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RTX 4070 Tiとは?スペックや性能、口コミまで徹底解説

この記事では、アメリカの半導体メーカー「NVIDIA」が発売しているグラフィックボード「GeForce RTX 4070 Ti」のスペックや特徴について解説します。

RTX 4070 Tiと同シリーズの製品との違いやベンチマーク、RTX 4070 Tiを搭載したおすすめのパソコンもあわせてお伝えします。

RTX 4070 Tiの多角的な特徴が把握できるので、グラフィックボードの選定に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

RTX 4070 Tiの基本スペック

GeForce RTX 4070 Ti
アーキテクチャ Ada Lovelace
GPU AD104
プロセス 4 nm
トランジスタ数 358億
ダイサイズ 295 mm²
CUDAコア 7,680基
Tensorコア 240基
RTコア 60基
ベースクロック 2310MHz
ブーストクロック 2610MHz
メモリ規格 GDDR6X
メモリ容量 12GB
メモリバス 192 bit
バンド幅 504 GB/s
消費電力 285W
発売日 2023/1

RTX 4070 Tiは、アメリカの半導体メーカー「NVIDIA」が発売しているグラフィックボードです。RTX 4070 Tiのメモリ容量は12GBの1種類で、2023年1月に発売されました。

RTX 4070 Tiは、NVIDIA GeForce RTXシリーズで最上位のRTX40シリーズにあたります。前世代のRTX 30シリーズからアーキテクチャが進化したことで大幅に性能が向上しており、3Dレンダリングやグラフィックデザインにおいて高い性能を発揮します。

消費電力においても、RTX 40シリーズの最上位モデルであるGeForce RTX 4090が450Wであるのに対し、RTX 4070 Tiは285Wに抑えられている点も特徴のひとつです。

RTX 4070 Tiのスペック比較

GeForce RTX 4070 Ti GeForce RTX 3070 Ti GeForce RTX 4080
アーキテクチャ Ada Lovelace NVIDIA Ampere アーキテクチャ Ada Lovelace
GPU AD104 GA104 AD103
プロセス 4 nm 8 nm 4 nm
トランジスタ数 358億 174億 459億
ダイサイズ 295 mm² 392 mm² 379 mm²
CUDAコア 7,680基 6,144基 9,728基
Tensorコア 240基 192基 304基
RTコア 60基 48基 76基
ベースクロック 2310MHz 1575MHz 2205MHz
ブーストクロック 2610MHz 1770MHz 2505MHz
メモリ規格 GDDR6X GDDR6X GDDR6X
メモリ容量 12GB 8GB 16GB
メモリバス 192 bit 256 bit 256 bit
バンド幅 504 GB/s 608 GB/s 716 GB/s
消費電力 285W 290W 320W
発売日 2023/1 2021/6 2022/11

RTX 4070 Tiのスペックを、前世代のGeForce RTX 3070 Tiと、同じRTX 40シリーズの上位モデルであるGeForce RTX 4080と比較してみていきましょう。

前世代のRTX 3070 Tiでは、アーキテクチャにAmpere世代が採用されていましたが、RTX 4070 Tiでは、Ada Lovelace世代に進化しています。

その結果、プロセスは8nmから4nmに微細化し、CUDAコアは25%、トランジスタ数は205%、RTコアは25%上昇しています。メモリも4GB増量しているため、RTX 30シリーズよりも高いレイトレーシング性能、並列処理性能を求めている方にRTX 4070 Tiがおすすめです。

また、これだけの性能向上にもかかわらず、消費電力が5W減少している点も評価できるポイントです。

一方で、上位モデルのRTX 4080と比較すると、アーキテクチャは同じAda Lovelace世代ですが、GPUは1世代新しいAD103が採用されています。このことが要因で、RTX 4080の方がCUDAコア・Tensorコア・RTコアにおいてそれぞれ26%高い数値でした。RTX 4070 Tiの方が発売が後であることから、RTX 4070 TiはRTX 4080のスペックダウンだといえるでしょう。

そのため、Ada Lovelace世代のグラフィックボードをRTX 4080よりも手頃に導入したい方にRTX 4070 Tiはおすすめです。

RTX 4070 Tiの特徴

RTX 4070 Tiの特徴を解説します。

前世代からの変更点やRTX 40シリーズの他製品との違いに焦点を当てて解説するので、グラフィックボードの選定に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

