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Intel Arcとは?特徴やシリーズの種類、口コミまで解説
この記事では、Intelが発売しているGPU製品の「Intel Arcシリーズ」の種類やスペック、機能を解説します。
Intel Arcを使用している方の口コミもあわせてお伝えします。
Intel Arcをいちから知りたい方や導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
目次
Intel Arcとは?
Intel Arcとは、Intelが2022年に発売を開始したGPU製品ブランドです。
第一弾としてノートパソコン向けGPUが発売されましたが、現在はデスクトップ向けや、ワークステーション向けのプロフェッショナル製品など、幅広く展開されています。
動画編集やゲーミング、ライブ配信など、さまざまなシーンに活用できる機能が満載で、NVIDIAやAMDといったGPU製品メーカー2大巨頭の対抗として注目を集めています。
Intel Arcシリーズの主な機能
Intel Arcシリーズの主な機能を3つ紹介します。
どの機能もタスク処理の高速化やパフォーマンスの向上を実現させる機能なので、特にクリエイティブシーンの生産性を改善したい方におすすめです。
Intel Deep Link
Intel Deep Linkは、Intel Arcシリーズに搭載されたIntelの独自技術です。
Intelの統合グラフィックとGPUの機能を組み合わせて、クリエイティブの制作やゲーミング、ストリーミングなどのパフォーマンスを向上させます。
タスクのパフォーマンスを向上させる「ダイナミック・パワー・シェア」
「ダイナミック・パワー・シェア」は、統合グラフィックスとGPUの間で電力を再分配して、特定のワークフローに最適な電力レベルを維持する機能です。
たとえば、2Dグラフィックスの画像や動画を制作・編集する際に、Intel Deep Linkは、電力消費を抑えながら高画質を維持するために、統合グラフィックスに電力を多く割り当てます。
このことでタスクをより効率的に実行でき、パフォーマンスも向上させられます。
加えて、一般的にデスクトップよりもスペックが劣るノートパソコン向けのシリーズであっても、ダイナミック・パワー・シェアを活用すれば、クリエイティブシーンでも常に最大限のパフォーマンスが期待できます。
コンテンツ制作を高速化させる「ハイパー・コンピュート」
「ハイパー・コンピュート」は、Intelの統合グラフィックスとGPUの両方を同時に使用して、特定のワークフローを処理する方法です。
たとえば、ゲームをプレイしている場合、Intel Deep Linkは、Intelの統合グラフィックスとGPUの両方を使用して、ゲームのグラフィックスとパフォーマンスを大幅に向上させます。
また、動画編集においても効果的で、Intel公式(外部サイト)によると、ハイパー・コンピュート機能を活用した結果、活用しない場合と比較して24%もタスク処理が高速化されたという結果も出ています。
よりタスクを高速に処理して生産性を向上させたいクリエイターにおすすめです。
エクスポート時間を短縮させる「ハイパー・エンコード」
「ハイパー・エンコード」は、CPUとGPUに備わった複数のメディアエンジンを連動させてエンコード時間の削減を実現します。
Intel公式(外部サイト)によると、ビデオ編集ソフトのCyberLink PowerDirectorやDaVinci Resolve Studioでハイパー・エンコードを活用した結果、活用しない場合よりも最大1.88倍もエンコード時間が短縮しています。
そのため、テレビ会議やゲームストリーミングなど、ビデオエンコードを多用するタスクにおすすめです。ハイパー・エンコードをサポートしているアプリケーションは「インテル® ディープ・リンク・テクノロジーに関するサポート(外部サイト)」をご確認ください。
Intel Arc Control
Intel Arc Controlは、PCのパフォーマンスやストリーミング環境の最適化、ドライバーの更新を提供してくれる一体型ソフトウェアです。
ライブ配信のレベルを底上げする「自動フレーム機能」
Intel Arc Controlに組み込まれている「Studio」には、ライブ配信のレベルを底上げしてくれる「自動フレーム機能」が搭載されています。
自動フレーム機能は、映像をトリミング・フレーム化して、配信者を常に画面の中心に配置してくれます。
オンライン授業を取り入れている学校や、ゲーム実況を行うゲーマーは、自動フレーム機能を使いこなせば、ライブ配信を視聴者が快適に視聴できるレベルに向上させられるためおすすめです。
プライバシーを保護する「バーチャル背景」
