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パソコンのメモリとは?購入前に把握しておくべきメモリの基本

パソコンのメモリは、パソコンでの作業の速さに直結します。パソコンがサクサク動作しなければ業務効率は低下するため、パソコンで複数のアプリを立ち上げて作業することが増えた昨今では、メモリは非常に重要なパーツです。

メモリの基礎知識をマスターして、快適かつ効率的に業務を遂行できるパソコンを購入しましょう。 

目次

メモリの基本はここでマスター

まずはメモリの役割や現在お使いのパソコンのメモリの状態をチェックする方法を確認しておきます。 

メモリの仕様、搭載量によって作業の快適性が大きく左右される

メモリは、パソコンが処理を実行際に一時的に情報を記憶・保持する役割を果たしています。メモリ以外にもRAMやメインメモリと呼ばれることもあります。 

メモリが処理を行うためにストレージから取り出したデータや、演算等の処理途中の情報等を一時的に保存する場所です。 

メモリが少ないと、メモリに保持できない情報は一時的にストレージ(仮想メモリ領域として)に書き出され、メモリとの間で入替ながら処理を行うこととなり、処理が遅くなります。メモリの搭載量が大きければより多くの情報を高速なメモリ上に保持し処理を行う事ができます。 

メモリの搭載量=まな板の大きさ

メモリの搭載量は作業する机の大きさや、料理人が使うまな板に例えるとわかりやすいでしょう。事務作業を行うとき、机が広ければ一度に複数の資料を並べて効率的に業務をこなせます。 

料理をするとき、まな板が大きければ多数の食材を並べて素早く切り刻めます。パソコンのメモリも、大きければ大きいほど、一度に多くのアプリを開いても効率良く処理を進められるのです。 

メモリの不足をチェックする方法

メモリの過不足は、タスクマネージャーでチェックできます。Windows 11の場合、

スタートメニュー→Windowsシステムツール→タスクマネージャー

の順に選択して起動します。

タスクマネージャーの「パフォーマンス」を参照すれば、現在のメモリ使用状況を確認できます。 

使用率が高く、動作にもたつきを感じる状況はメモリ不足であることが疑われます。 

一般的に取り扱うデータ量が多くないエクセルやワードといったオフィスソフトを用いた事務作業は、大きなメモリは必要ないとされています。しかしながら、同時に経理ソフトや社内の基幹システムを立ち上げている場合は、メモリ搭載量が少ないと不足してしまうこともあるのです。 

したがって、一般論としての必要メモリを把握するだけでなく、現状でメモリが足りているかどうかを確認しておくことが必要です。 

メモリと混同しやすいCPU、ストレージ

パソコンのスペックを確認するときにメモリと混同しがちなのが、CPUとストレージです。CPUは実際にデータ等の処理を行う部位です。ストレージとはHDDやSSDと呼ばれるパーツで、データを保存するパーツです。 

メモリは一時的にデータを保存する場所ですが、ストレージは物理的に破壊されたりデータが削除されたりしないかぎり、データを保持し続けます。 

CPUについて詳しく知りたい方は「CPUとは?パソコン選びにおけるCPUについて分かりやすく解説!」、ストレージについて詳しくは「ストレージとは?種類や特徴について解説!」をご参照ください。 

メモリはいくつが最適?

メモリは大きければ大きいほど、作業の効率はよくなります。とはいえメモリが大きくなればパソコン本体の値段も高額になりますので、青天井に増やせばよいというものでもありません。 

作業内容がシンプルで、同時に行う作業が少ない場合は最低限のメモリさえ搭載していれば快適に作業できます。たとえばクラウド会計ソフトを用いた経理作業のみを行うパソコンであれば、大きなメモリは必要ないでしょう。 

一方で、負荷が大きい動画編集やCAD、ディープラーニングなどの作業を行う場合は、大きなメモリが必要です。ここでは最適なメモリ搭載量について解説します。

用途・職種別、必要最低限メモリ

業種によって必要なメモリが異なります。ここでは代表的な業種別の必要メモリ数をまとめておきました。目安としてください。

業務内容  メモリ
一般事務/経理業務 4GB~8GB
ITエンジニア 16GB~64GB
WEBデザイン/画像編集 16GB~64GB
動画編集 16GB~128GB
3DCAD設計・製図 16GB~32GB
ビッグデータ分析 32GB以上 
ディープラーニング 32GB以上 

