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NVIDIA T400とは?スペックや性能、口コミまで徹底解説

この記事では、アメリカの半導体メーカー「NVIDIA」が発売しているグラフィックボード「NVIDIA T400」のスペックや特徴について解説します。

NVIDIA T400の口コミ・評判やおすすめのパソコンもあわせてお伝えします。

NVIDIA T400をいちから理解できるだけでなく、導入イメージも明確になるので、NVIDIA T400について知りたい方や、自社でグラフィックボードの導入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

NVIDIA T400の基本スペック

NVIDIA T400
アーキテクチャ NVIDIA Turing™
GPU TU117
プロセス 12 nm
トランジスタ数 47億
ダイサイズ 200mm²
CUDAコア 384基
ベースクロック 420MHz
ブーストクロック 1425MHz
メモリ規格 GDDR6
メモリ容量 2 GB / 4 GB
メモリバス 64 bit
バンド幅 80GB/s
消費電力 30W
発売日 2GB:2021/4
4GB:2022/2

NVIDIA T400は、アメリカの半導体メーカー「NVIDIA」が発売しているグラフィックボードです。メモリ容量は、2GBと4GBの2種類で、2GB版は2021年4月、4GB版は2022年2月に発売されました。

NVIDIA T400は、Quadro Pシリーズの後継にあたるNVIDIA Tシリーズのなかで、手頃な価格帯で販売されているエントリークラスにあたります。

メモリ規格は、前世代のGDDR5から高速化と消費電力低減を両立させたGDDR6を採用しています。

消費電力は30Wと、NVIDIA Tシリーズだけでなく、同じプロフェッショナル向けのRTXシリーズと比較しても最も低い数値で、省電力性に優れたグラフィックボートといえるでしょう。

NVIDIA T400のスペック比較

NVIDIA T400 Quadro® P400 NVIDIA T600
アーキテクチャ NVIDIA Turing™ NVIDIA Pascal™ NVIDIA Turing™
GPU TU117 GP107 TU117
プロセス 12 nm 14 nm 12 nm
トランジスタ数 47億 33億 47億
ダイサイズ 200mm² 132mm² 200mm²
CUDAコア 384基 256基 640基
ベースクロック 420MHz 1228MHz 735MHz
ブーストクロック 1425MHz 1252MHz 1335MHz
メモリ規格 GDDR6 GDDR5 GDDR6
メモリ容量 2 GB / 4 GB 2 GB 4 GB
メモリバス 64 bit 64bit 128 bit
バンド幅 80GB/s 32GB/s 160 GB/s
消費電力 30W 30W 40 W
発売日 2GB:2021/4
4GB:2022/2
2017/2 2021/6

NVIDIA T400のスペックを、前世代のQuadro® P400と、NVIDIA Tシリーズの上位モデルであるNVIDIA T600と比較してみていきましょう。

前世代のQuadro P400と比較すると、NVIDIA T400の方がCUDAコアは50%、バンド幅は250%高い数値であることから、並列処理機能の向上がうかがえます。

一方で、ベースクロックは290%、ダイサイズは約60%、Quadro P400の方が優れた数値でした。そのため、データ処理機能を重視したい方は、前世代のQuadro P400がおすすめです。

また、上位モデルであるNVIDIA T600と比較すると、GPUに同じTU117を採用していることもあり、プロセスやトランジスタ数、メモリ規格は同じ数値でした。

しかし、CUDAコアやベースクロックは、NVIDIA T600が大幅に上回っていることから、複雑な並列処理に対する性能やデータ転送速度を求める方は、上位モデルのNVIDIA T600がおすすめです。

NVIDIA T600ほどの性能は不要で、手軽な価格でグラフィックボードを導入したい方は、NVIDIA T400を選択肢のひとつとしておすすめします。NVIDIA T600の詳細は「NVIDIA T600とは?スペックや性能、ベンチマークまで徹底解説」の記事でさらに詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。

