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パソコンの電源が急に落ちる原因と対処法を詳しく解説!繰り返し落ちるなら必読

いつものようにパソコンを使っていただけなのに、急にパソコンの電源が落ちてしまう経験をしたことがある人も多いと思います。パソコンの電源が急に落ちてしまう時には「熱」や「電源まわりの環境」など、いくつかの原因が考えられます。

本記事では、パソコンの電源が急に落ちてしまう場合の原因とその対処方法について解説していきます。

目次

パソコンの電源が急に落ちる原因と対処法

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パソコンの電源が急に落ちる原因には、「パソコンが熱を持ちすぎている」「電源まわりの環境の問題」「ブルースクリーン」などが考えられます。

本章ではそれぞれの原因が起きてしまう理由と、対処法について解説していきます。また急に電源が落ちないためのメンテナンス方法についても解説していきますので、参考にしてみてください。

原因①:パソコンが熱を持ちすぎている

パソコンの電源が急に落ちる場合の多くは「パソコンが熱を持ちすぎている」ことが原因と考えられます。パソコンの内部には、CPUグラフィックボードなど正常にパソコンを動作させるための装置が備わっており、これらが熱を持ちすぎてしまうことで電源が落ちてしまうのです。

通常であれば、パソコンの熱を逃す装置として「ヒートテック」や「冷却ファン」などが動作しますが、これらの性能が落ちてしまっている場合や負荷の高い作業を行っている場合などは、正常に作動せずに熱を逃すことができなくなってしまいます。

そのため熱の持ちすぎに対応するためには、以下のような対策が有効になります。

熱を持ちすぎている場合の対処法①:「パソコン内部のホコリや汚れを取り除く」

最初に行うべき対処法としては、熱を逃す機能があるファンや、パーツのホコリや汚れを取り除くことです。なぜならファンやパーツにホコリや汚れが溜まっていると、正常に動作しなくなってしまい、熱をパソコンに溜め込んでしまうからです。

パソコンの掃除を毎日のように行っている人は、ほとんどいないと言っても過言ではありません。そのため知らず知らずのうちに、ファンやパーツにホコリや汚れが溜まっていることがほとんどです。

まずは、パソコンの熱を逃すファンが正常に動いているかを確認し、汚れやホコリを丁寧に取り除くことが大切です。そしてきちんと取り除いた後に、パソコンを再起動させ、問題なく動作するかを確認していきます。パソコンのクリーニング用品はこちらのページ(外部サイト)からご購入いただけます。

熱を持ちすぎている場合の対処法②:「冷却系の装置を交換する」

もう一つの対策としては、冷却系の装置を交換してしまうということです。パソコンは長期間利用していると、部品の経年劣化が起きてしまい、動作が重くなる、正常に作動しないなどが起こることがあります。

そのためパソコンの熱の冷却が上手くいかない場合には、冷却系の部品を交換することで、問題解決を図ることも可能です。なおメーカーによっては、部品交換に対応できないケースもあります。利用しているパソコンが交換可能か、きちんと確認しておくことが大切です。

交換用のファンやヒートシンクはこちらのページ(外部サイト)から一覧でご確認いただけます。以下が、おすすめの商品となっていますので、あわせてご確認ください。

熱を持ちすぎている場合の対処法③:「効率的に放熱できるように環境を整える」

パソコンが熱を持ちすぎている原因として、スムーズに放熱ができていない環境が考えられます。

デスクトップパソコンには、本体の背面または側面に放熱用の排気口が搭載されているので、排気口のまわりが壁などの障害物でふさがっていないか確認してください。

10cm以上のスペースが確保できていれば、効率的に放熱が可能です。

また、ノートパソコンの場合は、側面に排気口が搭載されているものが多いので、同じようにふさがれていないか確認したり、冷却ファン付きのPCスタンド(外部サイト)を使用したり工夫してみてください。

原因②:「電源まわりの環境が悪い」

パソコンの電源まわりの環境が問題で、電源が急に落ちてしまう場合もあります。たとえば、そもそもの電源ケーブルが破損してしまっている、タコ足配線を利用しているため電力が十分に供給されないなどです。

