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動画編集用のおすすめモニター7選!選ぶ際のポイントを詳しく紹介

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モニターには多種多様な製品が存在しますが、動画編集を目的としてモニターを導入する場合は動画編集に適したモニターを使用するのがおすすめです。動画編集用モニターには高品質かつ快適に動画編集を行うための機能が備わっており、業務などで使用する場合は動画編集用モニターが必須といえるでしょう。しかし、動画編集用のモニターを選ぶ際に、どのような製品を選べばよいのかわからない方もいるでしょう。

そこで、この記事では動画編集用モニターを選ぶ際のポイントについて詳しくご紹介します。また、選ぶ際のポイントに準拠したおすすめの動画編集用モニターもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

動画編集用モニターを選ぶ際のポイント

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動画編集用モニターを選ぶ際は、あいまいに製品を選定すると失敗するリスクが高まります。動画編集用モニターは選定基準となるポイントが多いため、ここでご紹介するポイントを押さえておくことが大切です。ぜひ最適な動画編集用モニターを選ぶ際の参考にしてください。

サイズ

動画編集用モニターのサイズは、23インチ以上のものが推奨されます。23インチに満たないモニターでも動画編集は可能ですが、画面サイズが小さいと表示できる領域が狭くなり、作業がしづらくなります。そのため、画面サイズが大きめのモニターを選ぶのがおすすめですが、選ぶモニターのサイズは机の広さなどの使用環境によって変わるため、環境に適したサイズのモニターを選定するとよいでしょう。

解像度

動画編集用モニターの解像度は4K(3840×2160)を選ぶのがおすすめです。現在はフルHD(1920×1080)の動画が標準であるため、フルHDのモニターでも動画編集は可能ですが、今後は4Kが標準となっていく可能性があります。また、4K動画の編集依頼があった際に、フルHDのモニターだと4Kでプレビューしながら編集することは不可能です。そのため、長期的な視点からも4Kに対応しているモニターを選ぶことを推奨します。

パネルの種類

液晶パネルの種類には「TN」「VA」「IPS」の3種類があり、ほかにも液晶パネルではありませんが「有機EL」といわれる自発光方式のパネルもあります。

動画編集用モニターとしてはIPSパネルのモニターを選ぶのがおすすめです。IPSパネルは高画質で視野角が広く、モニターを見る角度を変えても明るさや色味が変化しにくい性質を持っています。応答速度はやや遅めですが、動画編集には影響がないため気にする必要はないでしょう。価格は液晶パネルの3種類の中で最も高いですが、有機ELよりは比較的安く購入することが可能です。

パネルの種類 おすすめの用途 メリット デメリット
TN ゲーム ・応対速度が速い
・価格が安い
・種類が多い
・低画質
・視野角が狭い
(見る角度によって色味が変わる)
VA 映像視聴 ・コントラストが高い
・黒の表現力が高い
・応対速度が遅い
IPS 動画編集 ・視野角が広い
・高画質
・価格がやや高い
・応対速度がやや早い
有機EL ゲーム・映像視聴 ・応対速度が速い
・コントラストが高い
・視野角が広い
・高画質
・省電力

・画面の焼き付きが発生する
・価格が高い
・種類が少ない

TN・VA・IPSパネルの違いについて詳しく知りたい方は「TN液晶パネル IPS液晶パネル VA液晶パネルそれぞれの特長についてご紹介(外部サイト)」をご参照ください。

カラーマネジメントモニター

動画編集の際、モニターの種類や経年変化によっては表示される色が少し異なることがあります。正確な色が表示できていない状態で動画編集を行うと、納品を行う際に先方とイメージのずれが生じてしまう可能性があるため、正確な色の調整や放送規格に準拠するカラー設定が可能なカラーマネジメントモニターを選ぶのがおすすめです。ただし、カラーマネジメントモニターは価格が高くなるため、業務上での使用でなければ必要性は低いと考えられます。

カラーマネジメントモニターかどうかを判断するには、次に紹介する3つの特徴に当てはまるかを確認するとよいでしょう。

1. ムラ補正機能がついているか

液晶パネルによっては、画面の見る部分によって明るさや色味にムラが生じることがあります。特に画面中央では明るく見えていても、端のほうは中央より暗く見えることもあります。多くのカラーマネジメントモニターでは、この問題を解消するためのムラ補正機能が搭載されています。ムラ補正機能は、モニター内部で画面全体の明るさや色味の諧調をピクセル単位で制御することで、明るさや色味を均一に保ちます。

2. キャリブレーションが可能か

キャリブレーションとは、経年や個体差によって明るさや色味が異なっているモニターを標準の状態に戻すために行う作業のことです。キャリブレーションには、「ソフトウェアキャリブレーション」と「ハードウェアキャリブレーション」の2種類があり、カラーマネジメントモニターごとにどちらに対応しているかは異なります。

3. sRGBやAdobe RGBのカバー率が高いか

カラーマネジメントモニターは表示できる色の範囲(色域)が広く、多くのカラーマネジメントモニターではsRGBやAdobe RGBのカバー率が100%に近い色域となっています。

