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Mayaの推奨スペックとは?動作環境とおすすめPC7選を紹介

この記事では、CG制作ソフトの代表格である「Maya(マヤ)」の推奨スペックに適した、PCの特徴や動作環境について紹介します。

用途に応じたPCスペックの特徴やおすすめPCもあわせてお伝えするので、PC選びに迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

Maya(マヤ)とは

Maya_1.jpg

Maya(マヤ)(外部サイト)とは、アメリカに本社を置くソフトウェア企業のAutodesk社が開発した、ハイエンド3DCGソフトウェアです。

VFXの映像技術を駆使し、映画、アニメーション、ゲーム、TV、CMなどの映像制作に利用されています。

3Dモデル作成に役立つ機能が多く搭載されており、3Dモデリング、モーショングラフィックス、3Dアニメーション、データのレンダリング、キャラクター作成などの業務に利用できます。

Mayaはゲームソフト開発会社のスクウェア・エニックスやVFX制作会社のPixomondo、エンターテイメント企業のウォルト・ディズニー・カンパニーなどさまざまなクリエイティブ企業で採用されている3DCGソフトウェアです。

Mayaの利用料金

Mayaの利用料金は、通常版の「サブスクリプションプラン」と1日単位の従量課金制で使用できる「Flexプラン」があります。

サブスクリプションプラン 36,300円/1カ月
286,000円/1年
858,000円/3年

Flexプラン 42,900円/100トークン(16日分)
214,500円/500トークン(83日分)
カスタム/トークンの見積もりによる

月々利用料金を支払う月額プランよりも、年額プランの方が安いです。

年額の場合、利用料金の34%が割り引かれるため、長期的な利用を検討している方は、3年プランに加入したほうがお得です。

また、定期的な利用を検討している方、そこまで頻繁に利用しない方は、Flexプランで契約したほうがコストを抑えられるのでおすすめです。

Mayaはどのプランに加入しても、3DCG制作に必要なモデリング、アニメーション、レンダリング、シミュレーションなどあらゆる機能が利用できます。

Mayaの活用に最適な推奨スペック

NovelAI_使い方_10.jpgのサムネイル画像

Mayaを利用するPCの推奨スペックについて、Mayaの公式サイトを参考にそれぞれ詳しく紹介するので参考にしてください。

推奨OSはWindows/Mac/Linux

ソフトウェア
オペレーティングシステム ・Microsoft® Windows® 10 バージョン 1809 以降
・Microsoft® Windows® 11
・Apple® macOS® 13.x、12.x、11.x
・Linux® Red Hat® Enterprise 8.8 WS
・Rocky Linux 8.8
・Linux® Red Hat® Enterprise 9.2 WS
・Rocky Linux 9.2

Mayaの推奨OSは、Windows、Mac、Linuxの3種類です。

Windowsは、2021年5月11日にサービスが終了したWindows 10 バージョン 1909以降、Windows 11のOSを推奨しています。

Macは、macOS Ventura 13.x、macOS Monterey 12.x、macOS Big Sur 11.xいずれかのOSを推奨しています。

特にMacはWindowsと比べ、macOSに対応した3DCGソフトは少ない傾向があるので、MayaをMacで使用できる点は大きなポイントです。

Linuxは、macよりもユーザー数がさらに少ないので、Windowsに対応したPCを活用することをおすすめします。
参照:Autodesk Maya 2024 の動作環境(外部サイト)

推奨OSはWindows/Mac/Linux

ハードウェア
CPU ・64 ビット Intel® または AMD®、SSE4.2 命令セットを使用
・macOS の場合、Apple Silicon arm64 または Intel x86

Maya 2024公式の動作環境には、64ビットIntel®または、AMDいずれかのCPU、SSE4.2の命令セットを使用と記載されているものの、これは現行で販売されているCPUすべてが該当するもので、実際の制作や業務に耐えうるスペックとはいえません。

MayaでのCGモデリングの作業には、一定以上の動作クロックとコア数が必要です。よりバランスに優れた最新版のIntel® Core™ i7やIntel® Core™ i9、AMD Ryzen™ 7、AMD Ryzen™ 9プロセッサーのCPUがおすすめです。
参照:Autodesk Maya 2024 の動作環境(外部サイト)

