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おすすめの配信用マイク6選!種類と選ぶポイントをわかりやすく解説!

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この記事では、おすすめの配信用マイクを厳選して6つご紹介します。
近年、ブランドイメージの向上を目指して、従業員による配信を行う企業が増えてきましたが、いざ始めるとなるとどのようなマイクを選べばよいかわからない方も多いでしょう。マイクの種類と選ぶときのポイントも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

目次
1.配信用のマイクとは 2.配信用のマイクの種類とそれぞれの特徴 2-1.ダイナミックマイク 2-2.コンデンサーマイク 2-3.バイノーラルマイク 3.配信用のマイクを選ぶときのポイント 3-1.指向性 3-2.接続端子 3-3.マイク感度 3-4.入門者向け・上級者向け 3-5.機能 3-6.付属品 3-7.周辺機器との相性 4.配信マイクでおすすめの人気メーカー 4-1.Logicool(ロジクール) 4-2.Marantz(マランツ) 4-3.NZXT(エヌズィーエックスティー) 4-4.オーディオテクニカ(audio-technica) 4-5.SHURE(シュア) 5.配信用のマイクでおすすめのダイナミックマイク 5-1.Razer Seiren V2 Pro 5-2.上海問屋 XLR・USB両対応ダイナミックマイクロフォン DN-916235 5-3.おすすめのダイナミックマイク比較表 6.配信用のマイクでおすすめのコンデンサーマイク 6-1. Logicool BM400BK 6-2.Logicool BM600X 6-3.NZXT CAPSULE 6-4.AVerMedia AM310 6-5.おすすめのコンデンサーマイク比較表 7.配信用マイクと一緒にそろえたいアイテム 7-1. ポップガード 7-2. マイクスタンド・マイクアーム 7-3. オーディオインターフェイス 7-4. ショックマウント 7-5. 防湿庫 8.配信用マイクに関してよくある質問 8-1.マイクが認識されないときは、どうすればよい? 8-2.ヘッドセットとの違いは? 8-3.マイクの音割れは、どう対処すればよい? 9.まとめ

配信用のマイクとは

配信用のマイクとは、インターネット経由で視聴者に音声や映像を届ける際に使用するマイクです。

近年、自社の商品・サービスのプロモーションやブランドイメージの向上を目指して、従業員による配信を行う企業が増えてきましたが、どれだけ配信内容に魅力があっても、声が聞き取りづらい、あるいは周囲の雑音がうるさい場合には、配信を最後まで聞くことなく途中で離脱されてしまうリスクがあります。

配信の効果を最大限まで上げ、当初の目的を達成するためには、コンテンツの内容だけでなく、視聴者が心地よく聞ける音質にもこだわる必要があるといえるでしょう。

配信用のマイクの種類とそれぞれの特徴

配信用のマイクは、大きく3種類に分けられます。ここでは、それぞれのマイクの具体的な特徴を解説していきます。

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクは、搭載する振動板とコイルを利用して、声や音による空気の振動を電気信号に変換するマイクです。内部構造がシンプルなため衝撃に強く、壊れにくい特徴があります。また、ある程度の湿度にも耐えられるため、保管方法をあまり気にしなくてもよい点もメリットといえるでしょう。価格が1万円未満、1万円前後で販売されているものも多く、できるだけ予算を抑えたい方にもおすすめです。

ただし、コンデンサーマイクと比較すると、感度が低く音質面では及びません。このため、歌や楽器の演奏ではなく話すタイプの配信に向いているといえます。

コンデンサーマイク

コンデンサーマイクは、蓄電・放出を行うコンデンサーの技術を活用したマイクです。低域から高域まで幅広い周波数の集音が可能で、息づかい、楽器の繊細な響き、部屋の反響音など臨場感のある音を伝えられます。プロミュージシャンのレコーディングで使われることも多く、高音質で配信を行いたい方におすすめです。

ただし、ほかの種類のマイクよりも価格が高い傾向にあり、また湿度や衝撃に弱いため適切な環境下での管理が求められます。

バイノーラルマイク

バイノーラルマイクは、バイノーラル(両耳効果)の方式で音の3Dを楽しめるバイノーラル録音用のマイクです。左右の耳で微妙に異なる音の変化を忠実に表現し、まるでその場にいるような臨場感がある高音質な音声を収録できます。近年、YouTubeでは、バイノーラルマイクを使用したASMR動画やライブハウス映像などが人気を集めています。

