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Windowsのデスクトップパソコンがおすすめな理由を詳しく解説
この記事では、Windowsがデスクトップパソコンにおすすめな理由や、Windowsの特長、おすすめのWindows搭載パソコンなどをご紹介します。
デスクトップパソコンを購入する際は、カスタマイズ性が高く、予算や用途に合わせてさまざまな製品の中から自分に合った製品が選びやすいWindowsがおすすめです。タワー型などのデスクトップパソコンの種類についてもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
Windowsがデスクトップパソコンにおすすめな理由
Windowsは世界で最も利用者数の多いOSで、7割以上のシェア率を誇ります。そのため、ビジネスにおいても主にWindowsで使用されるMicrosoft Word、Excel、PowerPointなどのソフトで文書や資料を作成し、取引先とのコミュニケーションに活用されています。
WordやExcelで作成されたファイルは、Windows同士であれば問題なく表示できますが、WindowsとMacなど異なるOSのパソコンで共有した場合は、フォントの違いやフォーマットのずれなどが生じ、正しく内容が表示されないことがあります。
また、Windowsはカスタマイズ性が高く、自身の業務内容に合わせてパーツのスペックを上げるなどの細かい調整も、ほかのOSに比べて容易に行えます。そのため、Windowsを搭載するパソコンは豊富な種類が展開されており、価格も10万円以下で購入できる製品から100万円以上する高価格帯の製品までさまざまです。
このように、Windowsのデスクトップパソコンは用途に合わせてパーツをカスタマイズしやすいため、簡単な事務作業などの用途で使用する方から、3DCGやゲーム開発、プログラミングなど専門性が高い業務において使用する方まで、あらゆるビジネスシーンで活躍されています。使用目的や予算によってパソコンを選びやすい点も、Windowsの強みといえるでしょう。
デスクトップパソコンとは
デスクトップパソコンとはデスクの上などにパソコン本体を固定して使うパソコンを指します。本体とディスプレイ、キーボードなどがそれぞれ独立しているため、持ち運んでの使用は難しいです。
しかし、ディスプレイやキーボードなどの機器や、CPU、メモリなどのパーツをすべて小さな本体の中に組み込んでいるノートパソコンに比べて、パーツの増設やグレードアップがしやすく、拡張性が高い点が特長です。
また、ノートパソコンではコンパクトな本体の設計に合わせて、各パーツも性能を維持したまま小型化させる必要があるため、同スペックのデスクトップパソコンと比べて高額になるケースが多いです。デスクトップパソコンはコストを抑えつつ高い性能を発揮でき、コストパフォーマンスにも優れているといえます。
WindowsはどんなOS?
2024年6月現在、Windowsで提供・サポートされているのはWindows 11とWindows 10です。ただし、Windows 10はサポートの終了日が近づいているため、新しくパソコンを購入する際は、基本的にWindows 11搭載のパソコンをおすすめします。
ここでは、それぞれのOSの特長や機能の違いなどをご紹介します。
Windowsの役割
Windowsは、パソコンが動作する際にさまざまな指示を出す役割を持つOSです。OSはパソコンの操作やソフトウェアの起動などを行ううえで必須のプログラムであり「基本ソフトウェア」「システムソフトウェア」とも呼ばれます。反対に、Microsoft WordやExcelなど、基本ソフトウェアを通じて操作できるようになるソフトウェアのことを「応用ソフトウェア」と呼びます。