NVIDIA T400の特徴

NVIDIA T400の特徴を3つ解説します。製品の特徴を把握し、多角的に製品を比較しましょう。

性能面はもちろん、コストパフォーマンス面でも解説します。

PascalアーキテクチャからTuringアーキテクチャに進化し性能向上

前世代のQuadro Pシリーズでは、アーキテクチャにPascal世代を採用していましたが、NVIDIA T400からはTuring世代に進化しています。その結果、Quadro P400では14nmだったプロセスが12nmに微細化され、トランジスタ数やCUDAコアが大幅に上昇しています。

加えて、メモリ規格は高速なデータ処理が特徴のGDDR6にグレードアップし、容量も2GBから4GBに倍増しており、メモリ面での向上もみられました。そのため、大きなデータ容量が必要な業務でも、前世代より快適に行えるでしょう。

以上のことから、NVIDIA T400は、Quadro Pシリーズからさまざま性能が大幅に向上したグラフィックボードといえます。

ロープロファイルデザインで省電力性に優れている

NVIDIA T400は、シングルスロットのロープロファイルデザインで作られたグラフィックボードです。コンパクトなサイズなので、タワー型から省スペース型のワークステーションまで幅広く対応します。

さらに、そのコンパクトさから、NVIDIA T400の最大消費電力は前世代のQuadro P400と変わらない30Wと非常に省電力性に優れているので、ランニングコストを抑えて運用できます。

また、補助電源が不要なため、スペースの限られたデスクサイドでも使用できるでしょう。

NVIDIA Tシリーズのなかでは低スペックのエントリーモデル

NVIDIA T400は、NVIDIA Tシリーズのなかでは性能面・コスト面ともにエントリーモデルのグラフィックボードです。

エントリーモデルのグラフィックボードは、初めてグラフィックボードを導入する方や、トータルコストを抑えて運用したい方向けであるため、高い3Dグラフィック性能を求める方には向いていません。

実際に、NVIDIA Tシリーズの上位モデルであるRTXシリーズのRTX A2000とCUDAコアを比較すると、RTX A2000のCUDAコアは3,328基で、NVIDIA T400のおよそ8.5倍の数値です。

RTX A2000に関しては「RTX A2000とは?スペックや性能、ベンチマークまで徹底解説」で詳しくご説明しています。合わせてご覧ください。

NVIDIA T400のベンチマーク

製品の定量的測定結果を表すベンチマークスコアを、Passmark G3D Mark・Passmark G2D Mark・消費電力の3つの観点から紹介します。

グラフィックボードを選定する際の重要な判断材料となるので、把握しておきましょう。

Passmark G3D Mark

NVIDIA T400(Passmark G3D).png

3Dグラフィックスの処理性能を示すPassmarkのG3D Markを紹介します。

NVIDIA T400の数値は3639と、5つの製品の中間のスコアでした。上位モデルのNVIDIA T600からは45%、NVIDIA T1000からは53%劣る結果で、大きな性能差があります。

一方で、従来モデルのQuadro Pシリーズと比較すると、Quadro P400の275%、Quadro P600の112%のスコアで、大幅に上回っていました。

そのため、現在Quadro Pシリーズを使っていて3Dグラフィックス処理性能を向上させたい方には、NVIDIA T400がおすすめです。

Passmark G2D Mark

NVIDIA T400(Passmark G2D).png

2Dグラフィックスの処理性能を示すベンチマークスコアも確認しましょう。

NVIDIA T400の数値は579で、3DMarkと同様に、上位モデルからは劣る結果になりました。NVIDIA T600からは23%、NVIDIA T1000からは33%ほど劣っていますが、3Dほどの性能差はありません。

一方で、Quadro P400の139%、Quadro® P600の120%の数値を誇っており、2Dグラフィックスの処理性能においても、大幅な性能向上がみられます。