人の左右の耳を模したタイプや、ダミーヘッド型のものなど、さまざまなタイプが販売されていますが、プロ仕様のものは100万円を超えるものもあります。

配信用のマイクを選ぶときのポイント

どのような配信をするかによって、最適なマイクは異なってくるため、選ぶときのポイントを7つご紹介します。

指向性

マイクは、どの方向の音を集音するかによって、「単一指向性」「無指向性」「双指向性」に分けられます。「単一指向性」は、ひとつの方向から集音するタイプで、マイク正面の感度が高いため1人での配信に適しています。「無指向性」は、マイク周辺のあらゆる音を等しく集音するタイプで、複数人が会話する配信に向いています。「双指向性」は、マイクの正面と背面の集音を行うタイプで、向かい合った対談などの配信で活用できるでしょう。

接続端子

配信用のマイクを接続する端子には、「XLR端子」と「USB」があります。XLR端子のマイクは、オーディオインターフェイスなどの機器を通してパソコンと接続しますが、ノイズが発生しにくいため、高音質での配信が可能です。USB接続のマイクは、音質面ではXLR端子のマイクに及びませんが、周辺機器不要で直接パソコンと接続できるとともに価格も安いことから、これから配信を始めてみたい方におすすめです。

マイク感度

コンデンサーマイクは、感度が高く幅広い周波数の集音ができるため、高音質で臨場感のある配信をしたい方におすすめです。一方、ダイナミックマイクは、コンデンサーマイクほどに感度は高くなく、音質にあまりこだわらない配信に向いているといえるでしょう。

ただし、感度が高くなるほどマイク周辺の雑音も拾ってしまうため、特にコンデンサーマイクの場合にはノイズ対策が重要です。

入門者向け・上級者向け

配信用のマイクは、入門者向け、上級者(プロ)向けで金額が大きく異なります。上級者(プロ)向けの配信用マイクは、高音質の配信が行える一方で高価格なものが多く、また高機能ゆえに初心者では搭載した機能を使いこなせないリスクがあります。

これから配信を始める方は、まずは入門者向けの配信用マイクからスタートし、音質を実際に体感しながら徐々に性能を上げていくことをおすすめします。

機能

配信用のマイクには、「ミュート機能」が搭載されているものがあります。例えば、Web商談の途中で、急きょ、接続相手のいないところで打ち合わせをしたい場面などがあるでしょう。ミュート機能を利用すれば、相手に聞かれることなく社内の会話を行うことが可能です。

このほかにも、「ノイズキャンセル機能」や「音量調節機能」など、マイクによって搭載している機能は異なるため、利用目的に合ったものを選びましょう。

付属品

配信用マイクを使用するためには、ケーブルやスタンドが必要です。また、ノイズを減らし良質な音を届けるアイテムとして、ポップガードやショックマウントなどがあります。

マイク単体ではなく、付属品付きのものや配信用のセット一式をまとめた商品も販売されているため、初心者の方ですぐに配信を始めたい方は、付属品も含めてマイク選びをするのがよいでしょう。

周辺機器との相性

オーディオインターフェイスは、音質の改善やエフェクト機能などが利用できる機器ですが、配信用のマイクのパフォーマンスを高めるためには相性が合っている必要があります。

すでにオーディオインターフェイスを利用していて、配信用のマイクを高性能なものに変更する場合には、メーカー公式サイトで対応状況を確認しましょう。

配信マイクでおすすめの人気メーカー

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ここでは、配信用のマイクを取り扱っているおすすめの人気メーカー5社とそれぞれの特徴をご紹介していきます。

Logicool(ロジクール)

Logicool社は、スイスに本社を置くLogitech社の日本法人で、ゲーム関連機器や配信マイク、Webカメラなどを販売しています。かつてプロのミュージシャンも愛用していたマイクの製造元Blue Microphones社を買収し、現在ではその代表的なマイク「Yeti」をLogicoolGブランドで扱っています。このほかにも、高音質でデザイン性の高い多数の配信マイクを販売しています。

Logicool社製の配信マイクは「Logicool社製の配信マイク一覧ページ(外部サイト)」で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

Marantz(マランツ)

Marantzは、アメリカに本社を置く音響機器メーカーMasimo社の提供するブランドです。集音性能に優れた単一指向性のコンデンサーマイクが1万円未満の価格から購入できます。初めての配信マイクを予算を抑えてそろえたい方におすすめします。また、1年間の修理対応や、日本人向けのコールセンターが用意されているため、安心して利用できるでしょう。

Marantzの配信マイクは「Marantzの配信マイク一覧ページ(外部サイト)」で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

NZXT(エヌズィーエックスティー)