デスクトップパソコンを利用している場合には、ケーブルから電源が供給されなければ、当然ですが動作することはできません。急に電源が落ちてしまった場合には、まずは電源ケーブルが緩くなっていないか、きちんと電源が差し込まれているかなどを確認することが大切です。

電源まわりの環境が悪い場合の対処法①:「コンセントの配線を変更する」

パソコンの電源まわりでは、パソコン以外にも多くの電源が必要になるものと併用している人も多いと思います。

たとえばパソコンの画面を2画面にするために、ディスプレイを複数利用している、デスクの上を明るくするために照明を利用している、スマートフォンを一緒に充電しながら利用しているなどです。当然ですが、同じ電源タップからの電力供給が多ければ多いほど、電力供給は不安定になってしまうため、パソコンの電源が急に落ちてしまうこともあります。

一般的にはコンセント1箇所からの電力供給は1500Wとされています。これらを超える電力を同時に利用してしまうと、ブレーカーが落ちてしまう原因にもなってしまいます。

家や職場の壁側に設置してあるコンセント部分から、タコ足配線の電源タップを利用しても、最大で利用できる電力は変わりません。また電源タップの中には、1500Wまで対応していないものもあるので注意が必要です。

そのためパソコンの電源がよく落ちてしまう場合は、「コンセントの配線を変更する」ことで解決することが多くあります。

具体的には、パソコンの電源供給はタコ足配線の電源タップからではなく、直接壁のコンセントから電力供給する、一つのコンセントに集中しないように配線を分けるなどです。

多くの電力を消費してしまう配線になっていないか、確認をしてみてください。

電源まわりの環境が悪い場合の対処法②:「電源ユニットが問題ないか確認する」

パソコンに電力を供給している電源ユニットが原因で、電源が急に落ちる場合もあるので、交換を検討するのも対処方法の一つです。

電源ユニットとは、パソコン内部にあるパーツの一つで、電力を安定して供給するための装置のことです。つまりこの電源ユニットが正常に作動していることで、他の家電製品などを利用していても、パソコンに安定した電力供給が可能になります。

しかし電源ユニットは故障しやすいパーツとも言われており、経年劣化によって性能が落ちてしまう、負荷がかかった際に安定した電力を供給できなくなってしまうケースも少なくありません。そのため電源ユニットを交換することで、パソコンの電源が急に落ちてしまうのを防ぐことにもつながります。

電源ユニットに原因があるかどうかは、「電源ユニットから異音が聞こえる」「電源ユニットのファンが回っていない」「焦げたような臭いがする」などを確認すると良いでしょう。

これらが確認できた場合には、電源ユニットを早急に交換することをおすすめします。電源ユニットはこちら(外部サイト)でご購入いただけます。

また電源ユニットが原因かどうかわからない場合もあります。その際には、専門の業者に診断依頼を行うなどすると良いでしょう。

電源ユニット交換する時に注意すること

電源ユニットの役割は、コンセントから電力を取り込み、パソコン内部のパーツを作動させるために電力を変換することです。電源ユニットが正常に作動していれば、スムーズな電力の変換につながっていきます。スムーズな電力の変換が行えると、電源が落ちてしまう原因の一つである発熱を減らすことにもつながります。

電源ユニットの交換をする場合には、パソコンの動作に必要な電源容量を確保することが必要です。なぜなら電源ユニットを交換したとしても、必要な電源容量が確保できなければ、安定した電力供給にはつながらないからです。

パソコンを正常に作動させるために必要な電源容量を確認するためには、パソコン内部の主要パーツを選び、「電源容量計算」を行っていくことが必要になります。ドスパラ通販サイトのこちらのページ(外部サイト)では、簡単に計算できますので、参考にしてみてください。

加えて実際に交換する電源ユニットを選ぶ際には、電源ユニットの出力やワット数を確認することも忘れないようにしましょう。

原因③:「ブルースクリーン」

ブルースクリーンとは、ディスプレイに青い背景と白い文字が表示されたまま、クリックやキーボードなどの操作ができなくなる現象のことです。ブルースクリーンは突発的に起こることも多いため、慌ててしまう人も多いでしょう。

ブルースクリーンが起きてしまった場合は、改めてパソコンを再起動しなければなりません。慌てずに電源ボタンを長押しして、電源を落とす作業が必要です。

こうしたブルースクリーンが起こる原因はさまざまです。なぜならハードウェアに問題がある場合もあれば、ソフトウェアに問題がある場合もあるからです。またパーツの経年劣化や故障によって、起きてしまうケースもあります。

