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自作PCキットおすすめ3選!用途別PCパーツを選ぶポイントも詳しく解説

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この記事では、自作PCキットの概要、利用用途別のPCパーツの選び方、おすすめの自作PCキットについてわかりやすく解説しています。近年、個性的な自作PCキットが多数販売されていますが、何を基準に選んだらよいかわからない方も多いでしょう。自作PCを利用するメリットも詳しくご紹介していますので、購入をご検討中の方はぜひ参考にしてください。

目次

自作PCキットとは

自作PCキットとは、自分でPCを組み立てる場合に必要となるPCパーツがセットで販売されている商品で、PCメーカーやBTOショップなどで取り扱いがあります。PCパーツ選びは、高度な専門知識が要求されるため初心者には難易度が高い作業ですが、自作PCキットでは豊富な知識と経験を有するスタッフがパーツごとの相性やバランスを考え最適な構成を考えています。このため、各PCパーツの性能を生かしたパフォーマンスの高い自作PCを組み立てられます。

自作PCの組み立てに必要なパーツ

自作PCを組み立てるときに必要となる主要パーツとして、ほかのPCパーツを制御しPC全体を管理する「CPU」、CPUが演算処理を行うにあたり一時的にデータを保存する場所である「メモリ」、PC内の情報をモニターに描写する役割を果たす「GPU(グラフィックボード)」、PCのデータを保存する「ストレージ」などがあります。

このほかに主要パーツを接続する基盤である「マザーボード」、電源を供給する「電源ユニット」、各パーツをつなぐ「ケーブル」、パーツ全体を収納する「PCケース」も必要です。

また、PCを動作させるのに必要なソフトウェアとして「OS」があります。

自作PCを利用するメリット

ここでは、自作PCキットを利用して自分でPCを組み立てた場合に得られる主なメリットを4つご紹介していきます。

用途に最適なパーツを選択可能

自作PCを利用する大きなメリットとして、用途に応じて最適なパーツを自由に選択できることがあげられます。メーカー製のPCを購入する場合、カスタマイズによって一部PCパーツのスペックを変更できることもありますが、基本構成が定まっているため、自分の思い通りに組み合わせるのには制限があります。自作PCでは、利用用途に合わせて、強化したいPCパーツを選べることから、自分にふさわしいPCが組み立てられるでしょう。

パーツの拡張・増設が可能

自作PCキットでは、汎用性が高いPCパーツが使用されているため、パーツの増設など拡張性にも優れています。

例えば、当初文書作成やWeb閲覧などあまり負荷がかからない用途で利用していたPCを、動画編集や3DCADなど要求スペックの高い用途で使用したいといった場合があります。必要なスペックが大きく変わるためメーカー製のPCでは買い替えが必要ですが、自作PCの場合には、CPU・メモリ・GPUなど、用途に最適なパーツを増設可能です。

メンテナンス知識の習得が可能

メーカー製のPCでは、本体ケースを開けた場合やPCパーツの交換を行った場合に、保証の対象外とされることも多いことから、保証期間中、不具合が発生した際に自分で対処するのにはリスクがともないます。

しかし、自作PCキットではPCケース内の各パーツを自分で組み立て、構成を理解できているため、不具合箇所の特定やパーツの交換がスムーズに行えます。自作PCの組み立てを経験することで、PCに関する幅広いメンテナンスの知識を身につけられるでしょう。

外観を自分好みにするのも可能

自作PCは、PCパーツのスペックだけでなく、外観にこだわりたい方にもおすすめです。例えば、PCケースには、市販のPCでは見かけることのない個性的な色合いのカラフルなケースや、素材にガラスを利用したケースがあります。特に近年、素材に強化ガラスを使用したケースが人気で、耐久性に優れるのはもちろん、ケース内部のPCパーツをライトアップすることで視覚的にも楽しませてくれます。