NZXT社はアメリカに本社がある、PCパーツやゲーム周辺機器の開発・販売を行う会社です。高性能な配信用マイクも取り扱っており、音声だけを的確に集音するため、高音質な配信が可能です。また、本体にノイズを低減するポップガードや振動を抑えるショックマウントがあらかじめ搭載されているため、別途購入の必要がありません。価格も1万円代で購入でき、コストパフォーマンスに優れた商品を多数提供しています。

NZXTの配信マイクは「NZXTの配信マイク一覧ページ(外部サイト)」で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

オーディオテクニカ(audio-technica)

オーディオテクニカ社は、東京都町田市に本社を置く音響・映像関連機器を幅広く取り扱うメーカーです。配信用マイクは、高性能にもかかわらず低価格から利用でき、コストパフォーマンスに優れた製品が多数用意されています。例えば、USB/XLRどちらにも対応するダイナミックマイクが約1万円で購入可能です。また、国内メーカーならではの品質とサポート体制から、多くの配信者に利用されています。

SHURE(シュア)

SHURE社は、アメリカに本社を置く音響機器メーカーです。創業100年を誇り、エルヴィス・プレスリーをはじめ、有名アーティストも利用する信頼のブランドとして、配信者からも人気を集めています。ライブやスタジオでのボーカルマイク「SM58」や、ポッドキャスト向け「MV7」など用途に応じて最適なマイクが用意されています。

配信用のマイクでおすすめのダイナミックマイク

コストパフォーマンスに優れた、配信用のマイクでおすすめのダイナミックマイクを2つご紹介していきます。

Razer Seiren V2 Pro

Razer社のSeiren V2 Proは、パソコンとUSB接続することで簡単に使用を開始できるダイナミックマイクです。マイクの音量を自動的に調整する機能が搭載されており、配信中に急に大きな音が出ても、音割れの心配がありません。また、マイク本体に配置されているボタンで音量調整、ミュートなどの操作が簡単に行えます。

Razer社のSeiren V2 Proは、パソコンとUSB接続することで簡単に使用を開始できるダイナミックマイクです。マイクの音量を自動的に調整する機能が搭載されており、配信中に急に大きな音が出ても、音割れの心配がありません。また、マイク本体に配置されているボタンで音量調整、ミュートなどの操作が簡単に行えます。

上海問屋 XLR・USB両対応ダイナミックマイクロフォン DN-916235

上海問屋のDN-916235は、XLRとUSB接続の両方に対応したダイナミックマイクです。低価格にもかかわらず、ミュート・ゲイン調節のボタンが搭載され音質もよく、コストパフォーマンスに優れています。単一指向性のため1人配信向きで、ダイナミックマイクでこれから配信を始めてみたい方というにおすすめです。

おすすめのダイナミックマイク比較表

製品名 Razer Seiren V2 Pro XLR・USB両対応ダイナミックマイクロフォン DN-916235
接続 USB USB(PC側:USB A、マイク側:USB C)、XLR端子、入力モニター用の3.5mmピンジャック搭載
周波数特性 20~20KHz 50Hz-14KHz
外形寸法 ベース含む:90×212×90mm、マイクのみ:59.5×152×64mm 約60mm(幅)×60mm(奥行き)×155mm(高さ)
重量 スタンド・ベース含む:551g、マイクのみ:293g 約439g

配信用のマイクでおすすめのコンデンサーマイク

ここでは、高感度かつ高音質、配信用のマイクでおすすめのコンデンサーマイクを、4つご紹介していきます。

Logicool BM400BK

Logicool社のBM400BKは、オーディオインターフェイス不要でパソコンとUSB接続するだけですぐに使用できる高性能なコンデンサーマイクです。マイクゲインのつまみを回すことで簡単にマイクの音量を調整可能です。また指向性もつまみで自由に変更できるため、1人配信、複数人で配信、対談など向かい合っての配信など、さまざまな用途で活用できます。

Logicool BM600X

Logicool社のBM600Xは、パソコンとUSB接続が可能な高性能コンデンサーマイクです。搭載されたハイレゾLEDメーターで音声レベルを一目で確認できるため、音割れに注意しながら快適に配信できます。また、音量調節、ミュート、指向性の変更がひとつのつまみで操作でき、標準搭載されているさまざまなエフェクトを活用すれば、自分だけのサウンドを届けられるでしょう。

NZXT CAPSULE

NZXT社のCAPSULEは、デザイン性に優れた高音質なコンデンサーマイクで、USBで直接パソコンと接続できます。標準で付属されているスタンドは、ねじ不要で取り外しができ、重量感があるため安定してマイクを支えてくれるでしょう。ボタンを押しながらマイクを動かせば、自由な角度に変更でき、利用環境に合わせて利用できます。