ブルースクリーンが起きてしまった場合には、頻発しないように早急な対処が必要です。

ブルースクリーンで落ちた場合の対処法①:「セーフモードで起動する」

ブルースクリーンが起きてしまった場合の簡単な対処方法として「セーフモードで起動する」ことが挙げられます。セーフモードとは、必要最低限のシステム環境を整えて起動するモードのことです。

通常の方法で再起動しない場合、セーフモードであれば起動することがあるため、緊急時には利用してみてください。

ブルースクリーンで落ちた場合の対処法②:「HDDの交換を検討する」

ハードウェアの一つである「HDD」が原因の場合は、HDDの交換をすることで対応が可能です。たとえばHDDから異音が聞こえるなどであれば、交換を検討すると良いでしょう。

シンプルにHDDを交換するのも良いですし、HDDからSSDへの交換を検討してみるのも一つの方法です。

以下は、ドスパラ通販サイトでご購入いただけるおすすめ商品です。その他にも商品はございますので、ぜひ一覧ページ(HDD(外部サイト)SSD(外部サイト))よりご確認・ご検討ください。

原因④:「電力不足」

パソコンの電源が急に落ちる原因としては、電力不足も考えられます。

パソコンに十分な電力が供給されていないと、稼働するための電力が足りず、稼働後しばらくして急に電源が落ちる場合があります。

前述した3つの原因に当てはまらない場合は、電力不足が疑われるので、以下で紹介する対処法を実施してみてください。

電力不足で電源が落ちた場合の対処法①:「コンセントから電力を直接供給する」

ノートパソコンの場合、バッテリーの充電不足や劣化で電源が落ちてしまう場合があります。

そのため、バッテリーに異常がないか確認するために、バッテリーではなくACアダプターを接続してコンセントから直接電力を供給してみてください。

コンセントからの直接の電力供給で安定して稼働する場合は、バッテリーの異常が推測されるので、ACアダプターの継続的な使用をおすすめします。

電力不足で電源が落ちた場合の対処法②:「周辺機器を取り外す」

グラフィックボードを増設していたり、外付けHDDなどの周辺機器を複数接続していたりする場合は、既存のパソコンのスペックではこれらを正常に動作させるための電力がまかなえず、電源が落ちるケースがあります。

そのため、いったん周辺機器を取り外して、パソコンが稼働するかを確認してみてください。

周辺機器を取り外して正常に稼働する場合は、電力不足が推測されるので、接続する機器を減らすか、出力性能の高い電源装置への交換を検討しましょう。

パソコンがリセットされ、急に落ちる原因と対処法

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パソコンの電源が急に落ちることに加えて、リセットされて再起動が始まってしまうケースもあります。その場合には、ソフトウェアに原因があることが考えられます。たとえばあるソフトを立ち上げたことによる不具合やOSによるシステムエラーなどです。

負荷の高い3Dグラフィックソフトなどを立ち上げた場合に、よくパソコンが落ちてしまうなどの場合は、パソコンのスペックが負荷に対応できないことも考えられます。ソフトウェアによる負荷が原因か調べる場合には、「パソコン診断」などを活用すると良いでしょう。特定のソフトによって急に電源が落ちてしまう場合には、ソフトを立ち上げないことで対応が可能です。

またOSによるシステムエラーが原因の場合には、OSを再インストールすることで対処することが可能です。

以下では、それぞれの原因が起きてしまう理由と、対処法について解説していきます。

原因①:ウイルスに感染する

パソコンがウイルスに感染することで、電源が急に落ちてしまうケースがあります。ウイルス感染するケースはさまざまあり、メールの添付ファイルを開くとウイルスだった、不正サイトにアクセスしたら感染してしまった、サイトの広告をクリックしたら感染してしまったなどです。

パソコンがウイルス感染してしまうと、パソコンの電源が急に落ちるだけでなく、動作が遅くなってしまう、パソコンにある情報が盗まれてしまうなどの可能性もあるため、すぐに対応しなくてはいけません。