そのため、グラフィック処理性能を重視してグラフィックボードを選定する方は、Quadro Pシリーズよりも、NVIDIA Tシリーズがおすすめです。

消費電力

NVIDIA T400(消費電力).png

消費電力もみていきます。

NVIDIA T400の消費電力は30Wで、5つの製品のなかでは最も優れた数値でした。NVIDIA T600は40W、NVIDIA T1000は50Wと、クラスの向上と比例して消費電力も上がっています。

また、従来モデルのQuadro P400は同値の30W、Quadro P600は、NVIDIA T400よりも17W高い47Wでした。

NVIDIA T400はQuadro Pシリーズから大幅な性能向上がみられるため、NVIDIA T400の方がコスパに優れたグラフィックボードといえます。

コスパ良く性能の高いグラフィックボードを運用したい方は、Quadro PシリーズよりもNVIDIA T400をはじめとしたNVIDIA Tシリーズがおすすめです。

NVIDIA T400を使用している方の口コミ・評価

情報が集まり次第、更新します。

NVIDIA T400はどのような用途におすすめ?

NVIDIA T400は、2D環境でのグラフィックデザインやDTM、ビジネスシーンでの使用がおすすめです。

3基のMini DisplayPortを搭載しており、最大3台の5Kマルチディスプレイに対応できるため、グラフィックデザインやTDPクリエイティブ業務での活躍が期待できます。

ビジネスシーンにおいても、表計算ソフトやテレビ会議システムの利用は問題なく行えます。手頃な価格帯であることもあり、企業での一斉導入にも向いているでしょう。

一方で、NVIDIA T400を含むNVIDIA Tシリーズは、RTXシリーズなどの他のシリーズと比べて3D処理性能が劣ります。

APIにはAuto CADや3ds Maxなどで使用されているOpenGLが採用されていますが、NVIDIA T400のCUDAコアは384基と、グラフィックボードとしては低めであるため、CADなどの3Dを扱う業務には向いていません。3DCADの必要スペックについて詳しく知りたい方は「3DCADに最適なパソコンとは?必要なスペックや選び方について解説!」をぜひご覧ください。

GPU搭載PCを仕事で使うことについて

PCにはCPUが搭載されており、CPUのグラフィック機能で画面が表示されています。

CPUは3D描画性能が高くありませんが、Office関連のソフトの使用がメインになる場合やゲームをしない場合は問題ありません。

グラフィックボードは外部グラフィック機能と呼ばれることもあり、主な用途としては3D描画性能を求めるゲームを快適にするための存在ですが、ここ10年程で3D描画を可能とするグラフィックボードの性能をほかの用途で活用しようとする動きが活発となっています。

主にクリエイティブ用途で活躍

特にクリエイティブ系のアプリではグラフィックボードの活用が進んでいます。

代表例としてはフォトレタッチや動画編集、CGレンダリングソフトなどが挙げられます。具体例を出すとAdobeのPhotoshopやPremiere Proでは一部のフィルタ処理を行う際にグラフィックボードによって高速化することができます。今回ご紹介しているNVIDIA T600は前述の通り、OpenGLに最適化されているため、Open GLが採用されたソフトウェアで性能を発揮します。

CPUのグラフィック機能での作業は動作が重くなる原因に

CPUのグラフィック機能はメインメモリの一部を使用するため、メインメモリの容量が減ります。したがって、複数のアプリを立ち上げて作業すると動作が重たくなる原因になるおそれがあります。

PCの仕組み上、メインメモリの速度が性能に影響されてしまうため、メインメモリが高速ではないPCの場合は、処理に多くのメモリが持っていかれてしまい、CPUの内臓グラフィック機能の性能が落ちることになります。

その点、グラフィックボードが搭載されているPCの場合は、グラフィックボードに搭載されているGPUメモリ内で済む処理であればCPUのメインメモリが使われることはないため複数アプリ立ち上げて業務を行っても動作が重くなるといった心配はありません。

ビジネスシーンなどで活躍するグラフィックボード搭載PC

結論として、Office関連のソフトをメインにPCを利用する場合はグラフィックボードの必要性は低いですが、クリエイティブ系のソフトを使用する際は処理速度を挙げられる場合があるなど活用の幅を広げられます。