AVerMedia AM310

AVerMedia社のAM310は、パソコンとUSB接続が可能なコンデンサーマイクです。難しい設定が不要ですぐに使用できるとともに、感度が高く集音性能に優れています。本体にボリューム調整機能が付いており、つまみを回すだけで簡単に音声ボリュームを変更可能です。ミュート機能も搭載されているため、配信途中で席を外す場合に活用できるでしょう。

おすすめのコンデンサーマイク比較表

製品名 Logicool BM400BK Logicool BM600X NZXT CAPSULE AVerMedia AM310
接続 USB USB USB USB
周波数特性 20Hz~20kHz 20Hz~20kHz 20Hz~20kHz 20~20000Hz
外形寸法 120×125×295mm 110×122×289mm 115×131.3×252.8mm 90×130×270mm
重量 マイク:550g
スタンド:1000g
マイク:519g
スタンド:761g
883g 約468g

配信用マイクと一緒にそろえたいアイテム

ここからは、配信用マイクと一緒にそろえたい、便利かつマイクを守ってくれるアイテムを5つご紹介していきます。

ポップガード

ポップガードは、マイクに向かって発声したときに息が風として当たって発生するノイズを抑えてくれるアイテムです。ポップガードを使用しないと、発声時はもちろんわずかな呼吸音も拾ってノイズになることがあり、リスナーにとって耳障りな音として聞こえるため、配信時に利用するとよいでしょう。また、湿気に弱いコンデンサーマイクを使用している場合には、息に含まれる湿気からマイクを守る役割も果たします。

マイクスタンド・マイクアーム

購入した配信用のマイクを固定する方法として、スタンド・アームの2種類があります。マイクスタンドには、マイクの重量をあまり気にせずに利用できるメリットがありますが、机の上に置くためどうしてもスペースを取られます。比較的軽めのマイクを使用して、机の上をすっきりさせて配信したい方はマイクアームがおすすめです。

オーディオインターフェイス

高性能の配信用マイクであれば、単体でも高音質の配信が可能ですが、オーディオインターフェイスを使用すればさらに音質の改善が可能です。豊富なエフェクト機能のほかにも、スピーカーの音量調整をしてくれるフェーダー機能などさまざまな機能を利用できるため、音質にこだわりたい方におすすめのアイテムです。

ショックマウント

ショックマウントは、マイクが拾う机の振動などの音を低減するためのアイテムです。感度が高くなるほど、マイクを置いた机の振動などわずかな音を拾ってしまい、ノイズとしてリスナーに届いてしまいます。数千円程度で購入できるため、配信用マイクと一緒にそろえましょう。

防湿庫

配信機材には湿度に弱いものが多く、中でもコンデンサーマイクは特に湿気に弱いため、防湿庫があると安心です。オーディオインターフェイスやケーブル類も収められる大きめのサイズの防湿庫もあるため、部屋のスペースに合わせて検討しましょう。

配信用マイクに関してよくある質問

リアルタイムで行うことの多い配信ではトラブルはつきものです。ここでは、配信用マイクに関してよくある質問を3つご紹介します。

マイクが認識されないときは、どうすればよい?

ハードウェアの問題、ソフトウェアの問題が原因として考えられます。ハードウェアの問題として、接続規格が適合しているか、ジャックがきちんと接続されているかを確認しましょう。ソフトウェアの問題では、ドライバーのアップデート、Windowsで「マイクへのアクセスを許可する」と設定できているかの確認が必要です。

ヘッドセットとの違いは?

ヘッドセットは、マイク位置を気にせずに配信が可能で、比較的安価で購入できるメリットがありますが、高性能な配信用マイクの音質には及びません。配信用マイクでは高音質の製品が多数用意され選択肢が多いため、音質にこだわって配信したい方は配信マイクをおすすめします。

マイクの音割れは、どう対処すればよい?

マイクと口元が近すぎる、声量・入力音量が大きすぎる、マイクブーストの機能がONになっている、などの理由で音割れが発生している可能性があります。マイクとの距離を離す、小さい声で話す、アプリやシステムの入力音量を下げる、マイクブーストをOFFにするなどの対処法が考えられます。

まとめ

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この記事では、配信用マイクの種類と特徴、選ぶときのポイント、おすすめの配信用マイク6選、一緒にそろえたいアイテムなどについて解説しました。

種類によって、感度、集音性能が異なるとともに、同じ種類のマイクでも「ミュート機能」「音量調節機能」など搭載する機能はさまざまです。配信内容によっても最適なマイクは変わってくるため、当記事を参考にぜひご自身の配信に合ったマイクを見つけてください。

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