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ゲーミングPCのコスパがいい製品12選!選び方も解説
この記事では、ゲーミングPCのコスパがいい製品12選を紹介します。
選ぶ前の確認事項やパーツ選びのポイントもあわせてお伝えするので、ゲーミングPCの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
目次
ゲーミングPCとは
一般的なPCとの違い
ゲーミングPCは、調べ物や資料作成などの用途で使用する一般的なPCと比べて高性能なのが特徴です。
具体的には、高い処理性能を備えたCPUや、独立したグラフィックボードが搭載されており、高解像度で複雑なグラフィックスを処理します。
加えて、ゲームをプレイするには、高負荷な処理を高速で実行する必要があるため、容量の大きいメモリやストレージ、優れた冷却性能を備えているのも特徴のひとつです。
高性能である分、一般的なPCよりも高価な傾向にありますが、低スペックなPCだと遅延が発生したり、場合によってはゲームをプレイできなかったりするので、ゲームを楽しむには十分なスペックを備えたゲーミングPCが必要です。
ゲーミングPCの主なパーツと役割
ゲーミングPCに搭載された主なパーツとそれぞれの役割を解説します。
快適にゲームをプレイするには、高性能なパーツが不可欠です。
各パーツの重要性を把握したうえで、最適なゲーミングPCを選定しましょう。
CPU
CPUは、日本語で「中央演算処理装置」と訳されるように、コンピューターの司令塔の役割を担っているパーツです。
CPUの性能がPCの処理性能を左右するため、PCにおける「頭脳」や「心臓」に例えられています。
一般的なPCよりも高い処理性能が求められるゲーミングPCにおいては、Intel®製ならIntel® Core™ i5シリーズ、AMD製ならAMD Ryzen™ 5シリーズのCPUが最低限必要です。
より快適にプレイしたいなら、Intel® Core™ i7シリーズ以上、AMD Ryzen™ 7シリーズ以上が推奨されます。
「i」の後に続く数字がグレードを表し、数字が大きいほど高性能です。
グラフィックボード
グラフィックボードは、画像処理に特化したGPUや、ビデオメモリ(VRAM)、冷却ファンで構成されたパーツです。
映像をパソコンに出力する役割を担っており、グラフィックボードの性能がゲームのグラフィックスの質を左右します。
ノートPCは単体のグラフィックボードを搭載できず、CPUと性能が低めの内蔵GPUで映像処理を行うため、ゲームをプレイするならグラフィックボードを搭載したデスクトップPCが適しています。
搭載するグラフィックボードは、高いグラフィック処理性能と低遅延を実現するNVIDIA® GeForce RTX™ 40シリーズがおすすめです。
RTX 40シリーズの製品名は「RTX 40〇〇(数字)」のように表記されますが、〇〇の部分がシリーズ内でのモデルの位置づけ・性能を表しており、数字が大きいほど高性能です。
メモリ
メモリには、CPUの処理内容を一時的に記憶する役割があります。
メモリが大きいほど複数のアプリケーションやソフトウェアを同時に使用できるため、ゲームをしながらSNSやブラウザも同時に立ち上げる場合は、容量にも注目しましょう。
メモリの容量は、最低でも16GBが必要で、32GB以上あればより快適にゲームをプレイできます。
ストレージ
ストレージは、データの読み込みや書き込みを行うパーツです。
主に「SSD」と「HDD」の2種類がありますが、ゲームをするなら読み込み・書き込み速度の速いSSDがおすすめです。
容量は、複数のゲームファイルにも対応できる500GB以上が推奨されています。
また、近年はSSDの上位互換にあたるNVMe SSDを搭載したPCが増えているので、PCを探す際に注目してみてください。
ストレージは「500GB NVMe」のように、容量と規格をあわせて表記されています。
必要スペックと推奨スペックの違いは?
