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メモリの型番を簡単に確認する方法を5つ紹介!おすすめメモリ12選

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この記事では、メモリの型番を簡単に確認する方法を5つご紹介しています。パソコンの動作が重く感じ、メモリ増設によってパフォーマンスを向上させたいと考えても、現在搭載しているメモリの型番の調べ方がわからない方も多いでしょう。型番の読み方、おすすめのメモリも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

メモリとは

メモリとは、CPUがパソコンの各種演算処理を実行するときに必要となる情報を一時的に記憶・保管しておくPCパーツです。メモリの容量が大きくなるほど多くの処理を同時に行うことが可能で、複数のソフトウェアやアプリケーションが快適に動作します。

逆に、容量が不足すると、メモリで保持できない情報は一時的にストレージに保存され、メモリとの間で情報の入れ替えを行いながら処理を行うため、パソコン自体およびアプリケーションの動作が非常に遅くなります。

メモリ不足が原因で、パソコンの動作が遅い、利用しているソフトウェアの反応が遅い場合には、メモリ容量を増設することで、パソコンの動作環境を大きく改善できる可能性があります。

メモリに関する詳しい内容は「メインメモリとは?RAMとの違い、容量、役割を解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

メモリの型番(規格)の読み方

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メモリには規格があり、数字とアルファベットで構成された「型番」を見ることで、どのような性能を持っているメモリか把握可能です。ここでは、ノートパソコン用のメモリ「SODIMM DDR4 PC4-21300 8GB」を元に型番の読み方をご紹介します。

用途

型番のはじめに記載されている「SODIMM」は「SO-DIMM」とも表示されることがあり、ノートパソコンやコンパクトな省スペースパソコンに対応したメモリを示しています。

これに対して、「DIMM」と表示されているメモリは、デスクトップパソコンやワークステーションに搭載される規格で、サイズも「SODIMM」より大きな点が特徴です。

世代

次に「DDR4」は、発売された時期(世代)を示すもので、DDR、DDR1と新しくなるほど数字が大きくなり、現在、最新の規格はDDR5です。メモリの技術は日々進化しており、新しい世代ほど高いパフォーマンスが期待できます。

ただし、世代間での互換性はないため、メモリの増設を検討する場合には現在搭載しているメモリと同じ世代のものを選ぶ必要があります。

モジュール規格とチップ規格

「PC4-21300」は、モジュール規格と呼ばれるもので、「PC」に続く数字「4」で前述の世代を表すとともに、「21300」は1秒間でのメモリのデータ転送速度(MB/s)を示します。

なお、モジュール規格の「PC4-21300」は、動作周波数をもとに「チップ規格」として表現されることもあり、この場合には、「DDR4-2666」と表示されます。チップ規格「2666」を8倍すると、モジュール規格「21300」になる関係があります。

今のパソコンに搭載しているメモリの型番を調べる方法

ここでは、メモリ増設を検討するにあたり、現在使用中のパソコンに搭載されているメモリの型番を調べる方法を5つご紹介していきます。

製品仕様をメーカーの公式サイトで確認

メモリの型番は、パソコンを購入したメーカーの公式サイトで詳細な情報が確認できます。近年、紙のマニュアルに代えて、公式サイト上で製品マニュアルや仕様書をPDFなどで公開しているメーカーも多く、使用しているパソコンの機種を選ぶと該当する機種のマニュアル・仕様書が閲覧可能です。

DDR4などの世代情報や、SODIMMといったノートパソコンもしくはデスクトップのどちらの用途向けのメモリか、メモリスロットの数、このほかにも転送速度や動作周波数も確認できるため、増設の際に購入すべきメモリの情報がひと通り把握できるでしょう。

PCケースを開けて実物を確認

搭載しているメモリの詳細な型番を確認したい場合には、デスクトップならPCケースを開けて、ノートパソコンであればバッテリーを外して直接確認する方法もあります。ほかの方法に比べるとひと手間必要ですが、実物を見ることで増設するメモリを間違えず効率的に探せるでしょう。

なお、メモリに触れるときにメモリ自体あるいはほかの周辺パーツに静電気が流れ、故障につながるリスクがあるため、作業する前に静電気対策を徹底する必要があります。

ツール(CPU-Z)を利用

「CPU-Z」とは、CPUID社が提供するフリーソフトで、WindowsパソコンやAndroid端末のシステム環境を簡単に確認できるツールです。特別な設定は不要で、ソフトウェアを起動するとメモリのほかにもパソコンの主要パーツであるCPU、マザーボード、GPUなどのスペックが詳細に表示されます。

具体的にメモリでは、型番の詳細は確認できませんが、「世代」と「総容量」が把握可能なため、手軽に利用中のメモリの規格・性能を知りたい方におすすめです。

CPU-Zに関する詳しい内容は「CPU-Zとは?パソコンのスペックが簡単に分かるCPU-Zの使い方のご紹介!」で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