Windowsはパソコンのあらゆる動作を制御するだけでなく、キーボードやマウス、ヘッドホンなどの周辺機器を制御する役割も持ちます。周辺機器を使用するためには、パソコンにそれぞれの機器のデバイスドライバーをインストールし、Windowsがデバイスドライバーを通じて動作の指示を出すことで、正常にマウスの動きやキーボードでの入力内容をパソコン上で反映できます。
WindowsをはじめとしたOSは、パソコンの動作に必須のため、どのパソコンにも搭載されています。しかし、OSにはWindows以外にもmacOSやChromeOSなど、さまざまな種類があり、OSによって特長や使用できる応用ソフトウェアが異なります。
Windowsは、先述のとおり世界で最も高いシェア率を誇るOSのため、Windowsのみに対応するソフトウェアも数多く提供されています。OSを選ぶ際は、それぞれの特長や業務で扱うソフトウェアの対応OSを確かめたうえで最適なものを検討しましょう。
Windows 11とは
Windows 11は、2024年6月現在、最新のWindowsのバージョンで、ウインドウのスナップレイアウト機能の追加やタッチキーボード機能の改良など、前身であるWindows 10からさらにユーザーの利便性を考慮した画面構成や新機能を提供しています。
Windows 11のデザインの特長
Windows 10では、スタートメニューでカラフルなタイルを並べてアプリケーションを表示するなど、色やモーションを大胆に使用した「Metro(メトロ)デザイン」を採用していました。
しかし、Windows 11ではこれらのデザインが一新され、シンプルにアイコンを並べたメニュー画面など、落ち着きの感じられる「Fluent(フルーエント)デザイン」が採用されています。
Fluentデザインではスタートメニュー以外にも、タスクバーのアイコンが中央ぞろえになることでマウスポインターの移動距離を減らしてアプリを起動できるなど、ユーザーが使いやすいデザインの工夫が各所に施されています。
Windows 11でなくなった機能
Windows 11では、Windows 10から多くの新機能が搭載されていますが、削除された機能もあります。例えば、WebブラウザのInternet Explorerや音声アシスタントのCortana(コルタナ)、数式入力パネルなど、多くの機能が削除されています。
しかし、Internet ExplorerがMicrosoft Edgeへ切り替わるなど、別の機能へ替わることで廃止された機能やツールもあります。
なお、Skypeやペイント 3D、3D Viewerなどのツールは、Windows 10からアップグレードした場合はそのままパソコン上に残りますが、Windows 11搭載のパソコンを新たに購入した場合は搭載されません。
Windows 10とは
Windows 10は、Window 8.1に次ぐOSで、前身となるWindows 7、Windows 8.1のよさを組み合わせ、使い心地のよさを追求しています。
Windows 10では、「Continuum(コンティニアム)」機能によって、使用デバイスによって最適なインターフェースを表示できるようになりました。例えば、ディスプレイとキーボードの取り外しが可能な2 in 1タイプのパソコンの場合、キーボードを外してタブレットとして使用する際には画面全体にスタートメニューを表示する形式に変更できます。
また、Windows 10から、スマートフォンのようにパソコン上に通知が届く機能が搭載されました。通知機能の追加により、メッセージの見落とし防止や、アプリの最新情報の素早い確認が可能になりました。
スタートボタンが表示されるデザインへ変更
Windows 7までタスクバーに表示されていたスタートボタンは、Windows 8、Windows 8.1で表示されないデザインへ一度変更されたものの、Windows 10で再度表示されるようになりました。
Windows 8、Windows 8.1で採用されていたタイル形式でのアプリ表示をWindows 10のスタートメニューにも採用し、よく使うアプリやファイルをタイルで並べることで、アクセスの利便性を高めています。
Windows 10は使えなくなる?