メモリは32GB推奨

Maya公式のハードウェア要件には、メモリは8GB、16GB以上推奨と記述されていますが、複数のアプリケーションを同時に利用することを想定して、32GBは備えておきましょう。

32GBもの大容量メモリを搭載すれば、一度に読み込めるデータ量が増えたり、作業に使用できる領域が広くなったりと、プログラムの実行速度がより向上します。

メモリ容量が大きくてMayaの動作が重くなることはありませんので、ストレスなく快適な環境で利用したい方は、32GBのメモリを搭載したPCを選びましょう。
参照:Autodesk Maya 2024 の動作環境(外部サイト)

GPUのスペック

ハードウェア
GPU ・NVIDIA RTX™ Aシリーズ
・NVIDIA® GeForce RTX シリーズ
・AMD Radeon™ Pro Wシリーズ
・AMD Radeon™ RXシリーズ
いずれもGPU 4GB以上

Maya 2024公式の動作環境で推奨されるグラフィックボードは、Maya認定ハードウェア(外部サイト)のリストに記載がありますが、3DモデリングやアニメーションでMayaを快適に使用したい方には、NVIDIA® GeForce RTX™ 3060、またはNVIDIA RTX™ A3000以上がおすすめです。

さらに複雑なモデルでレンダリングのパフォーマンスを向上させるには、大容量のVRAMを搭載した、NVIDIA® GeForce RTX™ 4080(16GB)や、NVIDIA RTX™ A5500以上のGPUを選択しましょう。
参照:Autodesk Maya 2024 の動作環境(外部サイト)

ストレージはHDDとSSD搭載

Maya公式にストレージ要件の記述はありませんが、HDDとSSDが搭載されたPCを選ぶことをおすすめします。SSDとHDDを併用すれば、データの読み込み速度やブラウジング速度が向上し、システム全体のパフォーマンスを引き上げることが可能です。

また、SSDはシステム用ドライブとして使用し、データ用のHDDに初期化用のバックアップデータを保存しておけば、SSDのトラブルが発生しても短時間で改善できます。

特にMayaのようなハイエンドな3DCGソフトウェアは、PCにかかる負荷が高いため、ストレージ容量に余裕があったほうが快適な環境で利用できます。

なおSSDよりデータ転送速度が速いNVMe M.2 SSDを利用すれば、作業効率が向上するのでおすすめです。
参照:Autodesk Maya 2024 の動作環境(公式サイト)

Mayaの用途に応じたPCスペックとは

Mayaの用途で多いのは、プロダクトデザイン用途の3Dモデリング、ゲーム開発用途のリアルタイム3D制作、映像コンテンツ用途のアニメーション作成です。

Mayaは、用途によって求められるスペックが変わるので、業務内容や利用シーンを考慮し、十分なスペックを備えたものを選びましょう。

プロダクトデザイン用途の3Dモデリング

Mayaをプロダクトデザイン用途の3Dモデリングで使用する場合、3DCAD専用のソフトウェアが必要です。

ソフトウェアを快適に利用するには、マルチスレッド性能やシングルスレッド性能が高いCPUが求められるので、クロック周波数2GHz以上を備えたCore i7 シリーズやRyzen 7 シリーズなどのCPUが必要です。

また、Mayaでモデリングやアニメーション、レンダリング ツールなどを活用すると、メモリ消費量が多くなるので、プロダクトデザイン用途で使用する場合は、32GBのメモリも備えておきましょう。

3DCADの活用に最適なスペックを備えたPCが気になる方は、「3DCADに最適なパソコンとは?必要なスペックや選び方について解説!」を確認してみてください。

ゲーム開発用途のリアルタイム3D制作

Mayaをゲーム開発用途のリアルタイム3D制作で使用する場合、ゲームエンジンの推奨スペックを満たす必要があります。

特に3Dゲームの開発では、処理速度が遅いと作業効率に影響するので、RTX 4070やNVIDIA® GeForce RTX™ 4070 Tiなどの高性能なGPUを選ぶことをおすすめします。

