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ChatGPTとUnityを連携する方法は?できることもわかりやすく解説

この記事では、ChatGPTとUnityの概要から連携する方法、実現できることまで解説します。

ChatGPTの活用に興味がある方や、ChatGPTとUnityの連携によって実現できることを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ChatGPTとUnityの連携

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ChatGPTとUnityの連携方法の前に、まずはChatGPTとUnityの概要から解説します。

Unityとは?

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Unityとは、Unity Technologies社が提供しているゲーム開発用プラットフォームです。優れた操作性が特徴で、専門知識がなくてもマウス操作のみでゲーム開発を行えます。加えて、2Dだけでなく、3DやVR、ARの開発が可能で、Windows・MacなどのデスクトップからiOSやAndroidなどのスマートフォンまで、幅広いプラットフォームにも対応しています。

その機能性と柔軟性から、ゲーム開発にとどまらず、建築・自動車業界の設計、バーチャルユーチューバーなど、さまざまな分野で活用されているのも特徴のひとつです。

また、Unityには、Unity Personal・Unity Plus・Unity Pro・Unity Enterpriseの4つのプランがあります。それぞれのプランで購入条件や料金が異なるので、詳しくはUnityの公式WEBページ(外部サイト)をご確認ください。

ChatGPTのAPIとは?

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ChatGPTとは、アメリカの企業のOpenAIによって開発された自然言語処理モデルで、ユーザーの入力に対して、大量のテキストデータをもとに最適なテキストを生成し返答します。

2023年から日本でも普及し、翻訳や情報収集、リスト・表の作成、プログラムの生成など、すでに幅広い用途で個人から法人まで活用されています。

そのChatGPTのAPIとは、ChatGPTをさまざまなソフトウェアやアプリケーションと連携させるためのインタフェースのことです。

ChatGPTのAPIを使用することで、ユーザーはブラウザに縛られず、さまざまなソフトウェアやアプリケーション上でChatGPTを活用した文章生成や要約、翻訳などのタスクを実行できます。

ChatGPTの利用は基本無料ですが、ChatGPT APIを活用する場合は、1000トークンあたり$0.002の料金が発生します(2023年7月時点)

詳しくは、OpenAIの公式WEBページ(外部サイト)をご確認ください。

ChatGPTのAPIを活用すれば両サービスの連携が可能

上記のような特徴があるUnityとChatGPTですが、ChatGPTのAPIを活用することで、両サービスを連携できます。

さまざまなプラットフォームに対応したゲームやアプリケーションを開発できるUnityに自然言語処理能力に優れたChatGPTを組み込むことで、Unity内のアバターとの会話や、会話に伴うアバターの表情・動作の変化などを実現できます。

ChatGPTとUnityの連携で実現できること

ChatGPTとUnityを連携させることで、Unityで制作したアバターとの会話や、アバターの表情・動作の変化を実現できます。

それぞれの内容を解説します。

アバターとの会話

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ChatGPTとUnityを連携させれば、アバターとの自然な会話の実現が可能です。

ユーザーがテキストを入力すれば、ChatGPTが豊富な学習データと自然言語処理能力を活用して、人間に近い自然な応答を生成してくれます。

また、ChatGPTはテキストベースのツールですが、APIを活用してUnityと連携させることで、Unityに搭載されている音声認識機能を通した音声での会話も実現できます。

加えて、ChatGPTを使ってアバターに対して口調や性格などの前提条件を指定できるため、教育向けアプリケーションや接客対応など、さまざまな分野での活用が可能です。

アバターの表情・動作の変化

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アバターとの会話は、ChatGPTがベースになっていることから、機械的な返答になる傾向があります。

しかし、アバターに感情パラメーターを持たせることで、よりリアルに近いやり取りの実現が可能です。

具体的には、ユーザーから入力されたテキストをChatGPTが自然言語処理能力を生かして喜怒哀楽や自信・困惑・恐怖といった感情を解釈することで、感情に応じた表情・動作を設定できます。

このことで、ユーザーはまるで人間と会話しているかのようなリアルなコミュニケーションを体験できます。

ChatGPTとUnityの連携方法

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ChatGPTとUnityの連携方法を手順に沿って解説します。

1.ChatGPTのAPIキーを取得する

まずは、ChatGPTのAPIキーを取得します。
※ChatGPTのAPIキーは、OpenAIの公式WEBページ(外部サイト)から取得できるので、アカウントを持っていない方は作成しておいてください。
詳しい方法は「ChatGPT APIとは?できることや活用手順、注意点を解説」で解説しています。合わせてご覧ください。

OpenAIのサイトにログインできたら、「+Create new secret key」のボタンをクリックしてください。
ChatGPT API 手順6.pngのサムネイル画像

platform.openai.comより引用

新しいAPIキー作成のポップアップが表示されるので、生成するAPIキーの名称を入力し「Create new secret Key」をクリックすると、APIキーが発行されます。

このAPIキーは一度しか発行されないので、必ずコピー・保存しましょう。コピーを忘れた場合は、新しいAPIキーの発行が必要になります。

2.APIキーを活用してChatGPTとUnityを連携する

次に、取得したChatGPTのAPIキーを活用してUnityと連携します。

連携を行うには、クラスとモデルを定義するためのスクリプトの作成が必要です。

作成したスクリプト内でAPIキーを使用して連携を行います。

このことで、APIから受け取った応答がゲーム内のアバターに反映され、ChatGPTとUnityの間でデータのやり取りが可能となります。

3.Unityでアバターを作成する

ChatGPTとUnityを連携できたら、Unityの拡張機能などを活用して、3Dモデルの制作やアニメーションなどを設定します。

たとえば、接客対応の用途でアバターを作成する場合は、フォーマルな服装や不快感を与えない丁寧なしぐさに設定することで、効果的に活用できます。

また、アバターの音声は、テキスト読み上げ用音声合成ソフトウェアの「VOICEVOX(外部サイト)」とUnityを連携させることで対応可能です。

音声とアバターの口の動きを連動させるなら「Oculus LipSync(外部サイト)」の活用がおすすめです。

Unityでアバタ―を作成する際に必要となるPCのスペックは「ゲーム開発用PCに必要なスペックとは?」でご紹介しています。合わせてご覧ください。

まとめ

この記事では、ChatGPTとUnityの概要から連携する方法、実現できることまで解説しました。

ChatGPTとUnityを連携させることで、アバターとの会話や、会話に伴う表情・動作の変化を実現できます。

AIアバターを活用した接客や顧客対応は、すでに実施されている事例もあり、今後さらなる発展が期待されています。

自社でもChatGPTとUnityを連携して事業に応用したい方は、今回の記事で紹介した連携方法などをぜひ参考にしてください。

望に沿った最適なハードウェアをご提案・ご提供いたします。

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