Intel Arc ControlのStudioには、自動フレーム機能だけでなく、プライバシーを保護してくれる「バーチャル背景」も搭載されています。
ライブ配信の背景を自由に設定できるため、配信環境が整っていない自宅やオフィスから配信する場合でも、プライバシーを保護できます。
また、自社のロゴや名刺のQRコードを設定すれば、顧客とのオンライン商談やセミナーにおいて、ブランディングも可能です。
バーチャル背景は、普段からライブ配信やオンライン通話を行う方におすすめの機能です。
PCのパフォーマンスの可視化・パーソナライズ化が可能
Intel Arc Controlでは「Perfomance」の機能からリアルタイムでPCのパフォーマンス指標を確認できます。
フレームレートやGPU、VRAMのクロック、メモリ使用率などさまざまな指標が可視化されています。
加えて、これらのグラフィックパフォーマンスを自分の好みにカスタマイズ可能です。
用途に合わせて必要な機能を向上させて、作業の効率化やタスクのパフォーマンスを向上させられます。
ドライバー・パッチのダウンロード・インストールが容易
Intel Arc Controlでは「Drivers」の機能から、最新のドライバー情報とパッチをワンクリックでダウンロード・インストールできます。
新作ゲームやアプリケーションのリリース時に、パフォーマンスを最適化してくれるドライバーとパッチがダウンロード・インストールできるため、常に最大のパフォーマンスを発揮し、セキュリティも強化できます。
以上のような機能が満載のIntel Arc Controlを使用するには、事前にインストールが必要です。
Intel Arc Controlのインストール方法やシステム要件の詳細は、Intel公式のサポートページ(外部サイト)からご確認ください。
XMX AI機能
Intel Arc Aシリーズは、通常の描画で使用されるユニットの「XVE」だけでなく、AI学習や推論処理を高速に行ってくれる「XMX」も搭載しています。
XMXのAI機能を活用すれば、写真やビデオといったコンテンツの高速なアップスケーリングが可能です。
Intel公式(外部サイト)によると、内蔵グラフィックスのみを使用した場合と比較して、およそ2.35倍も高速にアップスケーリングを実現できるため、細かい作業でも時間をかけずに、生産性を向上させたい方におすすめの機能です。
また、タスクを高速に処理すれば少ない電力で作業できるため、消費電力を抑えたい方にも適しています。
Intel Arcシリーズの特徴
Intel Arcシリーズの特徴を2つ紹介します。
タスク処理の高速化や、コンテンツの品質向上に直結する特徴なので、主にクリエイター向けに解説します。
「Xe Media Engine」を搭載
Intel Arcシリーズには、AIアプリケーションや機械学習を高速化するために設計された専用のAIアクセラレーションや、幅広いコーデックサポートを備えた、最先端メディアエンジンの「Xe Media Engine」が搭載されています。
AV1、H.265、HEVCなどの主要なコーデックをサポートしており、高品質のビデオとオーディオを再生、エンコード、ストリーミングできます。
加えて、専用のAIアクセラレータを用いれば、ビデオのエンコードやオーディオの編集・再生といったメディア処理のタスクを効率的に行えるため、クリエイティブなワークフローに最適です。
AV1のエンコードに対応
Intel Arcシリーズは、高品質なビデオストリーミングを可能にするオープンソースのビデオコーデックである「AV1」にも対応しています。
H.264やH.265といった主要なコーデックもサポートしていますが、AV1は、H.264やH.265に比べて高速なエンコードを提供できるため、ストリーマーや映像制作者におすすめです。
また、AV1を採用する最大のオンラインビデオプラットフォームによって、最大8Kの高画質を実現できるため、高品質のコンテンツ制作・ストリーミングが可能です。
詳しいIntel Arc A770Mの特徴は、「Intel Arc Aシリーズとは?」で解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。
Intel Arcシリーズの種類
※製品名から各製品の詳細がご確認いただけます。合わせてご覧ください。
Intel Arc A310 | Intel Arc A380 | Intel Arc A750 | Intel Arc A770 | |
開発コード名 | Alchemist | Alchemist | Alchemist | Alchemist |
マイクロアーキテクチャ | Xe HPG | Xe HPG | Xe HPG | Xe HPG |
リソグラフィーの種類 | TSMC N6 | TSMC N6 | TSMC N6 | TSMC N6 |