必要スペックは、ゲームをプレイするために最低限必要なスペックを指します。
必要スペックはプレイするゲームによって異なりますが、必要スペックを下回ると、ゲームを立ち上げられなかったり、遅延が発生したりする恐れがあります。
一方で、推奨スペックは、ゲームをより快適にプレイするために必要なスペックです。
安定した動作でゲームを楽しみたい方は、推奨スペックを満たす各種パーツを採用しましょう。
また、上記で紹介した必要スペック・推奨スペックは、あくまでひとつの基準であるため、正確な内容はプレイするゲームの公式サイトから確認しましょう。
コスパがいいゲーミングPCを選ぶ前に確認しておきたい項目
ゲーミングPCを選ぶ前に確認しておきたい項目を3つ紹介します。
スムーズにゲームを始められるように、以下の内容を把握しておきましょう。
プレイ予定のゲームの推奨スペック
まずは、プレイ予定のゲームの推奨スペックを確認しましょう。
ゲーミングPCを購入しても、プレイしたいと思っていたゲームの推奨スペックを下回っていては、快適に遊べずにストレスがたまったり、買い替えを検討したりしなくてはいけません。
また、推奨スペックを確認せずに購入すると、推奨スペックを大きく上回るスペックのゲーミングPCを購入してしまい、結果的に予算を無駄にしてしまった、という事態にも陥りかねません。
ゲームの推奨スペックは、公式サイトから確認できるので、ゲーミングPCの購入前に必ず確認してください。
ゲーム実況ができるスペックか
ゲーム実況を検討している方は、ゲームの推奨スペックを満たしているかとあわせて、安定した配信ができるかも確認しましょう。
配信用PCのスペックは「配信用PCおすすめ6選!推奨スペックや選ぶポイントも解説」で詳しく解説しているので、ぜひご確認ください。
モニターの解像度・リフレッシュレート
よりきれいな映像を楽しみたい方は、購入予定のモニターの解像度やリフレッシュレートの確認もおすすめします。
一般的にゲーミング用のモニターを選ぶ際は、高解像度のグラフィックを楽しむために、フルHD以上の製品を選定します。
ディスプレイが1秒間に画面を書き換える回数を表す「リフレッシュレート」は、ゲーミングモニターなら144Hzが主流です。
高いリフレッシュレートのモニターほど、滑らかな映像を楽しめます。
また、高い没入感を味わいたいなら、ゲームの迫力を感じられ、目が疲れにくい湾曲モニターもおすすめなので、ゲーミングPCとあわせて検討してみてください。
ゲーミングPCのパーツを選ぶ際のポイント
ゲーミングPCのパーツを選ぶ際のポイントを紹介します。
前述したスペック以外にも、パーツを選ぶ際に確認すべきポイントがあるので、ぜひ参考にしてください。
CPUとグラフィックボードはバランスを合わせる
前述のとおり、CPUとグラフィックボードは、ゲーミングPCを稼働するうえで重要なパーツですが、一方の性能が高過ぎると、全体の性能が生かしきれません。
特に、CPUの性能が低いとグラフィックボードの性能を最大限まで引き出せないので、CPUとグラフィックボードのバランスを合わせることが大切です。
例えば、高性能なRTX 40シリーズのグラフィックボードであれば、Core i7シリーズやRyzen 7シリーズのCPUがおすすめです。
CPUクーラーは水冷式がおすすめ
CPUクーラーとは、発熱によるCPUの性能低下を防ぐためのパーツで、特にCore i7シリーズやRyzen 7シリーズなどのハイクラスのCPUや、オーバークロック対応のCPUを搭載したPCに採用されています。
CPUクーラーには「空冷式」と「水冷式」の2種類がありますが、高い処理性能が求められるゲーミングPCの場合は、冷却速度の速い水冷式がおすすめです。
空冷式でも十分に冷却できるので、ほかのPCパーツとあわせてCPUクーラーにも注目してみてください。
電源ユニットは十分な容量を確保する
電源ユニットとは、家庭用コンセントの電流を変換してPC内の各種パーツに電気を供給するパーツです。
電源ユニットの容量が不足していると、十分にCPUやグラフィックボードに電気が供給されず、動作が不安定になったり、本来の性能を発揮できなかったりします。
せっかく高性能なCPUやグラフィックボードを搭載していても、宝の持ち腐れとなってしまうので、十分な容量を備えた電源ユニットを搭載したPCを選びましょう。
具体的には、高性能なゲーミングPCには、650W(80PLUS BRONZE)が採用されているので、確認してみてください。
静音性も確認する
ゲームに集中するためになるべくPCの動作音を小さくしたい方は、静音性にも注目しましょう。
ゲーミングPCによっては、静音性に優れたPCケースや冷却ファンを採用した製品もあるので、チェックしてみましょう。
ゲーミングPCを自作する場合は、静音性を重視するあまり、拡張性が不足している製品を選ばないように注意が必要です。
ゲーミングPCを自作するならマザーボードの選定が重要
マザーボードとは、CPUやグラフィックボードなどのPCの各種パーツを取り付けるための電子回路基板です。
マザーボードにはさまざまな規格があり、規格によって搭載できるパーツの数や大きさが異なるので、ゲーミングPCを自作するなら、前述した推奨スペックのパーツを搭載できるPCを選定しましょう。
高性能なゲーミングPCを作るならミドルタワー以上のPCケースがおすすめ
高性能なゲーミングPCを作るなら、ミドルタワー以上のPCケースがおすすめです。
PCケースには、キューブ型やミニタワーなどの種類がありますが、高性能なパーツを搭載するには、ミドルタワー以上の大きさのPCケースが必要です。
PCケースの選定を誤ると、サイズの大きい高性能なグラフィックボードを搭載できない場合があるため、ゲーミングPCを自作する方は注意しましょう。
コスパがいいおすすめゲーミングPC(デスクトップ)
コスパがいいデスクトップのゲーミングPCを紹介します。
どのPCを選定したらよいかわからない方は、ぜひ参考にしてください。
GALLERIA RM7C-R46T
初心者からプロフェッショナルまでおすすめのコスパに優れたゲーミングPCです。
CPUには、内蔵GPU非搭載のFシリーズにあたるIntel® Core™ i7-14700Fが採用されており、CPU全体の冷却効率が高いのが特徴です。
グラフィックスは、NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Tiで、RTX 40シリーズならではのAIを活用した機能により、没入感の高いゲームプレイを体感できます。
GALLERIA RM5C-R46T
ミドルクラスのCPUとグラボを搭載したゲーミングPCです。
CPUにはCore i7-14700F、グラフィックスにはRTX 40シリーズのミドルクラスにあたるNVIDIA® GeForce RTX™ 4070が採用され、高負荷がかかるゲームプレイでも高い処理性能を発揮します。
また、本体には140mmサイズの冷却ファンが搭載されており、CPUとグラボの性能を最大限に引き出します。
GALLERIA XA7C-R47TS
最新の高性能なパーツを体感したい方におすすめの製品です。