また、Mayaのさまざまな機能を最大限活用する場合は、メモリ容量が大きいほどPCの処理速度が向上するので、32GB以上のメモリも備えておきましょう。

リアルタイム3D制作に最適なスペックを備えたPCが気になる方は、「ゲーム開発用PCに必要なスペックとは?」を確認してみてください。

映像コンテンツ用途のアニメーション作成

アニメーション作成では、Mayaをはじめとした、3DCGアニメーションソフトの推奨スペックを満たす必要があります。

アニメーション作成は、負荷の高い処理が多いので、Intel® Xeon® シリーズとCore i9 シリーズなどのハイスペックなCPUと、GPUメモリ8GBを積んだRTX 4070 Tiや、将来を見越して余裕のある環境を準備したい方は、NVIDIA® GeForce RTX™ 4090などの処理性能の高いGPUが必要です。

Mayaの高品質な機能を活用すると、メモリの消費量が多くなるので、アニメーション作成をする場合は、32GB以上のメモリも備えておきましょう。

アニメーション作成に最適なスペックを備えたPCが気になる方は、「Blenderの推奨スペックは?おすすめPC15選を紹介」を確認してみてください。

Mayaの活用に最適なデスクトップPC7選

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Mayaの活用に最適なデスクトップPCをランキング形式で紹介します。どの製品も推奨スペックを満たしたPCなので、ぜひ参考にしてください。

raytrek 4CZ49+

3Dグラフィックスの作成用途での利用を想定して設計された、クリエイター向けのデスクトップPCです。

マザーボードにはクリエイター向けとして開発されたASUSの「ProArt Z790-CREATOR WIFI」を採用し、高品質のパーツによる設計と最新規格の機能が高い安定性を実現します。

これから3Dモデリング、3Dアニメーション、モーショングラフィックスなどに挑戦する方や、業務効率を向上させたい方におすすめのPCです。

raytrek 4CZ49

3Dモデリングや3Dアニメーション、モーショングラフィックスに対応したハイエンドモデルのクリエイター向けPCです。

高性能PCの性能を最大限引き出すための水冷クーラーが搭載されており、冷却液を循環させ効率的に冷やすことで、高い冷却性能を発揮します。

また、フロントに大口径14cmファンを2基、背面に1基、天面に3基、最大6基のファンが搭載可能なほか、オプションで水冷システムを搭載できるので、CG制作や動画編集などの重たい作業でも十分性能を発揮します。

raytrek 4CX49-K

3DCGや映像のレンダリング、設計(CAD)など、要求の厳しいマルチスレッドタスクを可能にしたクリエイター向けPCです。

機能拡張を想定した設計になっているので、必要なストレージを選択し、3.5インチ、2.5インチのストレージベイ、PCI-Eスロットなど用途に応じて機能を追加できます。

また、LEDライティング仕様にカスタマイズできるため、アイデアが湧くような間接照明を自分の好みに設定して、作業環境を構築できる点も魅力です。

raytrek 4CZ48+

raytrek 4CZGは、3DCG、モーショングラフィックス、モデリングを軽快にこなすハイスペックPCです。

前面ファンとフィルターをLEDライティング仕様にカスタマイズでき、間接照明発光で創作のインスピレーションを高めることも可能です。

また、前面、側面、天面、底面の吸気口には、ホコリの侵入を防ぐフィルターが設置されており、汚れたら取り外して簡単に掃除できます。

raytrek 4CZ48S

raytrek 4CZ48Sは、高いパフォーマンスを発揮する最新パーツを搭載した、ハイエンドモデルのデスクトップPCです。

3DCG、CAD、ゲーム開発、デザインなどさまざまなクリエイティブワークに適しています。

また、フロントに大口径14cmファンを2基、天面に3基、背面に1基、最大6基のファンが搭載可能なほか、オプションで水冷システムを搭載でき、冷却性能に優れています。

raytrek 4CX48-K

raytrek 4CX48-Kは、ゲーム開発や3DCG、CAD設計など、さまざまなクリエイティブに適した、初心者からプロまで幅広いニーズに対応したデスクトップPCです。