システムの種類 | Desktop | Desktop | Desktop | Desktop |
ステータス | Launched | Launched | Launched | Launched |
Xeコア | 6 | 8 | 28 | 32 |
レンダリング・スライス | 2 | 2 | 7 | 8 |
レイ・トレーシング・ユニット | 6 | 8 | 28 | 32 |
インテル® Xe Matrix Extensions (インテル® XMX) エンジン | 96 | 128 | 448 | 512 |
Xe ベクトルエンジン | 96 | 128 | 448 | 512 |
グラフィックス・クロック | 2000MHz | 2000MHz | 2050MHz | 2100MHz |
TBP | 75W |
75W | 225W | 225W |
PCI Express構成 | Up to PCI Express 4.0 x8 (x16 slot required) | Up to PCI Express 4.0 x8 (x16 slot required) | Up to PCI Express 4.0 x16 | Up to PCI Express 4.0 x16 |
デバイスID | 0x56A6 | 0x56A5 | 0x56A1 | 0x56A0 |
広帯域専用メモリー | 4GB | 6GB | 8GB | 8GB/16GB |
対応メモリー | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
グラフィックス・メモリー・インターフェイス | 64bit | 96bit | 256 bit | 256 bit |
グラフィックス・メモリー・帯域幅 | 124GB/s | 186GB/s |
512GB/s |
8GB:512GB/s 16GB:560 GB/s |
グラフィックス・メモリー速度 | 15.5Gbps | 15.5Gbps | 16Gbps | 8GB:16Gbps 16GB:17.5 Gbps |
レイ・トレーシング | 対応 | 対応 |
対応 |
対応 |
可変レート・シェーディング (VRS) | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
DirectX対応 | DirectX 12 Ultimate | DirectX 12 Ultimate | DirectX 12 Ultimate | DirectX 12 Ultimate |
Vulkanサポート | 1.3 | 1.3 | 1.3 | 1.3 |
OpenGL対応 | 4.6 | 4.6 | 4.6 | 4.6 |
OpenCLサポート | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.0 |
マルチフォーマット・コーデック・エンジン | 2 | 2 | 2 | 2 |
Adaptive Sync | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
発売日 | Q3'22(公式表記に準ずる) | Q3'22(公式表記に準ずる) |
Q3'22(公式表記に準ずる) |
Q3'22(公式表記に準ずる) |
※製品名から各製品の詳細がご確認いただけます。合わせてご覧ください。
Intel Arc A350M | Intel Arc A370M | Intel Arc A550M | Intel Arc A730M | Intel Arc A770M | |
開発コード名 | Alchemist | Alchemist | Alchemist | Alchemist | Alchemist |
マイクロアーキテクチャ | Xe HPG | Xe HPG | Xe HPG | Xe HPG | Xe HPG |
リソグラフィーの種類 | TSMC N6 | TSMC N6 | TSMC N6 | TSMC N6 | TSMC N6 |
システムの種類 | Mobile | Mobile | Mobile | Mobile | Mobile |
ステータス | Launched | Launched | Launched | Launched | Launched |
Xeコア | 6 | 8 | 16 | 24 | 32 |
レンダリング・スライス | 2 | 2 | 4 | 6 | 8 |
レイ・トレーシング・ユニット | 6 | 8 | 16 | 24 | 32 |
インテル® Xe Matrix Extensions (インテル® XMX) エンジン | 96 | 128 | 256 | 384 | 512 |
Xe ベクトルエンジン | 96 | 128 | 256 | 384 | 512 |