CPUには、Intel® Core™ iシリーズの最新世代である第14世代のIntel® Core™ i7-14700KF、グラフィックスはRTX 40シリーズの最上位モデルのNVIDIA® GeForce RTX™ 4090が採用されています。
メモリ・ストレージの容量も大きく、DDR5メモリがゲームの起動や読み込みを高速に行います。
GALLERIA UA9C-R49
製品名 | GALLERIA RM7C-R46T | GALLERIA RM5C-R46T | GALLERIA RM7C-R47 | GALLERIA XA7C-R47T | GALLERIA XA7C-R48S | GALLERIA ZA7C-R49 | GALLERIA UA9C-R49 |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
CPU | Intel® Core™ i7-14700F | Intel® Core™ i5-14400F | Intel® Core™ i7-14700F | Intel® Core™ i7-14700F | Intel® Core™ i7-14700F | Intel® Core™ i7-14700KF | Intel® Core™ i9-14900KF |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Ti 8GB | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Ti 8GB | NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 12GB | NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 Ti 12GB | NVIDIA® GeForce RTX™ 4080 16GB | NVIDIA® GeForce RTX™ 4090 24GB | NVIDIA® GeForce RTX™ 4090 24GB |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB | 32GB | 32GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD/追加ストレージなし | 500GB (NVMe Gen4)/追加ストレージなし | 500GB NVMe SSD/追加ストレージなし | 1TB NVMe SSD/追加ストレージなし | 1TB NVMe SSD/追加ストレージなし | 1TB Gen4 SSD/追加ストレージなし | 1TB Gen4 SSD/2TB HDD |
コスパに優れたノート型のゲーミングPCです。
ハイエンド向けのIntel® Core™ i7-13700HをCPUに採用しているため、高負荷環境でも高いパフォーマンスを維持します。
また、高速通信のWi-Fi6Eに対応しているので、外出先でも安定したゲームプレイを実現します。
「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」と「Xbox Game Pass」の両方を同梱しているのもうれしいポイントです。
GALLERIA RL5C-R35-5N
NVIDIA® GeForce RTX™ 3050を搭載したGALLERIA Rシリーズの製品です。
15.6インチモニターとサウンドがリアルで没入感のあるゲーム体験を提供します。
GALLERIA RL5R-G165よりも高い処理性能やグラフィック性能を求める方におすすめです。
GALLERIA RL7C-R46-5N
製品名 | GALLERIA XL7C-R46-5 | GALLERIA RL7C-R45-C5N | GALLERIA RL5C-R35-5N | GALLERIA RL7C-R46-5N | GALLERIA UL9C-R49-6 |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
CPU | Intel® Core™ i7-13700H | Intel® Core™ i7-13700H | Intel® Core™ i5-12450H | Intel® Core™ i7-13700H | Intel® Core™ i9-14900HX |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 8GB LaptopGPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4050 6GB LaptopGPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 6GB LaptopGPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 8GB LaptopGPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4090 16GB LaptopGPU |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 32GB |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD/追加ストレージなし | 500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD | 500GB SSD | 1TB Gen4 SSD |
ゲーミングPCのよくある質問
最後に、ゲーミングPCのよくある質問を紹介します。
ゲーミングPCはどれを選んだらいい?
ゲーミングPCを選ぶ際は、プレイするゲームの推奨スペックや予算を鑑みて選定しましょう。
今回は、高性能でコスパに優れたゲーミングPCを紹介したので、ぜひ参考にしてください。
ゲーミングPCはいつまで使える?
ゲーミングPCを使い続けられる年数は、プレイするゲームによって異なります。
例えば、必要スペックぎりぎりのゲーミングPCの場合、数年後にはどのゲームでもスペック不足になってしまう場合があります。
推奨スペックを満たすゲーミングPCであれば、将来的に発売されるゲームでも5年後くらいまでは使用できる可能性があります。
ゲーミングPCは中古で買ったもので大丈夫?
ゲーミングPCは、中古での購入も可能です。
ただし、中古は保証が付いていないケースが多く、故障しても交換対応を断られる可能性があるのでおすすめできません。
また、中古のゲーミングPCは、推奨スペックを満たしていない製品も多いので、快適にゲームをプレイするなら新品がおすすめです。
まとめ
この記事では、コスパがいいゲーミングPC12選を紹介しました。
デスクトップ型とノート型の2種類に分けてお伝えしたので、求める性能や利用シーン、場所に合ったものを選定してください。
選ぶ前に確認しておきたい項目やポイントも紹介したので、ぜひ参考にしてください。