タスクマネージャーを利用

型番まではわかりませんが、タスクマネージャーでも利用しているパソコンに搭載しているメモリの情報が把握できます。

「ctrl」(コントロールキー)、「alt」(オルトキー)、「delete」(デリートキー)を同時に押して、表示されたメニューからタスクマネージャーを選択すると、下の図のようにタスクマネージャーのウインドウが開きます。

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左列上から3番目の「パフォーマンス」のアイコンをクリックして、表示されたPCパーツからメモリを選択すると、メモリの容量、チップ規格、スロットの利用状況、ノート・デスクトップどちら向けのメモリかが確認可能です。

コマンドプロンプトを利用

Windowsのコマンドプロンプトからもメモリの情報を確認可能です。

「Windowsロゴキー」と「R」(アールキー)を同時に押すと画面左下に「ファイル名を指定して実行」のウインドウが開くため、「cmd」と入力して実行を押せば、コマンドプロンプトが起動します。

コマンドプロンプトの画面で、「wmic memorychip」と入力して「enter」(エンターキー)を押すと、メモリの製造メーカーやチップ規格を確認できます。

コマンドプロンプト利用時の注意事項

コマンドプロンプトは、「コマンド」を入力してパソコンに特定の処理実行を指示するツールで、フォルダの整理やバックアップ、データベースの操作、プログラミングなどの幅広い用途で利用されます。

しかし、システム設定なども変更できるため、使い方を誤るとパソコンの動作が不安定になり、場合によってはパソコンが起動しない、あるいは重要なデータを失ってしまうなどのリスクがあります。したがって、もし利用する場合には慎重な取り扱いが必要です。

コマンドプロンプトに関する詳しい内容は「コマンドプロンプトの使い方、起動方法や基本設定やコマンドについてご紹介」で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

メモリ増設の流れと注意点

メモリ増設の具体的な流れを解説していきます。作業にあたり注意する事項があるため合わせてご紹介します。

メモリ増設の流れ

メモリ増設の流れは、デスクトップパソコンとノートパソコンとで一部異なるため、それぞれ解説します。

いずれのパソコンでも、メモリの増設作業を行うときは、はじめに静電気対策として静電気防止手袋をしましょう。パソコンの電源を落とした後コンセントを外し、少し時間を置いたら作業を始めます。

デスクトップパソコン

PCケースを開けて、新しいメモリを取り付けるスロットを確認したら、アームを外に倒します。メモリをスロットに対してゆっくり垂直に差し込めば取り付け完了です。PCケースを元に戻して、起動後にメモリ容量が増えているか確認しましょう。

ノートパソコン

バッテリーを取り外しメモリスロットのカバーを開けたら、空きスロットを確認します。スロットの突起とメモリの切り欠きを合わせて、スロットに対して斜め方向からメモリをゆっくり差し込めば取り付け完了です。メモリスロットのカバー、バッテリーを元に戻して、メモリが増設されているか確認します。

メモリ増設時の注意点

デスクトップパソコンと比較しノートパソコンは本体内部のスペースをぎりぎりまで活用していることが多く、スペースの関係で最大でメモリスロットを2つ搭載しているのが一般的です。パソコン購入時にすでに2スロット分のメモリを搭載している場合には、空きスロットがなく増設できないため、あらかじめメーカー公式サイトで利用しているパソコンの仕様を確認しましょう。

また、メモリは小型の精密機器であり静電気が故障の原因にもつながることから、増設の流れでもご紹介したように、作業にあたっては静電気防止手袋を使用しましょう。キーホルダータイプの静電気防止グッズも活用できます。

世代別のおすすめメモリ

ここでは、増設におすすめのメモリを「DDR3」「DDR4」「DDR5」の世代別に分けて、それぞれご紹介していきます。

DDR5 SDRAMのおすすめメモリ

DDR5は、現在最新の規格で、転送速度・省電力性・容量、いずれの面でも高い性能を誇ります。要求スペックが非常に高い3DCAD、3DCG制作、4K動画編集などをする方におすすめです。

Crucial CT2K8G48C40U5 (DDR5 PC5-38400 8GB 2枚組)

Micron Technology社のCrucialブランドのデスクトップ用の8GB2枚構成合計16GBのメモリです。最新規格DDR5で高性能にもかかわらず価格もお手頃なことから予算を抑えてパソコンのパフォーマンスを高めたい方におすすめです。

Corsair CMH32GX5M2E6000C36 (DDR5 PC5-48000 16GB 2枚組)

アメリカに本社があるCorsair社の大容量32GBのメモリです。16GB2枚組の構成でデスクトップパソコンで利用できます。転送速度も高速で、高スペックのCPUと組み合わせれば、4K動画編集や3DCADなど、負荷の大きな作業でもストレスなく進められます。保証も充実しているため安心して利用できます。

ドスパラセレクト D5D4800-32G2A (DDR5 PC5-38400 32GB 2枚組)

プライベートブランド「ドスパラセレクト」の大容量64GBのメモリです。構成は32GB2枚組で、デスクトップで利用できます。映像編集などのプロ仕様にも対応可能な高スペックを誇りますが、価格も手頃でコストパフォーマンスを重視する方におすすめのメモリです。