グラフィックス・クロック | 1150MHz | 1150MHz | 900MHz | 1100MHz | 1650MHz |
TBP | 25~35W |
35~50W | 60W | 80~120W |
120W~150W |
PCI Express構成 | Up to PCI Express 4.0 x8 | Up to PCI Express 4.0 x8 | Up to PCI Express 4.0 x8 | Up to PCI Express 4.0 x16 | Up to PCI Express 4.0 x16 |
デバイスID | 0x5694 | 0x5693 | 0x5692 | 0x5691 | 0x5690 |
広帯域専用メモリー | 4GB | 4GB | 8GB | 12GB | 16GB |
対応メモリー | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
グラフィックス・メモリー・インターフェイス | 64bit | 64bit | 128bit | 192bit | 256 bit |
グラフィックス・メモリー・帯域幅 | 112GB/s | 112GB/s |
224GB/s |
336GB/s | 512GB/s |
グラフィックス・メモリー速度 | 14Gbps | 14Gbps | 14Gbps | 14Gbps | 16Gbps |
レイ・トレーシング | 対応 | 対応 |
対応 |
対応 | 対応 |
可変レート・シェーディング (VRS) | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
DirectX対応 | DirectX 12 Ultimate | DirectX 12 Ultimate | DirectX 12 Ultimate | DirectX 12 Ultimate | DirectX 12 Ultimate |
Vulkanサポート | 1.3 | 1.3 | 1.3 | 1.3 | 1.3 |
OpenGL対応 | Up to 4.6 | Up to 4.6 | Up to 4.6 | Up to 4.6 | Up to 4.6 |
OpenCLサポート | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.0 |
マルチフォーマット・コーデック・エンジン | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
Adaptive Sync | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
発売日 | Q1'22(公式表記に準ずる) | Q1'22(公式表記に準ずる) |
Q1'22(公式表記に準ずる) |
Q1'22(公式表記に準ずる) | Q1'22(公式表記に準ずる) |
ワークステーション向けIntel Arc Professional Aシリーズ
ワークステーション向けのIntel Arc Professional Aシリーズには、3つのラインナップがあります。
Intel Arc Pro A30M GPU | Intel Arc Pro A40 GPU | Intel Arc Pro A50 GPU | |
開発コード名 | Alchemist | Alchemist | Alchemist |
マイクロアーキテクチャ | Xe HPG | Xe HPG | Xe HPG |
リソグラフィーの種類 | TSMC N6 | TSMC N6 | TSMC N6 |
システムの種類 | Mobile | Desktop | Desktop |
ステータス | Launched | Launched | Launched |
Xeコア | 8 | 8 | 8 |
レンダリング・スライス | 2 | 2 | 2 |
レイ・トレーシング・ユニット | 8 | 8 | 8 |
インテル® Xe Matrix Extensions (インテル® XMX) エンジン | 128 | 128 | 128 |
Xe ベクトルエンジン | 128 | 128 | 128 |
グラフィックス・クロック | 2000MHz | 2000MHz | 2000MHz |
TBP | 50W |
50W | 75W |
PCI Express構成 | Modern Gen 4.0 Capable, Reliant on Host Laptop Support | 4.0 x 16 (x8 Electrical) with 3.0 Backwards Compatibility | 4.0 x 16 (x8 Electrical) with 3.0 Backwards Compatibility |
