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Office搭載パソコンを選ぶメリットは?おすすめ製品も紹介

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この記事では、Office搭載パソコンを選ぶメリットや、選ぶ際に見るべきポイント、おすすめのパソコンなどをご紹介します。

Office搭載パソコンを購入する際は、どのようなソフトが収録されているのか、MicrosoftのOffice製品が搭載されているパソコンであるかなどをよく確認することが大切です。このような注意点についてもご紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

目次

Office搭載パソコンを選ぶメリット

Office製品を別途購入するよりも、Office搭載パソコンを選ぶことで、コストや利便性の面でメリットがあります。Office搭載パソコンを購入する具体的なメリットは、次のとおりです。

すぐにOffice製品を使用できる

Office搭載パソコンでは、Office Home & Business 2021などのデジタルライセンスを、本体とセットで購入できる形式が一般的です。

別途Office製品を購入する場合は、注文手続きやソフトウェアのインストールの手間が発生します。Office搭載パソコンであれば、パソコンのセットアップと同時にOffice製品を使用できる点が便利です。

価格を抑えて購入できる

Office搭載パソコンを選ぶことで、Office製品を別途購入するよりも価格を抑えられます。例えば、ドスパラでraytrek SDCEを購入した場合、Office製品の購入方法によっては以下のような価格差が生じます。

購入方法 計算式 金額
raytrek 4CDE+Office Home & Business 2021単品 172,700円+43,980円 216,680円
raytrek 4CDE+オプション(Office Home & Business 2021をセット購入) 172,700円+29,000円 201,700円
raytrek 4CDE Office Home & Business 2021モデル 199,700円

※2024年10月時点

このようにOffice搭載モデルのパソコンを選ぶことで、大幅に価格を抑えて購入できる可能性があります。

追加料金を必要とせずに使用できる

Office Home & Business 2021など、Office搭載パソコンに含まれるOffice製品は買い切り型のライセンスで使用することになるため、一度購入すればサブスクリプション型のように追加料金が発生しない点がメリットです。

しかし、買い切り型のOfficeには、各ソフトウェアの最新バージョンへのアップグレードオプションが含まれていません。そのため、最新バージョンにアップグレードする場合は、改めて通常価格で最新バージョンを購入しなければならないため注意が必要です。

常に最新のソフトウェアを使用したい場合は、Microsoft 365 Business Basicのようなサブスクリプション型のプランに登録することをおすすめします。

Office搭載パソコンを購入する際の注意点

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Office搭載パソコンを購入する前に、収録ソフトやサポート期間など、あらかじめ確認しておくべき項目もいくつかあります。Office搭載パソコンを購入する際の注意点は、次のとおりです。

Microsoft Officeのソフトが搭載されているかを確認する

書類作成や表計算などで使用するオフィスソフトには、WordやExcelといったMicrosoftから提供されているMicrosoft Officeを用いることが多いです。しかし、「オフィスソフト搭載」と記載されているパソコンの中には、Microsoft以外のメーカーから提供されているオフィスソフトを搭載している場合もあります。

このとき、WordやExcel形式のファイルとの互換性が十分でなく、正常にデータを表示できないなどの不具合が生じることもあるため、WordやExcelを搭載したパソコンを購入したい場合は、Microsoft Officeのソフトが搭載されているかを慎重に確認しましょう。

3台目以降のパソコンにはインストールできない

Office Home & Business 2021などで取得したデジタルライセンスは、同時に2台まで使用できます。そのため、現在2台のパソコンで同一ライセンスのOffice製品を使用しており、ここから1台のパソコンを買い替える場合は、再度Office搭載パソコンを購入するか、別途Office製品を単品で購入する必要があるため注意が必要です。

Office搭載パソコンで使用できるOffice製品は買い切り型のため、先述のとおり一度購入した後は追加料金を必要としない点がメリットではあるものの、使用できるパソコンの台数には制限がある点にご注意ください。

サポート期限に注意する

Office Home & Business 2021などが含まれるOffice 2021は、2026年にサポートが終了します。サポート期限が過ぎたソフトを使用し続けていると、サイバー攻撃によるウイルス感染や情報漏えいの被害に遭いやすくなったり、テクニカルサポートの対象外になったりするなど、さまざまなリスクがあります。