前世代からTensorコアが進化

Tensorコアとは、AIや大量のデータの演算処理を高速に行うHPCに特化した演算回路です。

前世代のRTX 30シリーズでは第3世代のTensorコアが採用されていましたが、RTX 4070 Tiでは、最新の第4世代のTensorコアが搭載されています。

第4世代Tensorコアでは、第3世代にはなかったまったく新しい8ビット浮動小数点(FP8)を使用しており、前世代からスループット(一定時間に処理できるデータ量)が最大5倍増加しています。

そのため、RTX 4070 Tiは、AIのディープラーニングや、AIを使った演算処理を高速に行いたい方におすすめです。

※Tensorコアについて詳しくは「Tensorコアとは何なのか?性能や特徴について解説!」で解説しています。合わせてご覧ください。

NVIDIA DLSS 3で性能の拡張が可能

NVIDIA DLSS 3とは、AIやTensorコアを活用してフレームレートや画質の向上を実現するためのNVIDIA 独自のプラットフォームです。

RTX 30シリーズではDLSS 2でしたが、RTX 40シリーズから最新のNVIDIA DLSS 3に対応しています。

NVIDIA DLSS 3では、AIを活用し低解像度の画像から高解像度の画像を出力したり、表示ピクセルの 8 分の7を再構築し、DLSS を使用しない場合と比較して最大 4 倍にフレームレートを実現するなど、グラフィック性能の拡張が可能です。そのため、NVIDIA DLSS 3は、より高品質なグラフィック作品を作成したいクリエイターにおすすめの機能です。

また、GPUのみで処理されるプラットフォームであるため、CPUのスペックがボトルネックとなる場合でも活用できる点も嬉しいポイントでしょう。

RTX 40シリーズの上位モデルとの性能差が大きい

RTX 4070 Tiは、RTX 40シリーズの上位モデルとの性能差が大きいグラフィックボードです特に最上位モデルのGeForce RTX 4090との性能差は顕著です。

GeForce RTX 4070 Ti GeForce RTX 4090
アーキテクチャ Ada Lovelace Ada Lovelace
GPU AD104 AD102
プロセス 4 nm 4 nm
トランジスタ数 358億 763億
ダイサイズ 295 mm² 608 mm²
CUDAコア 7,680基 16,384基
Tensorコア 240基 512基
RTコア 60基 128基
ベースクロック 2310MHz 2235 MHz
ブーストクロック 2610MHz 2520 MHz
メモリ規格 GDDR6X GDDR6X
メモリ容量 12GB 24GB
メモリバス 192 bit 384 bit
バンド幅 504 GB/s 1,008 GB/s
消費電力 285W 450W
発売日 2023/1 2022/10

アーキテクチャは同じAda Lovelace世代ですが、GPUは2世代の差があります。このことが要因で、トランジスタ数・CUDAコア・Tensorコア・RTコアなどほとんどの数値で2倍もの差が生まれています。

そのため、これからグラフィックボードを選定する方は、同じRTX 40シリーズといっても、製品によって大きな性能差があることを認識しておきましょう。

RTX 4070 Tiのベンチマーク

製品の定量的測定結果を表すベンチマークスコアを、3DMark・レイトレーシング・消費電力の3つの観点から紹介します。

グラフィックボードを選定する際の重要な判断材料となるので、把握しておきましょう。

3DMark

RTX 4070 Ti(3D).png

3Dグラフィックスの処理性能を表す3DMarkのベンチマークスコアから見ていきましょう。

RTX A4070 Tiのスコアは22728と、前世代のNVDIA GeForce RTX 3090 Tiの数値をおよそ5%上回る結果でした。

一方で、同じRTX 40シリーズの上位モデルのNVDIA GeForce RTX 4080と比較すると、GeForce 4070 Tiがおよそ23%下回る数値でした。また、最先端の AMD RDNA™ 3 演算ユニットとAIアクセラレータ機能が特徴のAMD Radeon RX 7900 XTと比較した場合でも、RTX A4070 Tiがおよそ13%劣る結果です。