デバイスID | - | 0x56B1 | 0x56B1 |
広帯域専用メモリー | 4GB | 6GB | 6GB |
対応メモリー | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
グラフィックス・メモリー・インターフェイス | 64bit | 96bit | 96bit |
グラフィックス・メモリー・帯域幅 | 112GB/s | 192GB/s | 192GB/s |
グラフィックス・メモリー速度 | 14Gbps | 16Gbps | 16Gbps |
レイ・トレーシング | 対応 | 対応 | 対応 |
可変レート・シェーディング (VRS) | 対応 | 対応 | 対応 |
DirectX対応 | DirectX 12 Ultimate | DirectX 12 Ultimate | DirectX 12 Ultimate |
Vulkanサポート | 1.3 | 1.3 | 1.3 |
OpenGL対応 | 4.6 | 4.6 | 4.6 |
OpenCLサポート | 3.0 | 3.0 | 3.0 |
発売日 | Q3'22(公式表記に準ずる) | Q3'22(公式表記に準ずる) | Q3'22(公式表記に準ずる) |
Intel Arc Battlemage
上記の3つのシリーズは、Intel Arcシリーズの第一弾として発売されましたが、第二弾として、Intel Arc Battlemageの発売が予想されています。
しかし、Intel Arc Battlemageの発売日や価格、スペックについてはまだ詳細は公表されていません。
本ページでも、情報が集まり次第、更新します。
Intel Arcシリーズを使用している方の口コミ・評価
Intel Arcシリーズを使用している方の口コミを紹介します。
リアルな使用感を知れるので、Intel Arcシリーズの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください
ゲーム用では無く普段使い用のノーパソを探していたら(youtube、ニコニコ等の動画視聴やちょっとした作業)丁度セール中だったので購入 この値段で12世代のi7と16gbのramという最強過ぎるコスパと外で使っても恥ずかしくない落ち着いたデザインなのでゲーム以外の使用を考えてるならオススメします
【処理速度】
かなり速い
【使いやすさ】
普通に便利に使える
【持ち運びやすさ】
そんなに重くない
【バッテリ】
もちはいい
【画面】
広くて見やすい
【コストパフォーマンス】
最強
【総評】
ゲームはしないけど良いノーパソを探してるならオススメします
※ドスパラ通販サイトより引用
pcを買ったのは2回目になるのですが、今回はビジネス用として使いたかったので予算10万前後で探していたところ、値下げをしていたので購入しました。
量販店と違って、必要なものしかインストールされてないので後が楽でした。
ビジネス用といいつつもゲームをやりたくなるスペックで結局ゲームもやってます!
※ドスパラ通販サイトより引用
主に小学生中学年の子供がマインクラフトやその他軽いゲームと動画編集や文章を書くために購入。試しに重いゲームもやってみたけどさほどラグくはないみたい。
今まで i7の第7世代ノートPCでインテルHD620の低スペックグラフィックだったので、何をするにもまさに天地ほどの差があり、ぬるぬる動くとはこういうことなんだなと感心した。
求めていたスペックもじゅうぶん満たしていて比較的買いやすい価格なので満足。
※ドスパラ通販サイトより引用
コスパがまず高いです。搭載が少ないArc730なのでどうかな?と思いましたが、試しにフォートナイトを動かしましたが、ヌルヌル動いています。熱はそれなりに出ますが、通常の使用では全く感じないくらい静かです。
メモリもストレージも余裕があるので非常におすすめできます。
ゲームに関してはGPUのアップデートさえしっかりできれば大丈夫だとは思います。
※ドスパラ通販サイトより引用
上記の口コミから、Intel Arcシリーズは、動画視聴や文章作成などの普段使いはもちろん、ビジネスやゲーミングなど、幅広いシーンでの活躍が期待できるシリーズだとわかりました。
Intel Arcシリーズのよくある質問
最後に、Intel Arcシリーズのよくある質問を紹介します。
Intel Arcシリーズの導入や機能に関する質問を中心に紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Intel Arc Aシリーズのシステム要件
自分のPCのシステムがIntel Arc Aシリーズの要件を満たしているか確認したい方に向けて、各種要件を紹介します。
システム要件