自作PCを利用するデメリット

このように、自作PCを利用した場合には多くのメリットがありますが、一方でデメリットもあるためご紹介します。

スペースを取る

自作PCのケースは、メーカー製PCよりも一般的に大きくなる傾向があるため、設置場所のスペース確保が必要です。将来の拡張性が自作PCの大きな魅力であり、豊富な選択肢からマザーボードを選び、GPUやストレージの増設を行いたい場合には、PCケースが大きいほど自由度が高まります。したがって、使用する環境や用途に合わせてPCケースのサイズを選ぶのが重要です。

不具合は自分で対応する必要がある

自作PCでは、PCパーツごとのメーカー保証はありますが、通常、組み立てたPC全体に関する保証はありません。そのため、PCの調子が悪い場合には、どのパーツが原因なのか自分で不具合箇所を特定し、パーツの交換などすべて自分で対応する必要があります。調子がよいときは問題ありませんが、PCにあまり詳しくない場合には、不具合発生時の対応で苦戦する可能性があります。

メーカー製PCより高額になることもある

メーカー製PCは、購入時のカスタマイズで高性能なパーツを選択するほど総額も高くなりますが、あらかじめ選択肢が限定されているため金額にも上限があります。

しかし、自作PCの場合には、CPU・メモリ・GPU・ストレージなどの主要パーツに加え、PCケース・キーボード・マウスなどあらゆるパーツを自分の好きなように選択できるため、高スペックにこだわりすべて最新性能のパーツでそろえようとすると、メーカー製PCより総額が高くなることがあります。

利用用途別のPCパーツを選ぶポイント

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ここからは、主な利用用途別にどのようなスペックのPCパーツが必要になるか、ポイントを解説していきます。

リモートワークで利用する場合

リモートワークで、Web会議、文書作成、Web閲覧などを行う場合には、それほど高いPCスペックは要求されません。

ただし、Web会議のときに画面が小さすぎると資料を画面共有するときに見えにくいため、大きめのモニターサイズでフルHD(1920×1080)画質以上のものを選びましょう。また、Web会議では音声と映像のいずれか、あるいは両方でコミュニケーションを取るため、デスクトップの場合には、Webカメラとマイクが必要です。

Web会議向けのPCは「Web会議用パソコンに必要なスペックは? 周辺機器なども紹介!」で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

動画編集で利用する場合

動画編集が主な利用用途の場合には、扱う動画の解像度によっても要求スペックが変わってきます。

フルHDの動画をメインに編集する場合には、CPUはInte® Core™ i5以上もしくはAMD Ryzen™ 5以上、GPUはGPU内蔵のもの、もしくはNVIDIA® GeForce GTX 16シリーズがコストパフォーマンスを考えるとおすすめです。

4K(3840×2160)の動画を効率的に編集するには、CPU、GPUに高いスペックが求められるため、CPUはIntel® Core™ i7・Intel® Core™ i9もしくはAMD Ryzen™ 7・AMD Ryzen™ 9、GPUにはNVIDIA® GeForce RTX™ 30シリーズ・NVIDIA® GeForce RTX™ 40シリーズをおすすめします。

なお、4K動画ではデータサイズも大きくなるため、ストレージのSSDは500GB以上を搭載しましょう。

映像編集向けのPCは「動画編集用パソコンとは?必要なスペックやおすすめをご紹介」で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

CADソフトを使用する場合

3DCAD、3DCGなどのグラフィック性能を活用したソフトを利用する場合には、各PCパーツに高いスペックが求められます。

具体的には、CPUはCore i7以上もしくはRyzen 7以上、GPUにはRTX 30シリーズ以上をおすすめします。

なお、メモリも多く使用するため、16GB以上を搭載すると動作も快適に感じられるでしょう。

CAD向けのPCは「CAD用パソコンとは?必要なスペックやおすすめをご紹介」で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

おすすめの自作PCキット3選

自作PCキットを利用する場合、価格優先、スペック優先などさまざまな選択肢があります。ここでは、用途・金額別におすすめの自作PCキットをご紹介します。

10万円以下の自作PCキット(エントリーモデル)