そのためウイルス対策ソフトのインストールを行い、感染しているかの確認やウイルス除去を行うことが大切です。加えてウイルス感染していない場合でも、予防策としてウイルス対策ソフトを導入しておくことはおすすめです。一度、感染してしまうと取り返しのつかない事態になってしまうこともあるため、できる限りの対策を施しておくと良いでしょう。

以下にて、具体的な対処法を解説します。

ウイルスに感染している場合の対処法①:「ウイルススキャンを実行する」

ウイルスへの感染が疑われる場合は、まずはウイルススキャンを実行して、デバイス上の脅威を確認しましょう。

Windowsでは、以下の手順でウイルススキャンを実行できます。

  1. 「スタート」ボタンの右横にある検索欄に「Windowsセキュリティ」と入力する
  2. 「Windowsセキュリティ」の「ウイルスと脅威の防止」を選択する
  3. 「現在の脅威」の「クイックスキャン」をクリックしてデバイスで現在検出されている脅威を確認する

Windowsセキュリティには、上記以外にもさまざまなオプションがあるので、詳しくはMicrosoft公式ページ(外部サイト)をご確認ください。

ウイルスに感染している場合の対処法②:「ウイルス対策ソフトを使用する」

ウイルスの感染が確認されたら、ウイルス対策ソフトを使用して駆除しましょう。

ウイルス対策ソフトには、上記で解説したウイルススキャンによる検知から侵入の防止、駆除まで一貫して実行できるものがあるので、パソコンに保存されているデータや自社の機密情報を守るためにも必ず導入しておきましょう。

原因②:メンテナンス方法に問題がある

パソコンの電源が急に落ちてしまう現象が何度も起きてしまう場合には、メンテナンス方法を見直すことが大切です。パソコンはメンテナンスをせずに長期間利用すると、劣化が早まってしまうことがあるからです。

メンテナンス方法は難しいものではありません。「パソコン内部のゴミやホコリを定期的に取り除く」「パソコンを使用する部屋の温度を調節する」などです。今回はそれぞれの方法について解説していきます。

メンテナンス方法に問題がある場合の対処法①:パソコン内部を定期的に掃除する

空気中には細かいゴミやホコリなどが漂っています。パソコンを長期間使用していると、こうした空気中にある細かいゴミやホコリがパソコン内部に蓄積してしまいます。

パソコン内部にホコリやゴミが溜まってしまうと、パーツが正常に動作するのを妨げてしまいます。そのためパソコンの熱を逃すこともできなくなり、急に電源が落ちてしまうことにもつながってしまいます。

こうした状況を避けるためにも、定期的にパソコン内部のゴミやホコリを取り除くことが大切です。パソコンの電源を切り、コンセントを抜いてから、掃除機やハケを活用してホコリを取り除いていきましょう。

なお、パソコンの内部には精密機器が多くあります。掃除している最中に不慮の事故などが起こってしまうと、そのまま利用できなくなってしまう可能性もあります。掃除の方法に不安がある場合は、修理業者への依頼なども検討すると良いでしょう。

メンテナンス方法に問題がある場合の対処法②:部屋の温度を最適にする

パソコンを使用している部屋の温度や湿度も重要です。なぜならパソコンは精密機器のため、外部環境の影響を受けやすいからです。たとえばパソコンの熱を放出しようとしても、部屋の温度が暑すぎると、熱を内部に溜め込んでしまいます。そのためパソコンを利用する際は、部屋の温度を快適に過ごせる温度に整えておくことが大切です。

夏の場合はエアコンを利用して28度を保つなどにすることで、パソコンをストレスなく利用することにもつながります。またパソコンを直射日光の当たる場所で利用することは、好ましくありません。なぜなら太陽の熱の影響を受けてしまい劣化を早めてしまうからです。

パソコンを利用する際は、外部環境に配慮して、部屋の温度を調節しましょう。

メンテナンス方法に問題がある場合の対処法③:新しい電源ケーブルに交換する

パソコンの電源が急に落ちる原因として、電源ケーブルの断線により、十分に電力が供給できていないケースが考えられます。

断線の具合によっては、差し込む角度によって電力が供給される場合もあるため、まだ使用できると考えて交換をためらう方もいますが、次第に劣化が進行して使用できなくなるので、新しい電源ケーブルへの交換を検討してください。

