約0.83kg | 約1kg |
製品名 | ViewSonic XG2407-7 | ASUS VG249Q1A | ASUS VP229HE |
モニターサイズ | 23.8(ワイド)インチ | 23.8(ワイド)インチ | 23.8(ワイド)インチ |
パネル方式 | IPS | IPS | IPS |
最大解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 | 1920×1080 |
応答速度 | 0.8ms(MPRT) | 1ms(MPRT) | 5ms(GTG) |
リフレッシュレート | 165Hz ※接続端子により異なります | 165Hz ※接続端子により異なります | 75Hz ※接続端子により異なります |
入力端子 | HDMI1.4×2 DisplayPort×1 |
HDMI1.4×2 DisplayPort1.2×1 |
D-Sub15ピン×1 HDMI×1 |
外形寸法 | (スタンド付き)540×433.9~535.5×239mm (スタンドなし)540×323×51mm |
(スタンド付き)541.04×393.33×173.98mm (スタンドなし)541.04×323.26×57.83mm |
490×199×363mm |
重量 | (スタンド付き)約6.5kg (スタンドなし)約3.2kg |
(スタンド付き)3.47kg (スタンドなし)2.9kg |
約2.9kg |
製品名 | ASUS VG258QR-G | BenQ EX2510S-JP | ViewSonic VA2732-MHD-7 |
モニターサイズ | 24.5(ワイド)インチ | 24.5(ワイド)インチ | 27(ワイド)インチ |
パネル方式 | TN | IPS | IPS |
最大解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 | 1920×1080 |
応答速度 | 0.5ms(GTG) | 1ms(MPRT)/2ms(GTG) | 4ms(GTG) ※オーバードライブ時 |
リフレッシュレート | 165Hz ※接続端子により異なります | 165Hz ※接続端子により異なります | 75Hz ※接続端子により異なります |
入力端子 | DVI-D(デュアルリンク)×1 HDMI1.4×1 DisplayPort1.2×1 |
HDMI2.0×2 DisplayPort1.2×1 |
VGA(ミニD-Sub15ピン)×1 HDMI×1 DisplayPort×1 |
外形寸法 | (スタンド付き)563×221×357~487mm | 391.5~521.5×557.6×216.7mm | (スタンド付き)615×458×225mm (スタンドなし)615×364×46mm |
重量 | 約5.1kg | 約5.7kg | (スタンド付き)約4.1kg (スタンドなし)約3.6kg |
製品名 | ViewSonic VA3219-4K-MHD-7 | ASUS VP32UQ | LGエレクトロニクス 32GN650-B |
モニターサイズ | 31.5(ワイド)インチ | 31.5(ワイド)インチ | 31.5(ワイド)インチ |
パネル方式 | IPS | IPS | VA |
最大解像度 | 3840×2160 | 3840×2160 | 2560×1440 |
応答速度 | 4ms ※オーバードライブ時 | 4ms(GTG) | 5ms(GTG) |
リフレッシュレート | 75Hz ※接続端子により異なります | 60Hz ※接続端子により異なります | 165Hz ※接続端子により異なります |
入力端子 | HDMI2.0×2 DisplayPort1.4×2 |
HDMI2.0×1 DisplayPort1.2×1 |
HDMI×2 DisplayPort1.4×1 |
外形寸法 | (スタンド付き)714×520×231mm (スタンドなし)714×428×59mm |
(スタンド付き)714.6×485.7×201.8mm | (スタンド付き)715×490-600×292mm (スタンドなし)715×428×51mm |
重量 | (スタンド付き)約8kg (スタンドなし)約6.7kg |
7.82kg | (スタンド付き)7.2kg (スタンドなし)5.1kg |
液晶モニターのQ&A
最後に、液晶モニターのQ&Aを紹介します。
液晶モニターは何インチがおすすめ?
液晶モニターの画面サイズは、24〜27インチが一般的ですが、用途によって適したサイズが異なります。
仕事用として使用するなら、デスクのスペースを取り過ぎず、目に負担がかかりにくい24インチ前後がおすすめです。
映画鑑賞やゲーミング用の液晶モニターが欲しいなら、大迫力な映像とサウンドを楽しめる27インチ以上の製品をおすすめします。
モニターはLEDと液晶どちらがいい?
LEDモニターは、液晶モニターと比べて明るく、視認性が高いのが特徴です。
加えて、消費電力が低く、液晶モニターでは実現できない大きなサイズ構成や曲面設置が可能であることから、屋外広告や演出の用途で使用されています。
そのため、外光があたる場所や大型モニターを設置したい場合は、LEDモニターがおすすめです。
一方で、ビジネスシーンやゲーミングなどの屋内での使用を想定している場合は、液晶モニターのほうが流通も多く、コストも抑えられます。
液晶モニターは何年使える?
液晶モニターの耐用年数は、メーカーや製品によって異なりますが、5年程度と言われています。
ただし、使い方によっては寿命が短くなってしまう場合があるため、長く使用したい方は、使い方に気をつけましょう。
すぐに実施できる工夫としては「負荷をかけないために電源を頻繁にON・OFFしない」や「寒暖差の激しい場所で使用しない」などがあります。
また、メーカーや製品によっては製品保証付きの液晶モニターもあるので、気になる方は選定時に確認してみてください。
ご希望のモニター、ドスパラプラスなら見つかるかも
ドスパラプラスでは、法人のお客様のご要望に合わせて製品の仕入れ・販売を行っています。上記の製品やドスパラ通販サイトで販売されている製品以外にもご用意できる製品がございますので、これまでお取引のないお客様もぜひお気軽にご相談・お問い合わせください。
※ご希望の製品の調達を確約するものではございません