3Dグラフィックスの処理性能を重視したい方は、3DMarkのベンチマークスコアを判断材料のひとつとして選定に活かしてみてください。

レイトレーシング

RTX 4070 Ti(3DMark PortRoyal).png

光や影を表現・追跡する機能であるレイトレーシングのスコアも紹介します。

RTX A4070 Tiのスコアは14011と、NVIDIA製の2製品に次ぐ3番目の数値です。上位モデルのNVDIA GeForce RTX 4080よりも12%劣る数値でした。また、前世代のNVDIA GeForce RTX 3090 Tiと比較すると、3DMarkではRTX A4070 Tiが上回っていましたが、レイトレーシングでは、RTX 3090 Tiの方が6%ほど上回る結果でした。

このように、3DMarkとレイトレーシングの結果は、からなずしも比例するとは限らないため、求める性能に関連したベンチマークで製品を比較しましょう。

特に光や影の映像表現を行うクリエイターは、レイトレーシングのスコアを必ず確認するようにしましょう。

消費電力

RTX 4070 Ti(ワットパフォーマンス).png

最後に、消費電力のスコアも紹介します。

RTX A4070 TiのTDPは285Wと、5つの製品のなかで最も低い数値でした。特に前世代のNVDIA GeForce RTX 3090 Tiとの差は顕著で、165Wもの差があります。ワット数別の3DMarkスコアを比較しても、RTX A4070 Tiの方が大きく上回っていることから、ランニングコストを抑えつつ高い性能を発揮させたい方には、RTX A4070 Tiがおすすめです。

また、上位モデルのNVDIA GeForce RTX 4080は320Wと、RTX A4070 Tiと35Wの差がありますが、RTX 4080の方が性能が高いため、当然の結果といえます。

このように、性能面だけでなく、消費電力に着目すれば、コストを抑えられるグラフィックボードを選定できます。

RTX 4070 Tiを使用している方の口コミ・評価

実際にRTX 4070 Tiを使用している方の口コミ・評価を紹介します。

RTX 4070 Tiの使用感を把握できるので、これからグラフィックボードを選定する方は、ぜひ参考にしてください。

PalitのRTX2070superからの乗り換えです。性能を比較するため、サイバーパンク2077で遊びました。2070sでは設定をある程度下げなければ厳しかったですが、4070tiでは最高設定でも快適に動作し、フレームレートも安定していました。ベンチマークソフトでもスコアが大きく向上し、満足しています。

Palitのグラボは2070sの頃から静音性と冷却性に優れており、今回の4070tiに関しては他のメーカーと比較してスペック的にも優れているのでオススメです。

ドスパラ通販サイトより引用

性能は期待通りで、静音性は期待以上

物理スイッチでサイレントモードに変えられますが、パフォーマンスモードのままで十分静かです

RGBライティングをマザーボードと同期できるのも便利ですし、大満足です

ドスパラ通販サイトより引用

RTX4000番台でTDPが低く、いかれた使い方さえしなければ、RTX3000番台で話題になっていたオイルブリードも、多少はマシやろと判断してこの製品に。新品4000番台では値段も安いし。で、使用してみての感想だけど、当方GTX1080Tiからの乗り換えだったので各種評価等で言われているVRAMが微妙とかは気にならない。

現在、使用しているGPUが前世代ハイエンドとかでもなければ、効率重視なら買い替えはありかな。

ドスパラ通販サイトより引用

上記の口コミから、RTX 4070 Tiは、従来モデルからベンチマークスコアの向上が実感でき、静音性や省電力性にも優れたコスパの良いグラフィックボードだとわかりました。

RTX 4070 Tiはどのような用途におすすめ?

RTX 4070 Tiは、前世代のRTX 30シリーズから、RTコアが第3世代に進化しています。

RTコアとは、レイトレーシングに特化したコアで、RTコア数が多いほど高負荷なレイトレーシング処理が可能になります。

第3世代のRTコアではレイと三角形の交差判定を行う「ray-triangle intersection」の性能を倍増させたのに加え「Opacity Micromap Engine」や「Micro-Mesh Engine」といった新たなハードウェアユニットを追加しました。

このことで、前世代からレイトレーシング性能が2.8倍向上しています。

そのため、RTX 4070 Tiは、高いレイトレーシング性能を求めたい方や、RTX 30シリーズのレイトレーシング性能では物足りないと感じている企業や大学研究所、クリエイターにおすすめです。

※RTコアに関しては「RTコアとは? 実現できることや特徴、性能を解説!」、レイトレーシングに関しては「レイトレーシングとは?効果や対応グラボを紹介」で詳しくご説明しています。合わせてご覧ください。