メンテナンス方法に問題がある場合の対処法④:定期的に放電を行う

パソコンは、帯電すると電源まわりの動作が不安定になることがあります。

場合によっては、電源が急に落ちてしまうこともあるので、放電して解消を試みましょう。

放電は、以下の手順で実施してください。

【デスクトップパソコンの場合】

  1. パソコンの電源が切れた状態で、電源コードをコンセントから抜く
  2. その他のケーブル・周辺機器も全て取り外す
  3. 電源ボタンを数回押す
  4. そのままの状態で1時間以上放置する

【ノートパソコンの場合】

  1. パソコンの電源が切れた状態で、電源コードをコンセントから抜く
  2. その他のケーブル・周辺機器も全て取り外す
  3. バッテリーを外す
  4. そのままの状態で1時間以上放置する

上記の方法で放電を実施したら、取り外したケーブルや周辺機器を再度接続して、パソコンが問題なく稼働するかを確認しましょう。

パソコンの電源が繰り返し落ちる原因と対処法

パソコンの電源が一度だけでなく、繰り返し落ちる場合は、部品の劣化やソフトウェアによる影響が考えられます。

以下で原因と対処法を詳しく解説します。

原因①:パソコン内部の部品やバッテリーの劣化・故障

パソコン内部の部品やバッテリーの経年劣化・故障がみられる場合、電圧の低下やパソコンの不具合を生じさせて電源が落ちてしまいます。

劣化や故障は一過性のものではないため、解消しないと繰り返し電源が落ちてしまう場合があります。

パソコン内部のHDDやSDDマザーボードなどの部品の劣化やバッテリーの故障がみられる際は、以下の方法で対処しましょう。

部品やバッテリーの劣化・故障で電源が落ちる場合の対処法①:専門の復旧・修理業者に依頼する

部品の劣化や故障を放置していると、電源が繰り返し落ちるだけでなく、保存されているデータが損傷・消失してしまう恐れがあります。

自分で修理するのも困難なので、故障がみられた場合は、専門の復旧・修理業者に依頼しましょう。

専門業者であれば、安全に修理してくれるので、データが消えてしまう心配もありません。

自分で行うよりも素早く復旧でき、業務への再使用もスムーズに行えるでしょう。

部品やバッテリーの劣化・故障で電源が落ちる場合の対処法②:バッテリーを確認し交換を検討する

電力不足の項目で解説したとおり、バッテリーの劣化や故障がみられる場合は、急に電源が落ちたり、劣化の具合によっては繰り返し落ちてしまったりするケースがあります。

一般的に、バッテリーの寿命は2年から3年といわれているので、バッテリーの経年劣化がみられる際は、交換も視野にいれておきましょう。

原因②:特定のソフトウェアがパソコンに大きな負荷をかけている

特定のソフトウェアを起動した時や、ソフトウェアがパソコンに大きな負荷をかけている場合、CPUGPUで熱暴走が発生して電源が落ちることがあります。

ソフトウェアの影響は、パーツやバッテリーの劣化・故障と同様に、一過性のものではないため、以下で紹介する対処法を実施して解消を試みてください。

特定のソフトウェアで電源が落ちる場合の対処法①:ソフトウェアをアップデートまたはアンインストールする

ソフトウェア自体に問題がある場合があるので、まずは原因として考えられるソフトウェアを最新の状態にアップデートしましょう。

それでも電源が繰り返し落ちてしまう場合は、パソコンのスペックが不足している可能性があるため、アンインストールするか、十分なスペックを持つパソコンの買い替えを検討してください。

ソフトウェアのアンインストールは「コントロールパネル」から「プログラムのアンインストール」を選択して実行できます。

特定のソフトウェアで電源が落ちる場合の対処法②:システム復元機能を使う

原因となるソフトウェアが判別できておらず、一つずつ確認するのが大変な場合は、Windowsの「システム復元」機能を使えば、パソコンを不具合発生前の状態に戻せます。