Intel Arc Aシリーズを使用するためには、以下のシステム要件を満たす必要があります。
CPU | マザーボード |
第 13 世代インテル® Core™・プロセッサー | リサイズ可能な BAR 対応のインテル® 700/600 シリーズ・マザーボード |
第 12 世代インテル® Core™ プロセッサー | リサイズ可能な BAR 対応インテル® 600 シリーズ・マザーボード |
第 11 世代インテル® Core™・プロセッサー 第 10 世代インテル® Core™・プロセッサー |
リサイズ可能な BAR 対応インテル® 500 シリーズ・マザーボード リサイズ可能な BAR 対応インテル® 400 シリーズ・マザーボード |
AMD Ryzen™ 7000 シリーズ・プロセッサー | スマート・アクセス・メモリー対応 AMD 600 シリーズ・マザーボード |
AMD Ryzen™ 5000 シリーズ・プロセッサー 大部分の AMD Ryzen™ 3000 シリーズ・プロセッサー (AMD 3000G シリーズ・プロセッサーを除く) |
スマート・アクセス・メモリー対応 AMD 500 シリーズ・マザーボード |
※Intel公式(外部サイト)より引用
上記は、2023年5月時点での情報です。
変更ならびに更新される可能性があるので、導入する際は、Intelの公式ページの確認をおすすめします。
OSの要件
続いて、OSの要件は、以下のとおりです。
- Windows 10 64 ビット 20H2 以降
- Windows 11 64 ビット版
- Ubuntu 22.04
※Intel公式(外部サイト)より引用
Windows 8以前のOSを使用している方はIntel Arcシリーズに対応していないため、注意が必要です。
また、システム要件と同様に、今後変更や更新される可能性があるので、随時の確認をおすすめします。
マザーボードの要件
マザーボードの要件は、以下のとおりです。
- フルサイズ PCI Express 3.0 (またはそれ以降) x16 スロット
- サイズ変更可能なBAR
※Intel公式(外部サイト)より引用
リサイズ可能なBARを有効にする手順や要件の詳細は、Intel公式に記載があるので、あわせてご確認ください。
Intel Arc Controlでドライバーの自動更新は可能?
Intel Arc Controlは、ドライバーの自動更新が可能です。
ドライバーを自動で更新する方法は、以下のとおりです。
- Intel Arc Controlを開く。
- 「設定」をクリックする。
- 表示されたドライバー情報のなかから「自動更新」のドロップボックスを矢印をクリックする。
- 「ダウンロード」または「ダウンロードとインストール」を選択する。
上記は2023年5月時点での方法です。
今後変更される可能性があるため、Intel Arc Controlのドライバーを自動で更新する際は、公式の「インテル® Arc コントロールを使用してグラフィックス・® ドライバーを自動的に更新する方法(外部サイト)」を都度確認してください。
古いシステムにIntel Arc Controlをインストールするとどうなる?
Intel Arc Controlがサポートされていない古いシステムにインストールすると、エラーが生じて正常に稼働しなかったり、PCが異常をきたす可能性があります。
そのため、Intel Arcシリーズの導入ならびにIntel Arc Controlを使用する際は、要件を満たしているか確認が必要です。
Intel Arc Controlからストリーミングする方法は?
Intel Arc Controlでは、ほかのソフトウェアを使用せずに、Twitchなどに直接ストリーミングできます。
Intel Arc Controlからストリーミングする方法は、以下のとおりです。
- Intel Arc Controlを開き「Studio」タブをクリックする。
- ナビゲーション メニューから「ブロードキャスト」を選択する。
- Intel Arc Controlインターフェースの右上にあるギアアイコンをクリックします。
- Twitchなどのストリーミングサービスでアカウントを登録したときに取得したストリーミングURLとストリームキーを入力します。
- ドロップダウンメニューから、ディスプレイ・オーディオデバイス・マイクなどの各種設定を行います。
- ステップ4で設定したサービスでストリーミングを開始するために「ライブに進む」横にあるスイッチをクリックする。
また、ドライバーの自動更新と同様に、上記は2023年5月時点の情報です。
Intel Arc Controlからストリーミングする際は、Intel公式の「インテル® Arc™ コントロールから直接ストリーミングする方法(外部サイト)」を都度確認してください。