リフレッシュレート

動画編集用モニターのリフレッシュレートは60Hz以上が推奨されます。リフレッシュレート(外部サイト)が高いモニターは動画を滑らかに表示できるため、動きの速い動画の編集を行う場合はよりリフレッシュレートが高いモニターを選ぶのがおすすめです。ただし、リフレッシュレートが高くなると消費電力が増えるため、ノートPCの場合はバッテリー消費が早くなることも考慮するとよいでしょう。

応対速度

動画編集用モニターの応答速度は16ms以下が推奨されます。そもそも応答速度とは、画面の色が切り替わるときにかかる時間のことで、単位はms(ミリ秒)で表します。具体的には応答速度が「1ms」の場合は、映像が切り替わるまでに1ミリ秒(0.001秒)かかるということになります。応答速度は数字が小さいほど速く、応答速度が速いと残像感なく動画を表示できます。そのため、動きの速い映像を編集する場合は、より応答速度の速いモニターを選ぶとよいでしょう。

価格

モニターは安いものだと1万円ほどから高いもので数十万円するものもあります。予算が許すのであればより高性能で環境に合った動画編集用モニターを導入できますが、そうではない場合は予算の範囲内で購入できる製品を選びましょう。

目にやさしい機能の有無

動画編集用モニターを選ぶ際は目にやさしい機能が備わっているかどうかを考慮するとよいでしょう。動画編集は長時間の作業になりやすく、モニターを見続けるため目に疲労がたまります。目にやさしい機能の例として、「ブルーライトカット機能」や「フリッカーフリー機能」があげられます。

ブルーライトカット機能は、画面の表示色を暖色系にすることでモニターから出るブルーライトを和らげて目の疲れを軽減する機能です。WindowsやMacにも夜間の使用を想定したブルーライトカット機能があるため、その機能を使うことでブルーライトを和らげることが可能です。

フリッカーフリー機能とは、画面のチラつきを防止する機能で、モニターの明るさを落としたときに特に発生しやすい画面のチラつきを抑えられます。

使用しているPC環境による動画編集用モニターの役割

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動画編集用モニターは現在のPC環境でどのように役割を分けるとよいのかわからない方もいるでしょう。動画編集用モニターの役割は動画編集だけでなく、メインの作業に活用できます。ここでは、ノートPCを使用している場合とデスクトップPCを使用している場合に分けて、動画編集用モニターの役割をご紹介します。

ノートPCを使用している場合

ノートPCを使用していて、ノートPCより大画面のモニターを導入する場合は、動画編集用モニターを動画編集などのメインの作業に使い、ノートPCは調べ物や資料参照などに使うのがおすすめです。ノートPCの多くは13インチ〜16インチとなっているため、より画面が大きく作業がしやすい動画編集用のモニターをメインで使うとよいでしょう。動画編集を行う場合は、ノートPCにモニターを接続し、デュアルモニター化することで快適に動画編集を行えます。

デスクトップPCを使用している場合

デスクトップPCを使用していて、動画編集用のモニターを導入する場合は、動画編集用に導入するモニターをメインで使うのがおすすめです。現在使用しているモニターをメインで使うこともできますが、より高画質で目にやさしい機能を備えた動画編集用モニターをメインで使用するほうが、長時間の作業にも対応しやすくなります。

そのため、メインの作業は動画編集用のモニターを使用し、2画面で作業を行う場合は現在使用しているモニターを補助的な役割で活用するのがおすすめです。2画面の作業環境にはモニター2枚分のスペースが必要となるため、机の広さも考慮してモニターを選ぶとよいでしょう。

動画編集用のおすすめモニター

ここでは、前述した「動画編集用モニターを選ぶ際のポイント」に準拠したモニターをご紹介します。一般向けからプロ向けまでをピックアップしていますので、ぜひ適したモニターの導入にお役立てください。
また、動画編集用PCについて詳しく知りたい方は「動画編集用パソコンとは?必要なスペックやおすすめをご紹介」をご覧ください。

動画編集におけるデュアルモニター環境の構築について

動画編集を行う際、画面が小さいモニター1台を使う環境では動画編集の効率が落ちることがあります。しかし、画面が大きすぎる動画編集用モニターを導入すると、モニターの置き場所に困る可能性があります。そのため、2台のモニターを使ったデュアルモニター環境を構築することも選択肢に入れるとよいでしょう。小さいモニターを縦画面で置き、もう1台の大きいモニターをメインで使うことも可能です。また、ノートPCにも2台のモニターを接続して使うことが可能なため、2台のモニターを使った環境構築もおすすめです。

デュアルモニター環境の構築について詳しく知りたい方は「デュアルモニター(デュアルディスプレイ)の設定方法や必要な機材や接続端子の規格を紹介(外部サイト)」の記事をご覧ください。

まとめ

この記事では、動画編集用モニターについてご紹介しました。動画編集用のモニターを選ぶ際は、モニターのサイズや解像度、パネルの種類などを絞り込むことが大切です。また、リフレッシュレートや応答速度なども考慮する必要があり、目にやさしい機能を備えたモニターは長時間の作業を快適にするためおすすめです。本記事でご紹介したおすすめのモニターを参考に、動画編集用のモニターを導入して快適な動画編集の環境を構築しましょう。

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