Windows11 Proの詳細を御覧ください
Windows11 Proの詳細を御覧ください
サーバー サーバー

サーバーとは?役割・種類、選び方をわかりやすく解説

サーバーといってもその種類は様々。サーバーの種類とその役割を理解した上で、自社の業務で必要なサーバーを選びましょう。本記事ではサーバーの種類・役割、そして選び方までをわかりやすく解説します。 

目次

サーバーとは?サーバーの基本をおさらい

まずはサーバーを理解するための用語、サーバーの役割を理解しておきましょう。 

サーバーとは?

サーバーの英語のスペルはserverです。直訳すれば奉仕する人という意味。サーバーがサービスを提供しているのは、クライアントと呼ばれるネットワークに接続しているコンピューターです。 

クライアントとは、クライアント/サーバーシステムで、サーバーにサービスを求め、サービスを受け取るパソコンのことをいいます。社内ネットワークに接続しているパソコンはすべてクライアントといます。サーバーはクライアントの要求に応えて様々な情報を提供します。 

クライアントがネットワークを利用するためにサーバーが必須

サーバーはクライアントがネットワークを利用するために必須です。ネットワークとは複数のコンピューターを接続した通信網のことをいいます。とくに企業が社内のクライアント、ネットワークなどを管理するためにサーバーは欠かせません。 

社内ネットワークへの接続可否や、端末や利用者(ユーザー)の権限等を設定し、集中管理することで、社外からの不正アクセスや社外から持ち込まれた端末からのアクセスを防止が可能です。 

サーバーはクライアントやユーザーがどのサービスを利用できるかを決定できますし、ファイル共有のアクセス権限も管理できます。従業員が、業務に必要のないソフトウェアをダウンロード/インストールできないようにと制限をかけることもできます。

クライアント/サーバー型ネットワークが標準

先述したような、サーバーがクライアントにデータを提供するスタイルを「クライアント/サーバー型ネットワーク」といいます。ごく一部の例外を除いて、ほとんどの企業ネットワークはクライアント/サーバー型の形態です。 

企業には複数のサーバーが設置されているのが一般的。規模が小さい企業であっても、サーバーを構築することで端末の統合管理、データやファイルの安全な集中管理が可能となります。現在サーバーを導入していない企業も、サーバーを導入することで、プリンターの設定やバックアップが容易になったりします。これを機にサーバーの導入を検討してみましょう。

これだけおさえればOK!サーバーの種類

続いてサーバーの種類を解説します。サーバーはその役割によって名称が異なります。

インターネット閲覧に必要なWEBサーバー

インターネットを閲覧するために必要なサーバーがWEBサーバーです。WEBサーバーは、クライアントが閲覧しようとしているサイトのデータをクライアントに送るという仕組み。WEBサイトを閲覧する場合、データを提供してくれるのは、WEBサイトの管理人や運営者の管理下にあるサーバーです。 

WEBサイトを閲覧しているときに「サーバーがダウンして閲覧できない」と表示されたことはありませんか? これはWEBサーバーが機能しなくなったため、サーバーに保存されているデータを提供できなくなったことで生じる不具合です。

メールの送受信に必要なメールサーバー

メールを送受信する際はメールサーバーというサーバーが役立っています。メールを受信したり転送したりサーバーはSMTPサーバーです。受信したメールをクライアントに渡すサーバーはPOP3サーバー、IMAPサーバーといいます。 

パソコンだけでなく、スマートフォンでのメールのやりとりもサーバーが介在しています。

アプリケーションプログラムを動作させるアプリケーションサーバー

アプリケーションとは、WEBシステムに、アプリケーションプログラムを動作させるためのサーバーです。一般的にWEBシステムはWEBサーバー、アプリケーションサーバー、そしてデーターベースサーバーの3層構造になっています。アプリケーションサーバーの役割は、WEBサーバーからの要求に基づき、JavaやRuby、PHPなどを実行します。 

