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配信用PCおすすめ10選!推奨スペックや選ぶポイントも解説
この記事では、配信用PCのおすすめ10選を紹介します。
これから配信用PCを購入する方に向けて、配信用PCの推奨スペックや選ぶときのポイントもあわせてお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
目次
配信用PCとは
配信用PCとは、動画投稿やゲーム・Vtuber実況などのさまざまな配信に使用するPCです。
一般的なビジネスシーンで使用されるノートPCよりも高スペックで、最新のグラボ(グラフィックボード)や上位グレードのCPUを搭載しています。
ノートPCを配信で使用するのは可能ですが、動画配信には高いグラフィック処理と冷却性能が求められるため、スペックによっては十分な性能が発揮されず、リアルタイムでの配信がコマ送りになったり、応答しなくなったりする場合があるため、デスクトップ型がおすすめです。
グラボなしのPCで配信は可能?
グラボを搭載していないPCだと、大前提としてPCゲームを起動できない場合があります。
例えば、近年人気を集めているオープンワールド型RPGの「原神」の推奨スペックは以下のとおりで、GPUの搭載されたPCの使用が推奨されています。
システム:Windows 10 64-bit、またはWindows 11 64-bit
CPU:Intel® Core™ i7(第7世代)またはそれ以上の性能を持つもの
RAM:16GB
単体GPU: NVIDIA® GeForce® GT 1060 6GBまたはそれ以上の性能を持つもの
DirectXバージョン:11
初回インストールに必要なストレージ:150GB以上の空き容量が必要
通常ストレージ:100GB以上の空き容量が必要
※原神公式サイトより引用
グラボなしのPCだと、仮にゲームを起動できたとしても、スムーズなプレイは困難であるため、配信用PCを用意するならグラボを搭載したPCがおすすめです。
ゲーム配信に重要なパーツは?
ゲーム配信では、グラボだけでなく、PCの頭脳・司令塔の役割を担うCPUも重要なパーツのひとつです。
CPUのマルチタスク処理性能が配信の質に比例すると言っても過言ではなく、「コア数」「クロック数」「クロック周波数」の高いCPUを搭載したPCを使用すれば、快適な配信環境を実現できます。
それぞれの要素の詳細は「CPUとは?パソコン選びで知っておくべき要素や比較方法を解説!」で解説しているので、あわせてご確認ください。
以下で、CPUをはじめとした、配信用PCの具体的な推奨スペックを解説します。
配信用PCの推奨スペック
配信用PCの推奨スペックは、以下のとおりです。
OS | 最新のWindows OS |
CPU | Intel® Core™ i7シリーズ以上 |
メモリ | 16GB以上 |
GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 40シリーズ |
ストレージ | 500GB~1TBのNVMe SSD |
CPUは、Intel® Core™ i7シリーズ以上がおすすめです。
Intel® Core™ iシリーズには、Core i7のほかに、Intel® Core™ i3シリーズ・Intel® Core™ i5シリーズ・Intel® Core™ i9シリーズの計4つのグレードがあります。
Core i3やCore i5は、ブラウザでのサイト閲覧や資料作成などの比較的負荷の少ないタスクに向いており、動画編集や配信ではスペック不足になるため、Core i7かCore i9のCPUを選択しましょう。
また、グラボは、ゲーマーやクリエイターに高いグラフィック処理性能と低遅延を提供するNVIDIA® GeForce RTX™ 40シリーズがおすすめです。
次の見出しでは、それぞれの項目をより深掘りして解説します。
配信用PCを選ぶ際のポイント
配信用PCを選ぶ際のポイントを解説します。
上記で紹介した配信用PCの推奨スペックをより深掘りしてお伝えするので、PCを選定する際の参考にしてください。
配信用PCはグラボとCPUが重要
配信用PCを選定するうえで特に注目すべきなのは、グラボとCPUです。
前述したとおり、グラボとCPUの性能は、配信中のグラフィック処理性能やマルチタスク処理性能に大きく関わります。
低スペックなグラボとCPUを搭載したPCだと、エラーが出たり、コマ飛びして安定した配信ができなかったりする場合があるため、それぞれ推奨スペックを満たす製品を選びましょう。
デスクトップ型がおすすめ
PCには「デスクトップ型」と「ノート型」がありますが、配信用PCならデスクトップ型がおすすめです。
配信用PCに求められるCPUやGPU、NVMe SSDは、高性能である分、発熱量も多い傾向にあります。
