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Celeronとは?意外と知らない性能や特徴について紹介!

「Celeron」とは、CPUのブランドの一つです。パソコンを選ぶ際、コンピューターの頭脳と呼ばれるCPUの性能が重要で、どのCPUを選ぶかが動作の快適さに大きく影響します。一方でCPUの種類を見てみるとCore i、Pentium、Celeron、Atom、Ryzenなどといった名前の、選び方に困惑することがあるかもしれません。Celeronについて詳しく知り、自分にあったパソコン選びに役立てましょう。

目次

Celeronとは?


Celeronはアメリカの半導体メーカー「インテル(Intel)」が販売するCPUの名称です。一般的には「セレロン」と呼ばれています。CPUについて詳しく知りたい方は「CPUとは?パソコン選びにおけるCPUについて分かりやすく解説!」の記事をご覧ください。
CeleronブランドのCPUの歴史は古く、1998年に低価格PC用のCPUとして「Celeron」が発表されました。当時は高価格帯のCPUとして「Pentium(ペンティアム)」が存在しており、今でもPentiumブランドの製品が販売されています。

インテルのCPUにはさまざまなブランドが存在し、性能面や価格面で差があります。大きく分けて以下の3つの分類で整理されます。

  1. 動画編集、ゲーミングPC向け:Core i5、Core i7、Core i9
  2. 持ち運び用、ネットサーフィン向き:Core i3、Pentium、Celeron
  3. リーズナブル:Atom


上記のとおり、Core iシリーズ、Pentium、Celeronの中ではCore iシリーズのうち数字が大きいほどハイエンドなモデルで、より高度な処理が行えます。

Core iシリーズについて詳しく知りたい方は「Intel CPU の「Core i」とは?その性能の違いや選び方を解説!

「Core i」と「Ryzen」の違いを徹底比較!各CPUが適している作業・業務は何か?」の記事をご覧ください。

Celeronの性能について


CPUの性能面を図るうえで、コア数、スレッド数、クロック数(もしくは動作周波数、クロック周波数)が重要です。コア数、スレッド数、クロック数について、より詳しく知りたい方は

CPUの「コア数」「クロック数」「スレッド数」とは?違いをわかりやすく解説!」の記事をご覧ください。

CeleronブランドのCPUは、コア数が2つあるモデルが多く、なかにはコアを4つ搭載しているモデルもあります。また、Celeronのクロック数は2~3.6GHz程度とされています。そのため、高性能のCPUを搭載したPCと比較すると動画の閲覧やブラウザ上で操作が重く感じられることがあるかもしれません。

Celeronの主な特徴について

ここからはCeleronの主な特徴についてご紹介します。

Celeronのデメリット

マルチタスクに向いていない

Celeronはマルチタスクに向いていません。スレッド数2つの場合、3つ以上の作業を行おうとしてもスレッドが枯渇しているため、処理が遅くなってしまいます。

例えば、ExcelやPowerPointの資料を共有しながらWeb会議で話すといった作業もマルチタスクです。頻繁にこのような操作がある場合にも、Celeronは向いていません。

3Dゲームや動画編集には向いていない

Celeronを搭載したパソコンでも、ソリティアなど楽しめるゲームはたくさんあります。一方、3Dグラフィックスなどの高負荷な画像処理を行っているゲームでは正常動作は期待できないでしょう。

パソコンへのインストールやログインができたとしても、肝心なプレイ画面では3Dの処理に追いつけずカクカクとした動きになってしまうことが想定されます。

また、動画編集も同様にパソコンに高負荷を与える作業だとされています。動画編集を行う場合には、Celeronブランドよりも高度な処理が行えるCPUを搭載したパソコンがおすすめです。

Celeronのメリット

安価である

Celeronの最大の特徴は価格が比較的割安です。価格を抑えている分一部の性能が抑えられているものもあります。ただし、インテルのCPUブランドで最も価格帯の安いAtomと比較すると高価で、性能面もより高いです。パソコンの使用用途によっては、コストパフォーマンスの良いCPUだと言えます。

バッテリーの持ちがいい

CeleronブランドのCPUは省電力で、バッテリーの持ちが良い傾向があります。CPUの電力消費はTDP(熱設計電力:Thermal Design Power)の指標でわかり、数値が低いほど消費電力が低くなります。Celeronは他の上位モデルのCPUと比べるとTDPの数値が低いため、上位モデルと比較するとバッテリーの持ちが良いです。

Celeronがおすすめのケース

ここからは、CPUとしてCeleronがおすすめのケースについてご説明します。

低価格で購入したい

とにかく低価格でパソコンを購入したい方にとってはおすすめです。価格相応の性能ではありますが、動画編集や3Dゲームといった高負荷な処理が求められるようなことをしなければ、満足に利用できます。普段使いとして、ネットサーフィン、メール、SNS、動画鑑賞程度の利用であればCeleronで十分です。

オフィス文書の作成や閲覧など、一般的なビジネス用途であればコストパフォーマンスが良いCPUです。大量のパソコンを安価で導入したい企業にとってもおすすめだと言えます。

使用頻度が低い・セカンドPCとして利用したい

すでにメインPCを所持している、または持ち運び用のパソコンとして利用されたい方にもおすすめです。メインPCとして利用するには少し非力だと感じても、たまにネットサーフィンや文書作成を行う程度であればCeleronで全く問題ありません。

外出先で利用したい

Celeron搭載おすすめパソコン2選

ここからは、Celeronを搭載したおすすめパソコンをご紹介します。ご参考くださいませ。

Magnate CL

『Magnate CL』はCPUにCeleron G6900を搭載したデスクトップパソコンです。当社従来品と比べて約35%小型化したオリジナルケースを採用しています。省スペースながらも高い冷却性能とBTOならではの豊富なカスタマイズが可能です。

Slim Magnate CL

『Slim Magnate CL』はCPUにCeleron G6900を搭載したスリムデスクトップパソコンです。コンパクトなスリムケースでありながら、カスタマイズ次第でDVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応)も搭載可能。OSもwindows10 Proへのダウングレード権付に変更可能なので、おすすめです。

まとめ

CeleronのCPUは、インテルの上位モデルと比べれば性能面で劣ります。しかしバッテリーの持ちが良い、価格が比較的安いなどの特徴があります。そのため、オンラインゲーム、動画編集などのように重い処理を行わず、外出先での利用やセカンドPCに向いています。パソコンを導入する際の費用を抑えたい場合はCeleronを搭載したパソコンがおすすめです。
なお、ドスパラプラスではパソコン選びに関する問い合わせ窓口を設置しています。パソコン選びに迷った場合にはぜひご活用ください。

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