パソコンの利用可能年数(寿命)は、ノートパソコンが3年から5年、デスクトップパソコンが5年と一般的に考えられています。デスクトップパソコンの寿命のほうが長いのは、排熱性に優れ内部のPCパーツの劣化が抑えられること、持ち運ばないため衝撃を受ける機会が少ないことが影響しています。使用頻度や利用環境によっても寿命は変わってきますが、大学入学時に購入すれば卒業までの4年間は1台のパソコンを使い続けられるでしょう。

15万円の自作PCキット(動画編集)

新品のパソコンを購入する場合には、メーカーの基本保証が1年で設定されているのが一般的です。メーカーによっては、オプション料金を支払うことで、3年から5年の延長保証を利用できる場合もあります。保証期間経過後にもし不具合が発生したときは、自分で修理もしくはメーカーに有償修理を依頼する必要があるため、パソコンにあまり詳しくない方は延長保証を利用するのが安心です。

25万円の自作PCキット(CAD利用)

CPUは第13世代のCore i7、メモリ32GBを搭載したモデルです。GPUには、NVIDIA® GeForce RTX™ 4070を採用しているため、高度なグラフィック処理が必要なCADでの図面設計や動画編集も効率的に行えます。CADソフトのほかにも3DCGソフトなど要求スペックが高いソフトウェアも安定して動作するでしょう。ストレージには、1TBのSSDに加え、2TBのHDDを備えており、容量の大きなCADデータのバックアップや高画質・長時間の動画の保存も余裕を持って行えます。

自作PCキットに関してよくある質問

ここでは、初めて自作PCキットを利用する場合に、初心者の方からよくある質問を3つご紹介していきます。

自作PCキットを組み立てるのに必要なものは?

自作PCキットを組み立てるときには、プラスドライバーが必須です。また組み立てをスムーズに行うためにあると便利なものとして、ラジオペンチやニッパーなどの工具があげられます。狭いスペースでの細かな作業など、指先ではどうしても難しい作業があるため、工具を利用すれば効率的に作業できるでしょう。また、結束バンドがあるとPC内の配線をきれいにまとめるのに役立ちます。

自作PCキットのOSのセットアップ方法は?

自作PCキットには、OS付きのものとOSが付いていないものがあります。OSのCDメディアが付属している場合には、組み立てたPCの光学ドライブに入れて、電源をオンにすればWindowsのインストール画面が表示されます。OSが付属していない場合には、Microsoftの公式サイトや大手通販サイト、家電量販店でパッケージ版またはオンラインコード版のいずれかを購入します。パッケージ版であれば、インストール用のUSBメモリが付属しているため、簡単にOSのインストールを行いたい場合にはパッケージ版をおすすめします。

自作PCは何年くらい利用できる?

自作PCの寿命は、一般的に2、3年といわれますが、使用頻度・利用環境によっては5年以上利用できる場合もあります。組み立てた自作PCを少しでも長く使用したいとお考えの方は、「電源ユニット」にこだわりましょう。電源ユニットは、PC内部のパーツに電力を供給する重要パーツで、コンセントの交流電流(AC)をPC用の直流電流(DC)に変換します。変換効率が高いほど放熱を抑えられるため、「80PLUS認証」の規格を満たすものを選びましょう。

おすすめの電源ユニットは「電源ユニットおすすめ9選!選び方やおすすめメーカーも解説」で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

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この記事では、自作PCキットの概要、自作PCを利用するメリット・デメリット、利用用途別のPCパーツの選び方、おすすめの自作PCキットなどについて解説しました。

自作PCでは、不具合が発生した場合に自分で対処する必要があるため、PCに関する幅広い知識を身につける必要がありますが、組み立てた人にしかわからない満足感が得られます。あまり自信がない方は、当記事を参考に、ぜひご自身にぴったりの自作PCキットを見つけてください。

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