Windows 10の最終バージョンである22H2のサポート期限は、2025年10月14日と予定されています(2024年6月時点)。サポート終了後もWindows 10を使用することはできますが、Microsoftからはセキュリティや技術面でのサポートを受けられなくなるため、万が一脆弱性を狙ったサイバー攻撃を受けた場合も、自身で対処しなければなりません。
業務で使用するソフトの互換性などやむを得ない事情がない限りは、サポート期間内にWindows 11へ移行することをおすすめします。
アップグレードが可能か確かめる方法
Windows 11へは、Microsoftから提示されている最低システム要件を満たせていれば、現在使用しているWindows 10搭載のパソコンからそのままアップグレードできます。
自身のパソコンがWindows 11へアップグレード可能かは、Windows 10の設定画面から確認します。確認手順は次のとおりです。
- スタートボタンをクリックする
- 「設定」をクリックする
- 「更新とセキュリティ」をクリックする
- 左側のメニューから「Windows Update」をクリックする
- 表示されているメッセージを確認する
メッセージ内容 | 意味 |
Windows 11へのアップグレードの準備ができました | 最低システム要件を満たしており、すぐにアップグレードを実行できる |
このPCは現在、Windows 11のすべてのシステム要件を満たしていません | 最低システム要件を満たしていない |
Windows 11の準備をする | 最低システム要件を満たしているか、Windowsが確認できていない状態 |
「Windows 11へのアップグレードの準備ができました」と表示されている場合は、使用中のパソコンからのアップグレードが可能なため、必要なデータのバックアップを取ったうえで更新を進めましょう。
「このPCは現在、Windows 11のすべてのシステム要件を満たしていません」と表示されている場合は、使用中のパソコンが最低システム要件を満たしていないため、Windows 11搭載のパソコンへ買い替える必要があります。
デスクトップパソコンの種類
デスクトップパソコンには、タワー型やスリム型など、さまざまなサイズの筐体があります。種類によってカスタマイズのしやすさ、必要な設置スペースの広さなどが異なるため、自身の作業環境に合わせて適切なものを選ぶとよいでしょう。
タワー型
タワー型は筐体が大きいデスクトップパソコンで、設置する際に広いスペースが必要となり、机上ではなく床に設置する方もいます。拡張性や排熱性に優れているため、高性能なパーツをカスタマイズしたい方や、長時間にわたり負荷のかかる作業を行う方におすすめです。
また、タワー型の中には、一回り小さく作られたミニタワー型と呼ばれるモデルもあります。机上に置いてもそれほど設置スペースを必要としない点が特長で、企業で採用されることも多いです。カスタマイズを行う予定がなく、標準的な機能性が確保されていれば十分という方におすすめです。
スリム型
ミニタワー型をさらに小型化しており、広い設置スペースを必要としないことから「省スペース型」「コンパクト型」とも呼ばれています。縦置きだけでなく横置きが可能な製品もあるため、限られたスペースでパソコンを設置したい方におすすめです。
ミニ型
スリム型よりもさらに小型に設計されているため、スリム型よりも場所を選ばずに設置できる点が特長です。しかし、小さいパソコンケースの中にパーツを詰め込んでいるため、パーツの増設など拡張性がほぼ望めない点に注意が必要です。
一体型
ディスプレイと本体が一体化したモデルで、ディスプレイの背面にCPUなどのパーツが詰め込まれています。ケーブルの配線環境を整えやすいなどのメリットがある一方で、パーツの交換や増設が難しく、ディスプレイと本体をまるごと買い替える必要があります。
スティック型
USBメモリのような形状をしており、携帯性に優れています。ディスプレイさえ用意すればパソコンとして使用できるため、外出先のテレビなどをパソコンのように活用することも可能です。ただし、排熱性や拡張性が劣ることや、負荷のかかる作業は行えないなどの課題もあげられます。
Windows搭載デスクトップのおすすめ製品
最後に、Windows搭載のデスクトップの中から、おすすめの製品をご紹介します。
まとめ
この記事では、Windowsがデスクトップパソコンにおすすめな理由や、Windowsの特長、おすすめのWindows搭載パソコンなどをご紹介しました。
Windowsは世界でも最もシェア率の高いOSのため、使用できるソフトウェアの種類が豊富なだけでなく、パーツを自由に組み合わせ、自身の作業内容や環境に合わせたカスタマイズが可能です。
ドスパラ(外部サイト)でも、幅広い価格帯・パーツ構成での製品を豊富に取り扱っているため、ぜひご覧ください。