以下のリンクから、ドスパラプラスの取り扱う製品を企業様・学校法人様が導入した事例をご確認いただけます。

高性能パソコンやサーバー、特別仕様のパソコンの導入をお考えの法人様はご参考になさってください。

ドスパラでNVIDIA T400がご購入いただけます

以下リンクからNVIDIA T400がご購入いただけます。合わせてご覧ください。

NVIDIA T400をカスタマイズ可能なパソコン

NVIDIA T400を搭載しているパソコンやカスタマイズ可能なパソコンを紹介します。

すでにNVIDIA T400を搭載しているパソコンの導入を考えている方や、どのパソコンを選んだら良いかわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。

raytrek SDD-T4

「raytrek SDD-T4」は、スリム型デスクトップPCです。Core i5-14400F、NVIDIA T400 4GBグラフィックス、8GBメモリ、500GB NVMe SSDを搭載。ビジネスに適したミドルクラスモデルで、オフィス作業や簡易的な3Dモデリング、CAD作業、または軽いビデオ編集軽度のなどクリエイティブ用途に最適です。高いマルチタスク性能と高速なストレージ性能も持ち合わせています。

raytrek MCXT4

「raytrek MCXT4」は、ミニタワー型の高性能デスクトップPC。インテルのCore i7-14700Fプロセッサーを搭載。高い基本クロック速度とマルチスレッド性能を持っており、ビデオ編集や3Dモデリングなどの集中的な処理能力が必要なビジュアルコンテンツ制作に最適です。

raytrek Workstation X4620 標準モデル

CPUには、Core™ シリーズから高解像度の映像処理や3DCG制作といった負荷の大きい作業に対する性能が向上したインテル Xeon スケーラブル・プロセッサーファミリーを搭載しています。最大32コア・64スレッドまで対応が可能で、高いマルチタスク処理性能を発揮します。

また、NVIDIA RTXシリーズ、Tシリーズのグラフィックボードを最大2基まで搭載可能できるため、グラフィック性能を増強したい方は、標準搭載されているNVIDIA T600に加えて、好みのグラフィックボードを搭載しましょう。

手頃な価格のNVIDIA T400からRTXシリーズの最上位モデルであるNVIDIA RTX™ A6000までカスタマイズ可能です。

raytrek Workstation X6612 標準モデル

さらにハイエンドモデルに位置するワークステーションです。

拡張性に優れた点が大きな特徴。NVIDIA GeForce シリーズやNVIDIA RTXシリーズなどのウルトラハイエンド・グラフィックスカードを最大4枚まで搭載できるため、raytrek Workstation X4620以上のグラフィック性能を発揮でき、ディープラーニングや3Dアニメーションなどあらゆる用途での活躍が期待できます。

また、商用100V電源環境での作動が可能で、黒で統一されたシンプルなデザインも相まって、デスクサイドでも問題なく設置できるでしょう。

raytrek Workstation X8612 標準モデル

raytrek Workstationシリーズの最上位にあたるウルトラハイエンドモデルのワークステーションです。

メモリースロットを12 基標準搭載し、最大768GB の大容量メモリを実現できます。そのため、大量のメモリ領域を使用する仮想化アプリケーションや科学技術計算処理などにも使用可能です。

また、これほどハイスペックでありながら、商用100V電源環境での作動が可能で、デスクサイドに溶け込みやすい黒で統一されたデザインであることから、企業や大学などのフォーマルな空間にも対応しています。

まとめ

この記事では、NVIDIA社が発売しているグラフィックボード「NVIDIA T400」のスペックや特徴、口コミ・評判について解説しました。

NVIDIA T400は、NVIDIA Tシリーズのなかでも手に取りやすいエントリーモデルのグラフィックボートで、省電力性にも優れていることから、コストを抑えてグラフィックボードを運用していきたい企業におすすめです。

今回の記事で紹介したベンチマークも参考にして、自社に合ったグラフィックボードを選定しましょう。

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