GPU搭載PCを仕事で使うことについて

PCにはCPUが搭載されており、CPUのグラフィック機能で画面が表示されています。

CPUは3D描画性能が高くありませんが、Office関連のソフトの使用がメインになる場合やゲームをしない場合は問題ありません。

グラフィックボードは外部グラフィック機能と呼ばれることもあり、主な用途としては3D描画性能を求めるゲームを快適にするための存在ですが、ここ10年程で3D描画を可能とするグラフィックボードの性能をほかの用途で活用しようとする動きが活発となっています。

主にクリエイティブ用途で活躍

特にクリエイティブ系のアプリではグラフィックボードの活用が進んでいます。

代表例としてはフォトレタッチや動画編集、CGレンダリングソフトなどが挙げられます。具体例を出すとAdobeのPhotoshopやPremiere Proでは一部のフィルタ処理を行う際にグラフィックボードによって高速化することができます。

グラフィックボードを搭載したPCを仕事で使用するメリットとして、挙げられるのはメモリです。

CPUのグラフィック機能での作業は動作が重くなる原因に

CPUのグラフィック機能はメインメモリの一部を使用するため、メインメモリの容量が減ります。したがって、複数のアプリを立ち上げて作業すると動作が重たくなる原因になるおそれがあります。

PCの仕組み上、メインメモリの速度が性能に影響されてしまうため、メインメモリが高速ではないPCの場合は、処理に多くのメモリが持っていかれてしまい、CPUの内臓グラフィック機能の性能が落ちることになります。

その点、グラフィックボードが搭載されているPCの場合は、グラフィックボードに搭載されているGPUメモリ内で済む処理であればCPUのメインメモリが使われることはないため複数アプリ立ち上げて業務を行っても動作が重くなるといった心配はありません。

ビジネスシーンなどで活躍するグラフィックボード搭載PC

結論として、Office関連のソフトをメインにPCを利用する場合はグラフィックボードの必要性は低いですが、クリエイティブ系のソフトを使用する際は処理速度を挙げられる場合があるなど活用の幅を広げられます。

以下のリンクから、ドスパラプラスの取り扱う製品を企業様・学校法人様が導入した事例をご確認いただけます。

高性能パソコンやサーバー、特別仕様のパソコンの導入をお考えの法人様はご参考になさってください。

GeForce RTX 40 SUPERシリーズ登場 後継機種『GeForce RTX4070 Ti SUPER』搭載のおすすめパソコン2選

 GeForce RTX 40 SUPERシリーズ登場。GeForce RTX4070 Ti 搭載PCを検討中の方は、後継機種『GeForce RTX4070 Ti SUPER』搭載PCもおすすめです。

以下リンクからGeForce RTX 4070 Ti SUPER 搭載PCをご購入いただけます。合わせてご覧ください。

raytrek 4CX47iS

raytrek 4CX47iSは、高性能なインテル Core i7-14700FプロセッサーとGeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GBグラフィックスを搭載。16GBメモリと1TB NVMe SSDを備え、Windows 11 Proで動作します。優れた冷却システムと拡張性に富んだ設計で、クリエイティブな作業に最適。ユーザーフレンドリーなインターフェースとイージーメンテナンスを実現し、LEDライティングで創造性を刺激します。

raytrek 4CZ47iS

raytrek 4CZ47iは、強力なインテル Core i9-14900KF プロセッサーとGeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GBグラフィックスを搭載。32GBのDDR5メモリと1TB Gen4 SSDを備え、360mm水冷システムで高い冷却性を実現。

Windows 11 Proを搭載し、優れた拡張性と使いやすいインターフェース、LEDライティングを特長としています。クリエイティブな作業に最適で、初心者からプロまで幅広く対応するBTOパソコンです

まとめ

この記事では、NVIDIA社が発売しているグラフィックボード「RTX 4070 Ti」のスペックや特徴、ベンチマークについて解説しました。

RTX 4070 Tiは、前世代のRTX 30シリーズからレイトレーシング性能やAIを活用した複雑な演算処理性能が大幅に向上したグラフィックボードです。RTX 40シリーズのほか製品と比べて消費電力も抑えられているので、性能が優れたグラフィックボードをランニングコストを抑えて運用したい方にもおすすめです。

これからグラフィックボードを導入する方は、この記事を参考に、ほかの製品と性能面・コスト面を比較しながら、自社に最適な製品を選定していただければと思います。

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