なお、Office 2016、2019に関しては、仕様変更や新機能の追加が行われるメインストリームサポートはすでに終了していますが、セキュリティに関する更新プログラムの提供などが行われる延長サポートを実施しています。

Office メインストリームサポートの期限 延長サポートの期限
Office 2016 2020年10月13日 2025年10月14日
Office 2019 2023年10月10日 2025年10月14日
Office 2026年10月13日 延長サポートなし

参照:Office 2021は2026年10月13日にサポートが終了します|Microsoft(外部サイト)
※2024年6月時点

信頼できる販売元から購入する

Office搭載のパソコンが非正規品として販売されていることもあります。また、中古で購入した場合は、インストールされているOffice製品が非正規品であるケースもあるでしょう。一般的な価格よりもはるかに低価格で販売されている場合は、注意が必要です。

正規の販売店で購入したパソコンは、メーカーからの保証やサポートを受けられますが、非正規品の場合はこれらのサービスを受けられません。パソコンを購入する際は、価格の安さのみで購入を決めるのではなく、販売元が信頼できるか、どのような保証やサポートを受けられるかなども加味して検討することが大切です。

Office搭載パソコンを選ぶときのポイント

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Office搭載パソコンを選ぶ際は、業務で使用するソフトが含まれているかを必ず確認しましょう。また、業務用のパソコンを選ぶ際は、ディスプレイのサイズやメモリ容量も重要となります。ここでは、快適に業務が進められるパソコンを選ぶ際のポイントをご紹介します。

収録ソフトの種類

Office搭載パソコンでは、「Office Personal 2021」「Office Home & Business 2021」「Office Professional 2021」の3種類のうち、どれかが搭載されていることが多いです。それぞれ収録ソフトが異なるため、自身が使用するソフトを明確にしておくことが大切です。

製品別の収録ソフトについては、以下の表をご確認ください。

ソフト Office Personal 2021 Office Home & Business 2021 Office Professional 2021
Word
Excel
PowerPoint -
Outlook
Publlisher - -
Access - -

ディスプレイのサイズ

デスクトップパソコンを購入する際は、別途ディスプレイが必要です。サイズの大きなディスプレイを購入することで、Excelを見ながらPowerPointで資料を作成したり、Wordの文書を見ながらOutlookでメールを作成したりなどのマルチタスクも行いやすくなります。

また、設置スペースや予算に余裕がある場合は、マルチモニターとして複数台のディスプレイを組み合わせることで、より広い画面を確保できるでしょう。

ノートパソコンを購入する際は、ディスプレイのサイズによって本体の大きさや重さが変動します。15〜16インチなどディスプレイの大きい製品は、画面を広く使えるため、複数ウインドウを並べて配置したり、Webサイトなどの文字を大きく表示できたりするため作業がしやすくなりますが、本体が重く手で持ち運びづらいなど不便に感じることもあります。

13~14インチのコンパクトなノートパソコンの場合は、軽量のモデルも多くあるため持ち運びのしやすさが特長です。しかし、ディスプレイが小さくなることで付属するキーボードも小さくなるため、作業がしづらいと感じる場合があります。

ディスプレイの解像度

ディスプレイの解像度が高いほど、画面上に表示される写真や画像などを鮮明に映せるようになります。一般的な事務作業を目的としてディスプレイの解像度を検討する際は、フルHD(1920×1080)ほどの解像度があれば、画面の内容に対して見づらく感じることなく作業を行えるでしょう。

なお、動画編集イラスト制作デザインなどを行う方は、画面に表示される内容を正確に確認できるよう、解像度の高いディスプレイが必要です。特に4K(3840×2160)対応の製品を選ぶことで、映像や画像の細部や色の違いなどを確認しやすくなるでしょう。

ただし、解像度の高いディスプレイの場合、パソコンにかかる負荷や消費電力量が増加するため、CPUグラフィックボードなど、そのほかのパーツのスペックも高水準のものを搭載する必要があります。