自社内でのサーバー構築に必須のハードウェア

サーバーを社内で構築するためには、サーバー用に適した機器が必要です。事務作業等に使用するパソコンをサーバーに設定することもできます。一般家庭であればパソコンをサーバーとして活用しても問題はありません。

業務用はサーバー専用機器を

しかしながら、業務用のサーバーであればサーバー専用機器を選んだ方が安心です。なぜならば、サーバーは休みなく24時間稼働し続け、安定したパフォーマンスを提供しなければならないからです。

サーバーに求められる性能は多くの処理を並列で行うことや高い安定性、高い耐久性、常時稼働することなどです。通常のパソコンは安定してサービスを提供するサーバーには向いていません。 

サーバー用マシンの種類とスペック

サーバー専用マシンを導入する場合に知っておくべき、マシンのスペックを解説します。 

サーバーは、その形状によってタワー型とラック型、ブレード型などに分類できます。 

サーバーの形状 外観 特徴
タワー型

デスクトップパソコンと同じ形状。 

拡張性が少なく小規模なットワークに向いている。 

ラック型

サーバー専用のラックに挿入できる形状のサーバー。サーバー用のラックには冷却装置や電源が必要。 

冷却性、拡張性に優れている。集積配置が可能、面積当たりの性能/能力比を向上できる。 

ブレード型

刃のような形状で、薄い。シャーシーと呼ばれる駆体に差し込んで使う。 

ラック型以上の高集積(密度)設置が可能。 
シャーシ型とも称され、専用ラックに搭載することが多い。 

サーバー用マシンに求められるスペックは、ネットワークの規模に左右されるため一概にはません。したがって法人向けサーバーを販売しているパソコンショップに電話やメール等で相談するとよいでしょう。ネットワークの規模感や予算に応じて最適なサーバー用マシンを案内してもらえます。

拡張性の高いラック型サーバーを豊富なラインアップで販売中!

ドスパラプラスで販売中のサーバーはInspur社製高性能サーバーシリーズです。

Intel® Xeon® Scalable Family Prosessorを搭載、また2way、4way CPUの搭載が可能です。高性能コンピューティング,クラウドコンピューティングなどの用途はもちろん、ハイエンドGPUを搭載して、AI/DeepLearning 向け学習/推論用サーバーとしてご利用いたただくことも可能です。

ご要望に叶うサーバーがないときは

またモデル製品以外にもご要望通りのサーバーを1から製造するサービス(フルカスタマイズCTO)もございますので、「最適なサーバーのスペックが判断できない」「要望に叶うサーバーが見つからない」とお困りのご担当者様はお気軽にご相談ください。 

まとめ

サーバーを構築するときは、サーバーの用途を把握した上で、必要なスペックのものを選びましょう。小規模なネットワークであれば、リーズナブルな価格のタワー型サーバー、大規模のネットワークであれば、ラック型やブレード型を検討するとよいでしょう。

類似記事

購入のご相談・各種お問い合わせ

こちらは法人様向け購入のご相談・サポートのお問い合わせ窓口です。「パソコンのスペックと言われてもピンとこない」「このアプリを動かしたいんだけど」「こんなスペック・構成のパソコンがほしい」「わたしの業務にぴったりのモデルは?」
ご購入後に「購入したけどこんなことに困っている」・・などなど、お見積の作成はもちろん、製品や仕様のご相談、各種ソリューションサービスに対するご質問などなんでもお気軽にお問い合わせください。
※ご購入の前後でお問合せ連絡窓口が異なりますのでご注意ください

購入・お見積等のご相談

お急ぎの方、直接相談したい方

03-5294-2041

受付時間:平日9:00-18:00
FAX:03-3256-2532

sales_hq@twave.co.jp
その他のご相談方法はこちら

購入後のご相談

サポートのご相談、修理のご依頼

0120-892-324

受付時間:24時間 365日対応

お問い合わせフォーム














お問い合わせ 見積り履歴