Crucial CT16G48C40S5 (SODIMM DDR5 PC5-38400 16GB)

Crucialブランドのノートパソコン用のメモリで、16GB1枚の構成です。最新世代のDDR5は、DDR4よりも起動時に50%データを多く転送でき、読み込みやファイルの転送などの作業を効率的に進められるでしょう。

DDR4 SDRAMのおすすめメモリ

DDR4は、転送速度・省電力性・容量のいずれにおいてもDDR3よりも性能が高く、要求スペックが高い作業をする方におすすめです。

CFD D4N2133CS-4G (SODIMM DDR4 PC4-17000 4GB)

CFD Standardブランドのノートパソコン向けのメモリで、4GB1枚の構成です。モジュール規格はPC4-17000と高速で、メモリ増設によりパソコンのパフォーマンス向上が期待できます。また、相性問題が発生した場合でも購入後30日以内で相性保証サービスが利用できるとともに、商品故障については永久保証付きのため、万が一のときも安心です。

CFD D4N2666CS-8G (SODIMM DDR4 PC4-21300 8GB)

CFD Standardブランドの8GB1枚構成のメモリです。ノートパソコンやコンパクトなデスクトップパソコンで利用でき、モジュール規格はPC4-21300の高い性能を誇ります。8GBの増設により、快適にパソコンが操作できるとともに、保証も充実しており、コストパフォーマンスの面でもおすすめのメモリです。

Crucial CT16G4SFRA32A (SODIMM DDR4 PC4-25600 16GB)

世界最大級のメモリメーカーであるMicron Technology社のCrucialブランドのメモリです。16GB1枚の構成で、ノートパソコンで利用可能です。モジュール規格はPC4-25600と非常に高性能でありながら、手頃な価格で購入でき、コストパフォーマンスにも優れています。16GBの増設で、複数の同時作業でも快適な動作が期待できます。

Crucial CT32G4SFD832A (SODIMM DDR4 PC4-25600 32GB)

Micron Technology社のCrucialブランドのメモリで、ノートパソコン向け、32GB1枚の構成です。モジュール規格はPC4-25600と高性能で、かつ低価格のため、予算を抑えてパソコンのパフォーマンス向上を実現できます。複数の同時作業に加え、3DCADや高度な映像編集にも対応できるスペックです。

DDR3 SDRAMのおすすめメモリ

DDR3は、性能面ではDDR4に及びませんが、予算を抑えたい方、それほど高いスペックが必要ない方におすすめです。

CFD Panram D3N1600PS-4G (SODIMM DDR3 PC3-12800 4GB)

確かな品質と技術に加え、永久保証が付くPanram社の高品質メモリです。4GB1枚の構成でノートパソコンや省スペースのデスクトップで利用できます。モジュール規格はPC3-12800でコストパフォーマンスに優れています。現在メモリ4GB搭載のパソコンをお使いで、メモリスロットに空きがある場合には、1枚追加で8GBとすることでパソコンのパフォーマンス向上を期待できます。

CFD W3N1600PS-8G (SODIMM DDR3 PC3-12800 8GB 2枚組)

Panram社のノートパソコン向けのメモリで、8GB1枚の構成です。メーカーの永久保証に加え、ドスパラのモバイル会員(アプリ利用会員)様であれば、「相性」トラブルが発生した場合でも、差額で別のメモリに交換でき(あるいはドスパラポイントで返金)、安心して購入できます。モジュール規格はPC3L-12800で、あまりパソコンへの高負荷な作業を行わない方におすすめです。

CFD W3N1600PS-8G (SODIMM DDR3 PC3-12800 8GB 2枚組)

メーカーの永久保証が付くPanram社のノートパソコン向け、8GB2枚組の16GBメモリです。モジュール規格はPC3-12800で、現在8GBメモリを搭載したパソコンをご利用中の方は、16GBに増設することで圧倒的なパフォーマンス向上を期待できるでしょう。価格も安いことから、予算を抑えてメモリ増設を行いたい方におすすめです。

CFD D3U1600PS-8G

Panram社のデスクトップパソコン向けのメモリです。8GB1枚の構成で、モジュール規格はPC3-12800です。高品質で相性問題が少ないと評判で、基本保証でメーカーの永久保証が付いているため、安心して利用できます。価格も抑えられており、コストパフォーマンスを重視する方におすすめのメモリといえます。

まとめ

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この記事では、メモリの型番を簡単に確認する方法、型番(規格)の読み方、メモリ増設の流れと注意点、おすすめのメモリについて解説しました。

パソコンの動作が遅いと感じる場合には、搭載しているメモリが不足していることが考えられ、メモリ増設によって体感できるほどパフォーマンスが改善することがしばしばあります。

しかし、メモリには規格があり、利用しているパソコンに対応していない規格では動作しないため、ご利用環境に合ったメモリを選ぶ必要があります。

当記事を参考に、ぜひ最適なメモリを選択し、パソコンのパフォーマンス向上を実現してください。

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