システムの復元は、以下の手順で実行してください。

  1. 「スタート」から「設定」を選択
  2. 「システム」の「バージョン情報」をクリック
  3. 「関連リンク」の欄にある「システムの保護」を選択
  4. 「システムの保護」のタブから「システムの復元」をクリック
  5. 注意事項が表示されるので、内容を把握したら「次へ」をクリック
  6. 復元ポイントが一覧で表示されるので、任意の復元ポイントを選択して「影響を受けるプログラムの検出」をクリック
  7. 「削除されるプログラムとドライバー」「復元が見込まれるプログラムとドライバー」内の情報を確認して、問題がなければ「閉じる」をクリック
  8. 任意の復元ポイントが選択されていることを確認して「次へ」をクリック
  9. 「復元ポイントの確認」が表示されるので、内容を確認して「完了」をクリック
  10. 「いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか?」と表示されるので「はい」をクリック

システムの復元が完了するまで待機。完了したら自動でパソコンが再起動する

上記の方法でシステムの復元を実行できますが、選択した復元ポイント以降のデータは削除されてしまうので、実行する前に必ずバックアップを取得しておきましょう。

あまりに繰り返すなら買い替えも視野に

電源が落ちる原因は、上記のとおりパーツの劣化や故障であることが多々あります。あまりに繰り返すようであれば、修理やパーツ交換などのコスト面を考慮すると、いっそ買い替えてしまうほうが経済的な場合もあります。

特に法人で使用するパソコンに関しては、購入から3年が買い替えのベストタイミングだと言われています。詳しくは「法人パソコンの正しい買い替え頻度とは?おすすめや注意点もご紹介」でご説明していますので、あわせてご覧ください。

ドスパラプラスでは、事務用途向けパソコンから高負荷なクリエイティブ業務に適したパソコンまで法人様向けのパソコン製品を豊富なラインアップで取り揃えております。買い替えの際はお気軽にご相談ください。

以下に最新のおすすめモデルをピックアップしてご紹介します。

パソコンの電源が落ちてしまった時に注意すること

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パソコンの電源が落ちてしまった際に、慌てて復旧させようとすると、誤った操作となってしまい、データの消失につながってしまう可能性があります。

そのため慌てずに注意点をきちんと確認して対処していくことが大切です。

注意点①:電源ON/OFFの繰り返しや通電を行わない

パソコンの電源を繰り返しON/OFFすることは、HDDに大きな負荷がかかってしまうため、逆効果になってしまいます。HDDが破損している場合は、障害がさらに大きくなってしまいます。また通電をすると、パソコンはデータの読み込みを行います。そのためデータの上書きが発生し、元のデータに戻せない可能性もあります。

早く復旧させたい気持ちはわかりますが、繰り返しの電源ON/OFFや通電を控えてください。

注意点②:OSの再インストールを行わない

OSの再インストールにも注意が必要です。なぜならOSの再インストールを行うと、データの上書きが発生してしまい、既存のデータが消えてしまうからです。

データが残っていればバックアップなどから復旧できる見込みはありますが、データが上書きされてしまうと復旧が難しいため注意しましょう。

注意点③:過度な強制終了を行わない

過度な強制終了にも注意が必要です。なぜならパソコンでは、HDDが常にデータの読み書きを行っているからです。強制終了をしてしまうと、データの更新がされないばかりか、データ消失の可能性もあります。

そのため過度な強制終了は行わないようにしましょう。

再起動を繰り返すことで起こる障害とは

再起動や通電を続けることで「スクラッチ」「データ上書き」「不良セクタ」の3大致命傷が起きてしまう可能性があります。いずれもデータ復旧が困難になってしまう事象なので、むやみに再起動や通電を続けることは避けてください。

データ復旧などを確実にしたい場合は、専門家に相談するのがおすすめです。

まとめ

パソコンの電源が急に落ちてしまうと、いきなり故障してしまったのか、データは大丈夫なのかと不安に駆られてしまうと思います。しかしそこで慌てて通電や再起動を繰り返してしまうと、大切なデータを失ってしまいます。

パソコンの電源が落ちてしまった際は、慌てずに原因を探していくことが大切です。パソコンに熱はこもっていないか、ホコリや汚れは溜まっていないか、電源まわりの環境はきちんと整っているかなどです。簡易的なことが原因であれば、復旧はそこまで難しくありません。まずはきちんと原因を特定するようにしましょう。

一方でシステムエラーやウイルスによって電源が落ちてしまった可能性もあります。外側に問題がなければ、内側に問題が考えられます。その際には、ウイルス対策ソフトを導入するなど、適切な処置が必要になってきます。

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