そのため、発熱による性能低下を防ぐために冷却・排熱を行う必要がありますが、ノート型はデスクトップ型と比べて冷却性能や排熱性能が劣るので、配信を行うならデスクトップ型が適しています。
また、デスクトップ型のほうが標準搭載されているパーツのスペックが高いのに加え、拡張性も高く、グラボの増設も可能でより高いパフォーマンスを発揮できるのもメリットのひとつです。
メモリは16GB以上
動画配信は、メモリ消費が大きいので、メインメモリの容量は16GB以上が推奨です。
配信中にはゲームやストリーミングソフト、SNSなど複数のアプリケーションを同時に実行するため、それぞれをスムーズに動作させるためにも、十分なメモリ容量の確保が必要です。
また、メモリ容量が豊富だと、データの読み書きも高速に行えるので、処理性能が向上し快調な配信環境を実現できます。
ストレージは500GB~1TBのNVMe SSD
ストレージには、NVMe SSDを採用しましょう。
NVMe SSDは、通常のSSDと比べてデータ転送の高速化に優れたSSD接続規格で、近年は高負荷で高速なデータ転送が求められるゲーミング用PCや配信用PCで採用がみられます。
容量は、500GB〜1TBの大きさのものを用意すれば、快適に配信を行えます。
ゲーム機の映像を配信するならキャプチャーボードが必要
Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム機の画面に映った映像をPCを使って配信するなら、キャプチャーボードが必要です。
キャプチャーボードとは、ゲーム機の画面をPCに取り込むための機材です。
取り込んだデータはPCのストレージに保存され、編集も可能なので、利用を検討してみてください。
動画配信をはじめとした多種多様なクリエイティブワークに対応するためのシステム構成を実現したPCです。
CPUには第14世代のIntel® Core™ i7-14700Fが採用されています。グラフィックスにはNVIDIAのGeForce RTX™ 4060 8GB搭載し、必要十分な配信環境を実現します。
また、静音性と冷却性能に優れたCPUファンを搭載しているため、配信中に動作音が入ったり、性能が低下して配信が乱れたりする心配がありません。
raytrek 4CX47
raytrek 4CX47は、ビジネス向けブランドであるraytrekシリーズから発売されているデスクトップPCです。
Intel® Core™ i7-14700Fを採用したことで、これまでの第13世代よりも高い並列処理性能と高速な処理速度を体感できます。
グラフィックスにも最新シリーズであるNVIDIA® GeForce RTX™ 4070を搭載しているので、より高いスペックを求める方におすすめです。
raytrek 4CX46i
raytrek 4CX46iはグラフィックスにNVIDIAのGeForce RTX™ 4060 Ti 8GBを搭載したモデルです。
採用されている4Cケースはメンテナンス性に優れています。前面・側面・天面・底面の吸気口にはホコリの侵入を防ぐフィルターを設置し、簡単に着脱できる構造で、パソコンはそのままにフィルターだけを外し、ホコリの除去が可能です。
raytrek 4CX47S
raytrek 4CZ49raytrek 4CZ49+は、CPUにIntel® Core™ i9-14900KF、グラフィックスにはNVIDIA® GeForce RTX™ 4090 24GBを搭載し、ストレスなく動画配信が可能なデスクトップPCです。
クリエイター向けとして開発されたマザーボード「ASUS ProArt Z790-CREATOR WIFI」を採用し、高い安定性を実現します。
配信用PC(デスクトップ型)おすすめ比較表
製品名 | Magnate XV-B 法人モデル | raytrek 4CX47 | raytrek 4CX46i | raytrek 4CX47S | raytrek 4CX47iS-K | raytrek 4CZ49 | raytrek 4CZ49+ |
OS | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro |
CPU | Intel® Core™ i7-14700F | Intel® Core™ i7-14700F | Intel® Core™ i7-14700F | Intel® Core™ i7-14700F | Intel® Core™ i7-14700KF | Intel® Core™ i9-14900KF | Intel® Core™ i9-14900KF |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 8G | NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 12GB | NVIDIA® GeForce RTX 4060 Ti 8GB | NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 SUPER 12GB | NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 Ti SUPER 16GB | NVIDIA® GeForce RTX™ 4090 24GB | NVIDIA® GeForce RTX™ 4090 24GB |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB | 32GB |
ストレージ | 500GB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD/追加ストレージ なし |
配信用PC(ノート型)おすすめ3選
ノート型の配信用PCのおすすめ製品を3つ紹介します。
配信用PCにはデスクトップ型のほうがおすすめですが、持ち運びのよさを優先したい方は、以下で紹介するノート型も参考にしてください。
raytrek R5-RL6R
raytrek R5-RL6RはIntel13世代Core i7を搭載したノートパソコンです。CPUに搭載されたCore i7-13620Hは当社従来品に搭載されていたCPUよりも消費電力が軽減し、発熱量と冷却音を抑えられています。さらに、グラフィックボードにはGeForce RTX 4060 8GB LaptopGPUを搭載し、クリエイティブな作業でも快適に行うことができます。
また、ストレージには1TB Gen4 SSDを標準搭載し、別ソケットへのSSD追加やメモリ容量を最大64GBまでカスタマイズできるなど、拡張性の高さも魅力です。
raytrek R6-MT
製品名 | raytrek R5-RL6R | raytrek R6-MT | raytrek R7-RL |
OS | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro |
CPU | Intel® Core™ i7-13620H | Intel® Core™ 7 155H |
Intel® Core™ i9-13900HX |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 8G LaptopGPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 8G LaptopGPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 8GB LaptopGPU |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD |
配信用PCに関するQ&A
最後に、配信用PCに関するQ&Aを紹介します。
配信の始め方や配信プラットフォームについてのQ&Aなので、特に初めて配信を行う方は、ご確認ください。
おすすめの配信プラットフォームは?
配信によく使用されているおすすめのプラットフォームには、以下の4つがあります。
YouTubeは配信プラットフォームの中でも特にユーザーが多く、配信も自動でアーカイブに残るなど、ユーザー・配信者にとって便利な機能が搭載されています。
ニコニコ動画は、日本最大級の動画サービスで、ライブ配信中は視聴者のコメントが画面に流れるのが特徴です。
Twitchは、ゲーム配信に特化したプラットフォームで、VTuberや世界中の人が利用しています。
BIGO LIVEは、グローバルユーザーが4億人を突破した世界トップクラスのプラットフォームです。
それぞれのプラットフォームで特徴が異なるので、複数のサービスを比較して自分に合ったものを選びましょう。
ゲーム配信の始め方は?
ゲーム配信を始めるためのおおまかな流れを解説します。
利用するプラットフォームが決まったら、次は、配信方法を決めましょう。
配信方法には大きく「1台のPCで配信をする方法」と「ゲーム用と配信用の2台体制で配信する方法」の2種類があります。
2台体制の場合、PCへの負荷を分散でき、配信の安定感が増すメリットがある一方で、配信環境を整えるのに手間とコストがかかるため、初めて配信する方は、1台のPCでの配信がおすすめです。
配信方法が決まったら、配信するための環境を整えましょう。
特に、視聴者に配信を楽しんでもらうには「聞き取りやすい声」や「ノイズがない配信を提供する」など音質に気を遣わなくてはいけません。
配信用のマイクには、以下のような据え置き型やヘッドフォンが一緒になったものまであるので、配信スタイルや好みによって選定しましょう。