メモリ

メモリの容量が大きいほど、CPUが多くの処理を同時に実行できるようになるため、パソコンの処理速度が向上します。メモリの種類には8GBや16GB、32GBなどがあり、書類作成やインターネット検索など、基本的な事務作業を目的に選ぶ際は、8GBでもひと通りの作業が可能です。

しかし、PowerPointで作成した資料をWeb会議で画面共有したり、複数のExcelやWordのファイルを同時に開いて作業を進めたりする場合は、8GBだと容量が足りなくなる場合があるため、16GBがおすすめです。これらの事務作業に加えて、動画編集3DCADなど高負荷な作業を長時間行う方は、32GB以上の容量を確保しておくと安心でしょう。

Office搭載のおすすめパソコン

ここでは、Office Home & Business 2021モデルとして、Office付きのおすすめ製品をデスクトップパソコン、ノートパソコンそれぞれでご紹介します。

業務でOffice製品を使用するが使用頻度が低い場合

「Office製品を業務で使用するけれど、使用頻度が少ないためコストが気になる」「社内ではOffice製品を使用していないが、取引先とのやりとりで使用しなければならない」といった背景から、Office搭載パソコンの購入を迷う方も多いのではないでしょうか。

ここでは、Office製品の使用頻度が低い方に向けて、代わりとなるサービスやコストを抑えた使用方法などをご紹介します。

Googleのサービスを活用する

取引先から送られてくるファイル形式がWordやExcel、PowerPoint形式なものの、社内ではOffice製品を使用しておらず、ファイルの開封や閲覧にのみOffice製品を使いたい場合は、Googleのサービスがおすすめです。

Googleでは、文書作成や表計算などをブラウザ上で行える無料サービスを提供しており、Office製品で作成されたファイルを読み込めます。各ソフトは、次のようなサービスで代用可能です。

Office Google
Word Google ドキュメント
Excel Google スプレッドシート
PowerPoint Google スライド

ファイルを開封・閲覧するのみであれば、これらのGoogleサービスを活用することをおすすめします。なお、Googleのサービス上で編集したデータを再度WordなどのOffice形式に変換して保存することも可能ですが、一部のレイアウトが崩れる場合もあるためご注意ください。

必要なときのみMicrosoft 365に登録する

先述のとおり、Microsoft Officeでは買い切り型以外に、サブスクリプション型のMicrosoft 365が提供されています。頻繁にOffice製品を使用しない場合は、サブスクリプションに登録するのもよいでしょう。

一般法人向けのMicrosoft 365で最も価格の安いプランであるMicrosoft 365 Business Basicは、Word、Excel、PowerPoint、Outlookに加え、Teams、OneDrive、SharePoint、Exchangeが使用できます。1ユーザーにつき月額1,079円のため、特定の月のみ使用する場合などは、必要なタイミングでMicrosoft 365のサブスクリプションを登録するほうがコストを抑えやすいでしょう。

Officeと互換性のあるソフトを使用する

Office製品を頻繁に使用しない場合は、互換性のある別メーカーのオフィスソフトを利用するのもおすすめです。

例えば、キングソフト社のWPS Officeやジャストシステム社のJUST Officeなどは、WordやExcel、PowerPointで作られたファイルの表示・編集が可能です。このように、Microsoft製のソフトとほぼ同じ機能を持ち、互換性のある他社製のオフィスソフトを購入することで、コストを抑えられるでしょう。

ただし、先述したGoogleのサービスと同様に、基本的にはあらゆるOffice形式のファイルを読み込めるものの、一部のレイアウトや内容が正しく表示できない場合もあるため、無料トライアルなどが提供されている場合は、あらかじめ使用感を確かめたうえで購入することをおすすめします。

まとめ

この記事では、Office搭載パソコンを選ぶメリットや購入時の注意点、おすすめのパソコンなどをご紹介しました。Office搭載パソコンを購入することで、通常料金のパソコン本体とOfficeを単品購入するよりもコストを抑えられるため、日常的にWordやExcelを使う方には特におすすめです。

業務でOffice製品を使用するものの、頻度が低いという方は、Googleのサービスや互換性のある他社製のソフトを利用するか、必要なときのみMicrosoft 365のサブスクリプションに登録するとよいでしょう。

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