大型水冷クーラーを搭載した冷却性能に優れたモデルで、負荷の高いクリエイティブな作業でも、性能を最大限引き出してくれるため、ストレスなく快適に作業を行えます。

また、フロントには大口径14cmファンを2基、天面に3基、背面に1基、最大6基のファンを搭載可能です。

raytrek 4CH46i

raytrek 4CH46iは、メモリに32GBを搭載したMayaの推奨スペックに適したデスクトップPCです。

ユーザーの用途に応じた拡張機能を想定した設計になっており、3.5インチ、2.5インチのストレージベイ、PCI-Eスロットなど必要な機能を用途に応じて追加できます。

3DCG、CAD、動画編集、ゲーム開発、デザインなどさまざまなクリエイティブに適したPCなので、比較的負荷の重い作業を行いたい方におすすめです

Mayaの活用に適したデスクトップPC比較表

製品名 raytrek 4CZ49+ raytrek 4CZ49 raytrek 4CX49-K raytrek 4CZ48+ raytrek 4CZ48S raytrek 4CX48-K raytrek 4CH46i
OS Windows 11 Pro Windows 11 Pro Windows 11 Pro Windows 11 Pro Windows 11 Pro Windows 11 Pro Windows 11 Pro
CPU Intel® Core™ i9-14900KF Intel® Core™ i9-14900KF Intel® Core™ i7-14700KF Intel® Core™ i9-14900KF Intel® Core™ i9-14900F Intel® Core™ i7-14700KF Intel® Core™ i9-14900F
グラフィックス NVIDIA® GeForce RTX™ 4090 24GB NVIDIA® GeForce RTX™ 4090 24GB NVIDIA® GeForce RTX™ 4090 24GB NVIDIA® GeForce RTX™ 4080 16GB NVIDIA® GeForce RTX™ 4080 SUPER 16GB NVIDIA® GeForce RTX™ 4080 16GB NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Ti 8GB
メモリ 32GB 32GB 32GB 32GB 32GB 32GB 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD 1TB Gen4 SSD 1TB Gen4 SSD 1TB Gen4 SSD 1TB Gen4 SSD 1TB NVMe SSD 1TB NVMe SSD

Mayaに関するFAQ

以下では、Mayaに関する疑問に回答しているので、参考にしてください。

MayaとBlenderはどちらがいい?

MayaとBlenderの大きな違いは、無料で利用できるかどうかです。

Mayaのサブスクリプションプランでは、1カ月36,300円の料金がかかりますが、Blenderは無料で利用できます。

Blenderは無料で始めることができ、なおかつWindows、Mac、LinuxなどのOSに対応しているので、インターネット環境が整っていれば、今すぐにでも始められます。

初心者からプロまで幅広いニーズに対応したツールなので、学習手段が豊富にあり、ユーザー同士のコミュニティもあるので、学習しやすいソフトです。

一方で、Mayaは、映像クリエイターやゲームエンジニア、3DCGデザインを目指す人や、

特に映画、ゲーム、アニメなどの業界で活躍できる職業を目指している方は、Mayaを利用することをおすすめします。

MayaはPC何台までインストールできる?

Mayaのサブスクリプションプランに登録すれば、1ユーザー1ライセンスを獲得でき、同時にPC3台までインストールできます。

職場、自宅、学校と利用シーンによって使い分けることができますが、Mayaにサインインして使用できるのは一度に一台のみです。

また、4台以上のPCにはインストールできないので、4台以上のPCでMayaの利用を検討している方は、用途に合った使用ができるか検討してから導入しましょう。

Mayaと3ds Maxの違いとは?

Mayaは、3Dモデリング、モーショングラフィックス、3Dアニメーション、レンダリング、キャラクター作成など、アニメーションやゲーム制作に適しているのに対し、3ds Max®は建築分野をはじめ、ビジュアライゼーションやアニメーション作品の制作まで幅広い用途で使用されています。

また、Mayaはプラグインの数が少ないため、ユーザー自身がプログラムを書いて用意する必要がありますが、3ds Maxはあらかじめ用意されている拡張機能、プラグインが豊富なので、簡単に機能を追加できる点も大きな違いといえます。

まとめ

この記事では、世界で豊富な実績を誇るCG制作の代表格「Maya」が推奨するPCスペックや動作環境について紹介しました。

Mayaの活用におすすめのPCもお伝えしたので、求める性能や用途、予算などを考慮し、最適なスペックを備えたものを選びましょう。

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