一般事務であっても、頻繁にzoomなどのテレビ会議といったオンライン作業と他の作業を同時に行う場合や、負荷が大きいソフトを頻繁に使用する場合は16GBにしておくと安心です。 

業務別のメモリ容量の選び方に関しては。「パソコン業務に必要なメモリ容量とは?ストレージとの違い、選び方を解説!」でも詳しくご説明しております。合わせてご覧ください。

また、業務用パソコンのスペックでお悩みの方は以下の商品を探すページにて「業務・用途からおすすめ商品を探す」機能をご活用ください。メモリに限らず、CPUやグラフィックなど様々な視点からおすすめのパソコンをご紹介しています。

Windows 11で必要なメモリは最低4GB

2021年10月5日Windows 11がリリースされました。現在、Windows 10ユーザーは無料でアップグレードを受けられます。 

Windows 11をインストールする為の最小システム要件におけるメモリは4GBです。4GBあれば、Windows 11をインストールできるものの、業務用パソコンは、どのような作業であっても4GBではメモリ不足に陥ることが想定されます。 

Windows 10からのアップグレードや業務利用には、先出の状況に応じたメモリ量を搭載することが求められます。 

将来メモリを増設する予定がある場合に注意すべき点

パソコンの機器仕様により、メモリを増設することが可能です。既存のパソコンメモリを増設する場合や、将来メモリを増設する想定で新規のパソコンを購入する場合は、こちらを参照してください。 

空きスロットの有無と最大メモリ量

パソコンのメモリを増設できるかどうかは、空きスロットの有無と、そのCPUやチップセットなどに定められた最大メモリ量(機器仕様)よります。 

空きスロットの確認方法

空きスロットとは、その名の通りメモリを挿入するスロットのことです。空きスロットの有無はWindows 11であればタスクマネージャーから確認できます。 

メモリ_タスクマネージャ.pngのサムネイル画像

タスクマネージャーを開いて、①「パフォーマンスタブ」をクリックし、②メモリにカーソルを合わせクリックします。③メモリに表示が変わるので、その中の「スロットの使用」項目を参照してください。そこに2/4と記載してあれば、4つのスロットのうち2スロット使用済みということです。 

搭載できるメモリはOSによって異なる

OSが認識できる最大メモリは、OSのバージョンによって異なります 

Windows 11 Proの搭載可能最大メモリ
64bit 2TB

Windows 10 Proの搭載可能最大メモリ
32bit 4GB 
64bit 2TB

Windows 11 Proは2TB。Windows 10 Proの32bitであれば4GB、64bitであれば、Windows 11 Proと同じ2TBです。OSとしての認識可能な容量が2TBであっても、ハードウェアの空きスロットがなければ、最大容量のメモリ搭載することはできません。

メモリ規格や形状もチェック

メモリには規格があり、規格が異なるメモリを増設しても認識してもらえません。既存のメモリと同規格のメモリを増設する必要があります。将来メモリを増設する可能性がある場合は、パソコンのスペック表や仕様表を廃棄せずに保管しておきましょう。増設すべきメモリの規格がわかります。 

既存のパソコンに搭載されているメモリの規格は仕様表を確認してください。仕様表を紛失している場合はメーカーに問い合わせましょう。 

まとめ

パソコン作業を快適の行うためには、業務内容に適したメモリを搭載したパソコンが必須です。オーバースペックである必要はありませんが、サクサクと快適に動作する環境を整備しなければ業務効率が低下します。 

パソコンを新規購入する場合は、業務内容に適したメモリを搭載しているパソコンを購入してください。また将来、パソコンへの負荷が大きくなることを見据えて、メモリ増設可能なパソコンを購入しておいてもよいでしょう。 

メモリの空きスロットがあるパソコンを選ぶなど、購入時に対策を講じておくと、メモリ不足に陥ったときもパソコンを買い換えることなく、スムーズに対処できます。 

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